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4月から先生になるあなたへ(2022年バージョン)

いよいよ今週教師デビューですね。
今は、期待と不安が入り混じっているかと思います。

ずっと、ずっと教師になりたくて、
日々勉強を続け、念願の教師になったわけです。

もちろん、どんな職業でも大変なことがあります
辞めたいと思うこともあると思います。

私は
Teacher’s Bridgeの活動を通じて、
「教職」という職業を通じて価値ある人生の創造をしていく
お手伝いをしています。

今日は、4月から先生になるあなたに向けてエールを送ります。

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若い時こそ「バカ」になるくらい没頭しよう

こんなことを言うと、
時代錯誤かと感じるかと思います。

しかし、プロ野球の選手が入団して、即戦力ルーキーならいざ知らず、
2軍スタートであれば、プロとして必要な身体作りをしたり、自分の「ウリ」を必死で模索し、「ウリ」の部分を徹底的に鍛えたりします。

ボートレーサーの卵なら「ボートレーサー養成所」で1年間徹底的に厳しい訓練を受けた後、晴れてプロデビューをします。

駆け出しの芸人、俳優、落語の前座。
寝食を忘れながら芸を磨きます。

タカラジェンヌは、2年間宝塚音楽学校で厳しい教えを受けて、
タカラジェンヌになります。

料理人は、最初は下働きばかりで、
メインディッシュを作るなんて100年早い。
だから家で料理を作ったり、よその店に行って舌を鍛えたりします。

美容師の見習いは、毎日シャンプーばかりで手が荒れてしまう中、
閉店後にマネキンを使ってカットの勉強をします。

みんな「駆け出し」の頃は先輩たちとは大きな差があります。
だからこそ1日でも早く追いつけるよう精進します。

教師の仕事は、新人もベテランも同じ「教諭」です。
落語界のように「前座」、「二つ目」、「真打」
プロ野球のように「育成」、「二軍」、「一軍」もありません。

ある意味、新人教師は、
プロ野球の高卒ルーキーがいきなり1軍で結果を出せ!
と言っているようなものです。

厳しい世界です。

だからこそ、わからないことはどんどん先輩に聞いてください。
また先輩教師の振る舞いをよく見てください。

こんな場面で自分はこうしたけど、
先輩教師はこうしていた
と見極めることが大切です。


今できることを全力で取り組む

私は教師10年目に、いきなり行政異動(埋蔵文化財)となりました。
埋蔵文化財に従事と言っても、考古学の知識もスキルもありません。(前年に2週間ほどの研修を受けましたが、当時は体験研修くらいだと思ったほどです)

そのうえ、この世界は徒弟性みたいなものがあり、
なんで30も半ばで部活の1年生みたいなことをするんだと、最初は不満たらたらでした。

しかし、しばらくしてから、
できないものはできない。
ならば今できることを全力で取り組もう。

一緒に働いていた補助員さんにこまめに声をかけたり、
先輩調査員から言われたことは機敏に動いたりしました。

もちろん、休日は考古学の本を読んだり、博物館や遺跡の見学をしました。

私が最初に担当した現場ではすごくできる先輩方がおり、先輩方の様子を見て「これがプロなんだ!」と感じました。

埋蔵文化財の仕事は3年従事しました。
しかしこの3年間は私自身を成長させるきっかけとなり、
その後「プロ教師になりたい!!」という思いがわき、教職大学院に入学しました。

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10年経つと「差」が出る

私は非教員養成系の学部出身で、通信教育で小学校2種免許を取得しました。
だから新採の時、初任者研修に行くと、多勢の地元国立大の教育学部出身の先生方を見て引け目を感じました。(高校時代、国立大学に入れる学力もなかったのでなおさら劣等感を感じました)

しかも私の1,2年目は「ダメ教師」でした。
だからこそ学んでいきました。

前述の埋蔵文化財従事から学校現場に戻った年、
3年遅れて10年次研修を受けました。

10年経つと、結婚、出産、育休、
または10年の間に私のような行政異動や日本人学校派遣など人それぞれのキャリアを歩みます。

そうすると、ものすごく輝いている人と、劣化した人と
大きく分かれているな!と感じました。

3年遅れの10年次研修なので、知っている人はほとんどいませんが、
地元国立大学教育学部出身などと感じる人はいませんでした。

4月から先生になり、10年が経てば
大きく「差」が出ます。

10年どう生きるか大切です。


「1万時間」を大切に

よく一流になるには「1万時間の法則」があると言われます。

1日2時間精進の時間を設ければ
1年で730時間
13年半ほどかかります。

あなたが、この仕事で「プロ」として子どもたちや保護者などから信頼を受けたいのであれば、どう時間を活かすか‥あなた次第です。


出会いを大切に

ここまで書くと「遊ぶ時間を割いてまで精進しろ」と昭和的な考えの人間だと思われるかもしれません・・

そこまで追い詰める必要はありませんよ。

心に「ゆとり」をもつことが大事です。

そのために「出会い」を大切にしてください。

「出会い」というと頭に浮かぶのは人ですね。
これまで同学年か、1,2年上下の人くらいしか出会いませんが、
社会人となると自分の親のような人とも付き合うことになります。

また、教員以外の他の職業の人ともつながってください。

さらに出会いは「人」だけでなく、
はじめてやる「遊び」、
人生を変える「映画」や「書籍」、
旅で知らない土地に行くのも「出会い」です。

そんな「出会い」があなたを変える「きっかけ」となります。

教師サポートTBポスター

困った時はいつでもTeacher’s Bridgeに来てください

教師としての「学びはじめ」として

Teacher’s Bridgeは
「教師」という職業を通じて価値ある人生の創造を一緒に考えていくところです。

そこで、
あなたの教師としての「学びはじめ」として、
4月2日(土)13時~17時まで、
今年こそ子どもたちの「やる気」を高める学級づくりを目指す!!
「最強の学級づくり」スタートダッシュセミナーを、
オンライン(Zoom)にて開催します。

2022年4月2日愛妻「最強の学級づくりスタートダッシュセミナー


学校現場に入って、
右も左もわからないまま、
数日間の新学期の準備だけで、
すぐに始業式が始まります。

初めての学級担任、教育実習とは違う一人での授業、
あれれ・・と言う間に心身が疲弊した状態で
ゴールデンウィークを迎えることだけは避けたいですね。

そこでセミナーでは、
〇タイムマネジメント
〇1年間を見通した学級開き
を中心に講義&演習を行います。

また受講されると現場で使えるワークシートや、
セミナー後の事後セッション(無料・希望制)がつきます。

セミナーの詳細&お申し込みは以下の特設サイトをご覧ください。

https://tbseminor.hp.peraichi.com/teachersbridge

一緒に学び合いませんか。

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