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未来へ続くRPAサービスを目指して|進化を続ける開発者の情熱

PKSHA Associates(パークシャ・アソシエイツ。以下、Associates)では、RPAツール「ロボオペレータ」に加えて、稼働中のロボットを管理・統括するソフトウェア「ロボマネージャ」を提供しています。

反復作業などルーティンワークをロボットが代替してくれるRPAソリューション「ロボオペレータ」。その「ロボオペレータ」を複数運用していく際に役立つのが「ロボマネージャ」です。現場で業務をどのように進めているのか把握でき、いわば“現場監督役”になってくれるソフトウェアとして、大企業様を中心に好評を得ています。

今回はサービス開始時から「ロボマネージャ」のPdMとして活躍している佐藤さんに話を聞きました。

外資系ITベンダから自社製品開発へ | Associatesに入社した理由

ー佐藤さんがAssociatesに入社するまでの経歴を教えてください。

外資系ITベンダで、20年ほど勤務していました。入社してすぐにSAP(統合基幹業務システム)を導入するチームに配属され、配属されてから10年ほどは大手企業様に常駐しながらエンジニアとしての経験値を高めていきました。

振り返れば、この時の経験が今の仕事の財産になっているかもしれません。数年がかりのものから比較的小型のプロジェクトまで、さまざまなプロジェクトに参画する中、お客様とのコミュニケーションを通じて「ここでつまずくのか」「困っているのはこれか」など実情を把握できたからです。

ちなみに、新卒時に配属された部署の部長が、Associatesの代表、沼畑さんでした。一緒のプロジェクトで働いた経験はないのですが、縁を感じますね。

ーすごい縁ですね! 残りの10年はどのようなお仕事をされたのですか?

社内公募で自社製品のソフトウェア事業部へ異動し、ここでも10年ほど勤務していました。自社製品と言っても、日本で企画・開発された製品ではないので、実際にはこれまでやってきたことと変わらなかったんですよね。

また、現場のニーズに製品が対応できなかったり、製品に修正依頼をかけてもなかなか反映されなかったり……。現場の声、お客様の要望に答えられないもどかしい思いを抱えるようになりました。

そのような経験から「いつか製品開発に関わりたい」という思いが少しずつ大きくなっていったんです。正直、「この会社でこれ以上できることはないかもしれない」と考えはじめていた頃に、Associatesから声をかけてもらい、入社することになりました。

ーここで、沼畑さんとの縁が繋がってくるわけですね。

ちょうど「ロボマネージャ」がリリースされるタイミングだったので、その専任を探しているとのことでした。ここなら、自分の経験を活かした自社製品の企画・開発ができると、入社を決めました。

「ロボオペレータ」と共に進化する「ロボマネージャ」 | サービスの特徴と強み

ー「ロボマネージャ」はどのようなソフトウェアなのでしょうか?

「ロボマネージャ」とは、「ロボオペレータ」を管理・管轄するソフトウェアです。複数のロボオペレータを活用している大手企業クライアントを中心に、約60社の企業様に導入されています。いずれも、業界に特化したサービスではないので、幅広い業種・業界に好評です。「ロボオペレータ」の進化と共に「ロボマネージャ」も進化を続けています。

ー佐藤さんの主な業務内容を教えてください。

入社してから「ロボマネージャ」のPdMを任されています。業務委託のメンバーにお願いするところもありますが、基本的には開発、テスト、保守、運用実務まですべてひとりで担当しています。

ー佐藤さんが手掛けた「ロボマネージャ」の機能にはどのようなものがありますか?

いくつかありますが、特徴的なものをあげるとすれば「ロボマネージャ管理ライセンス」です。1つのライセンスで複数のPCにインストールが可能になりました。

たとえば、同時接続できる「最大実行数」を3とすると、2台実行していた場合、残り1台はインストールされているPCならどこからでも「ロボマネージャ」を利用できます。一般的には、ライセンスごとに費用がかかってしまいますが、「ロボマネージャ管理ライセンス」によって運用コストを抑えることもできるようになりました。

「作り手の思い」がサービスを進化させる | Associatesのエンジニアに大切なこと

ー「ロボマネージャ」を運営していく中で、大切にしていることを教えてください。

私自身が大切にしているのは、「ニーズを把握する力」と「技術を突き詰めていく力」、「やる気(思いを形にする力)」の3つです。

エンジニアには「世の中のニーズに応えた製品・サービスを作る」という視点と「自社の技術を活かしたプロダクトアウトで製品をつくっていく」という視点、どちらも必要です。

一緒に働く仲間には、どちらかだけを特化させるのではなく、両方の視点を持って取り組んでほしいですし、Associatesで働いているエンジニアたちには共通している視点だと思いますね。

でもその2つだけでは足りません。加えて大事になるのは「私がこれを作りたい」という強い思い、つまりやる気なんです。サービスへの情熱なしにいいものは追求できません。

ー作り手としての思いを重視しているのですね。

世の中のニーズに応えるだけ、最新技術を盛り込むだけでなく、作り手の思いがあってこそたくさんの方に使っていただける製品になると考えています。

「思いを込めて作る」ことは、エンドユーザーに満足してもらえるようにとサービスを発展させ続けることに繋がります。

「ロボオペレータ」や「ロボマネージャ」は、ITリテラシーが高くない方にもスマホのような操作性で使っていただけるように開発しているツールです。機能面はもちろんですが「実際に使うエンドユーザーが何を求めているのか、必要としていることは何か」とユーザー視点で課題にしっかりと向き合って解決する姿勢が、Associatesのエンジニアにはとても大切だと思います。

種まきを続け、さらなる進化を | 「ロボマネージャ」のこれから

ー今後の目標を教えてください。

人・サービス共に新しい風を取り入れながら、10年、20年先の未来を見据えて種まきを続けることが大切です。親会社であるPKSHA Technologyの技術とも連携し、さらなる発展を目指していきます。

ー「ロボマネージャ」については、どのような進化を予定していますか?

「ロボオペレータ」も進化を続けており、サービスそのものの価値が変わっていくと考えています。「ロボマネージャ」も、進化を続ける「ロボオペレータ」に対応した監視・統制機能アップを続けています。

同時に、ロボマネージャ独自の新機能についても積極的に検討していきたいですね。

たとえばロボマネージャにはこれまでのログ情報が蓄積されているので、将来的にはそのデータも活用できると考えています。過去の情報から未来につながる情報を推察し、「この時間を有効に使えますよ」「こっちのサービスもつかいませんか?」など、お客様に提案できるような機能も追加してみたいです。

こんな製品・サービスを作りたい! と、熱い思いを持ったエンジニアの方はぜひ、カジュアル面談でお話ししましょう!

最後まで、お読みいただきましてありがとうございました。

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取材協力:CASTER BIZ recruiting


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