9月以降の学級をどう経営していくか
長い夏休みも終わり、いよいよ学校が再開されます。
もうすでに学校が始まっているところもあれば、台風の影響で2日が休校で出鼻をくじかれた人もいるかもしれません。
とはいえ、7月までが、
〇教師と子どもたちとのせめぎあいの中で、「○○先生はここは許してくれて、ここはダメだ」ということを理解する。
〇学級のシステム、授業の取り組みの定着。
ここにエネルギーを集中してきたと思います。
いよいよ9月はこれまで築いてきた土台からステップアップさせていきたいですね。
では、私が9月以降どのようにして学級経営をしていくか。
自分の備忘録も兼ねてお伝えします。
1 7月までに出てきた課題を整理する
今はほとんどの学校で夏休みなどに保護者との「個別面談」があったりするかと思います。
保護者からの話を聴き、
同時に自分が4カ月間取り組んできたこととすり合わせて、
9月以降、この学級の課題を整理すること。
そしてそれぞれの課題に対してどの子供が該当するか。
該当する子は、他の子と同じような「ビジョン」を達成できないかもしれません。
ではその子にたどり着ける「ビジョン」を想定し、どんなアプローチをかければいいのか。
私も、8つの課題と、それに該当する子を分けてみました。
2 行事で育てる
9月以降は学校行事が目白押しです。
運動会、体育祭、文化祭、遠足など、ただ行事をこなすのではなく、
行事を通じて得たい「ビジョン」を描き、そのために集団で同じ矢印を向かせる。
その中で、個々ができることを考える場面を設定したいですね。
もちろん、うまくいかない。
子どもたち同士の衝突もあることは「想定内」として、
もし、うまくいかない時にはどう教師がアプローチするか。
ここも考えておく必要があります。
ぜひ、チームビルディングをしていってください。
3 そして私は毎年やっている
11月から学級レクの一環としてタグラグビーを行います。
私が勤務する学校では10月末に運動会を開催するので、
運動会を通じて学級が円熟し始めたタイミング。
そして涼しくなったころを見計らって。
別にタグラグビーじゃなくてもいいのです・・
あなたの強みで、それが手段となればですが、
私は個人的にラグビーが好きで、
この実践は20年以上やっており、毎回子どもたちは熱中して取り組みます。
熱中しすぎて、時に「ここは花園ラグビー場か?!」
と思う時もあります。
それくらい子どもたちは一生懸命やり、今でも教え子に会うと、
「先生元気?」の次に、「タグやっている?」と聞かれる程です(笑)
このタグラグビー実践には、実はいくつかの「仕掛け」があるのです。
このことについてはまた別な機会にお伝えします。
4 まだここまでいってませんというのであれば・・
以上、9月からの学級経営についてお伝えしましたが、
「私はここまでいってません」と言う方もいるかもしれません。
厳しい言い方を言えば、
学級経営を仕掛けていないのではないでしょうか。
今からでも遅くありません。
9月から仕掛けてください!!
・学級システムが機能しているか。
・人間関係を構築する場面を設定しているか。
・子どもたちの言動に問題はないか。あった場合、問題があった子に不適切な言動であることに気付かせたか。
ここをチェックしてみてください。
追記 新Teacher's Bridgeを立ち上げました!
私のnoteを長い間読んで頂いている方はご存知かと思いますが、
私は昨年度まで起業家として事業を起こし、
その一環として「オンライン教師サポートTeacher's Bridge」を行っていました。
要は個別コンサル、コーチだったのですが。
今年3月で廃業し、
教職に完全復活しました。
そしてこのnoteの名称も「茨城の片隅から教育を語る」と変更しました。
しかし、アカウントを削除したInstagramが未だ生き残っていること。
公式サイトも7月にURLの更新してしまったこと。
そして私の知り合いで、元教師だった某市議会議員の方から
「ぜひ片野のこれまでの経験を若い先生のために何かやってほしい!」と懇願された経緯もあり、
この夏、改めて「新Teacher's Bridge」を立ち上げました。
新Teacher's Bridgeは営利を一切求めません。
なので個別コンサル、コーチング、カウンセリングはしません。
LINE公式アカウントを通じて、
〇情報発信
〇交流会、勉強会の開催
〇LINEによるメッセージのやりとり
をメインに行います。
LINE公式アカウントでの会員登録となりますが、
登録は「無料」です。
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