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あなたは10年後どんな教師として生きたいですか! ~10年経つと成長する教師とそうでない教師と「差」が出ます~

こんにちは。
教育系オンラインサロンTeacher’s Bridge代表片野靖久です。

「教師」という仕事を通じて豊かな人生を創造するために、
〇動画配信など、いつでも、どこでも、何度でも学べる環境の場
〇年齢・校種・地域などを越えた志のある「同志」とつながりながら「同僚性」を構築する場
を提供します。

12月正式オープンに向けて現在会員を募集しています。


毎日遅くまで仕事をこなし、心身を疲弊しながら、
いろいろな子供たちと向き合う。
授業がうまくいかず、教室内で子供たちとのトラブルに対処する・・
自分は教師に向いていないのかなぁ・・
と悩んでいませんか。


その気持ちよくわかります。


私自身も、教師になった1,2年目は「ダメ教師」でした。

子供は授業をまともに聞いてくれない、
私の言うことを聞かない、
クラスはトラブル続出・・

自分に自信を失いかけていました。


しかし、自分が変わるきっかけは「自分が外に向かってアンテナを張ること」でした。


「自分はこうだ!」、「子どもが悪い」などと自分の頭の中で固執しているうちは変化がおきません。


外へ広くアンテナを張り巡らすことで、
今まで見えなかったことが見え始め、
多くの「気付き」や「発見」が生まれ出します。


この「気付き」や「発見」の蓄積が
あなたが「教師」という仕事を通じて豊かな人生を創造していきます。

つまり、
教師が「学び続ける」こと以外に成長はないのです。

学び続ける教師のクラスの教室の子供たちも成長していきます。

学ぶことの意味を教職3年目で知った私は、
どこかでセミナーがあると貪欲に学びに行きました。
北は北海道の帯広、
南は福岡の久留米まで
もちろんただ学びに行くだけでなく、
懇親会で全国の「志」のある先生方と出会い、刺激を受けました。
そこからの「ご縁」もたくさんいいただきました。
(帰りの電車の中で「呑み鉄」をするのも私の楽しみでしたが笑)

こうして、
3年目以降は少しずつ教師らしくなってきました。

しかし、自分が「最初の数年はバカになるくらい学ぶことの大切さ」を知ったのは、
10年目から3年間従事した埋蔵文化財の仕事でした。

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埋蔵文化財の調査員の3年間で「プロの仕事」とは何ぞやかわかった!!

教職9年目にようやく、
「自分は人に恥じない教師になれた!!」
と実感するようになりました。

これまで学び続けてきたことがつながり始めて、
子供たちとの関係が構築できたからです。

当時2校目2年目、
次の年は10年目で10年次研修があるから、
10年次研修を受けてから、次の10年は中学校勤務だ!
と思っていました。
(当時はまだ中学校の先生になりたい!という思いがありました)

しかし、突然行政出向、埋蔵文化財への異動を命じられたのです。

教師としてこれからだ!
という時の突然の行政異動・・

まるでアニメ「巨人の星」に出てくる星一徹が、
1軍昇格の日に「赤紙(召集令状)」が来て、
その後戦地で負傷して選手生命を絶たれた・・
そんな感覚と同じだったことを記憶しています。


自分ができることはたかが知れている・・だからこそ・・

こうして10年目、
心の中でどこかわだかまりを抱きながら
行政出向となりました。


自ら希望したわけでもなく、
しかも考古学の知識や技術はほぼゼロ
(私は史学科を卒業しましたが「文献史学」で、考古学は授業で取った「考古学概論」だけで得た知識だけでした)
そして最初の現場が古墳群・・

まるでスキーの初心者が、
いきなり上級者コースのてっぺんに連れていかれて、
そこから降りろ!
という感覚でした。


しかもこの世界は「徒弟性」みたいなところがあり(当時は)、
新人は先輩調査員よりも早く来て、
準備をしなければなりません。

しかも当時の現場は自宅から1時間もかけて・・

なんで30歳も半ばに、
部活の1年生みたいなことをしなければならないんだ、
しかも1時間もかけて現場に行って・・

最初の数週間は不満たらたらでした。

しかも補助員さんの中には、「ベテラン」がいて、
そうした補助員さんは素人調査員を見下します。

本当に最初は嫌でした。

ところがある時期に、
今は先輩の調査員と同じにはできるはずがない、
ならばできることを一生懸命やるしかない!

と朝の準備も前向きに、
どうしたら無駄な動きをせず短い時間で準備が完了するか
考えて行動したり、
補助員さんとのコミュニケーションも積極的にとったりしました。

それだけでなく、
少しでも調査員らしくなれるよう、
週末は図書館に通って考古学の本を読んだり、
博物館や遺跡巡りをしたりしました。


先輩調査員の「プロ意識」

最初の現場が古墳群でした。
その現場主任は古墳のプロフェッショナルな方でした。

仕事に関しては厳しい人でした。
その先輩から言われたことは毎日メモをしました。

たまに補助員さんを集めて、
遺構や遺物の説明をするのですが、
「すげぇこの人!!」と何度感じたことやら。


また、行政異動をして直後、
当時発刊していた「日経ビジネスasocie」の特集で、
「プロの仕事をする!」というような特集が組まれていました。

この時の特集を読んで、
「プロ意識をもって仕事をするって素敵だな!」と思いました。

ここから発掘調査員という仕事を通じて、
「プロがやる仕事とはなんだろう、この組織に在籍している間に学んで、体感してみよう」
と思うようになりました。


考古学って面白い学問です。
調査するための思考法、まるで「科捜研の女」ばりの科学的なアプローチ
発掘調査員としては、
仕事の段取り、現場主任としてのマネジメント、土建屋のような仕事(実は僕は「地山掘削土留め施工法」という資格をもっており、僕がいれば3m以上の穴が掘れます)、写真撮影
たくさんのことを経験し、学ぶことができました。

3年間在籍し、最初の2年は現場での調査、最後の1年は、整理作業といって、調査報告書の執筆に関わりました。(僕が作成した調査報告書は大学の図書館などに行けば見ることができます)

もし10年次研修を経てからこの世界に入っていたら、
教師の仕事より、考古学の世界に身を投じていたかもしれません。

しかし、私は教師としての「プロ」になりたい!
と決意したので短い期間の中で貪欲に学び吸収しました。

この埋蔵文化財調査員での3年間があったからこそ、
今の自分があります。

そして、この2年後に、
兵庫教育大学大学院(教職大学院)で、学び、
「プロ教師」として自信をもって言えるまで成長することができました。

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10年次研修になると教師としての「差」が出てきます!!

教職9年目を終えて、3年間行政(埋蔵文化財)に従事してから、
再び学校現場に戻りました。

復帰してすぐ「教師としては10年目だから10年次研修受けてね!」と管理職に言われ💦(行政の3年間はカウントしないんだ苦笑))学校に復帰した年、10年次研修を受けました。

私は3年間行政にいたので、初任の時の同期はほぼ「皆無」でした。
まるで浦島太郎のような身になりましたが、
10年次研修を受けると、
「この先生すごい!」と思う人とそうでない人に大きく分かれていることに気付きました。


私は非教員養成系学部出身だったので、
初任者研修の頃は、一大グループとなる地元の国立大教育学部出身の先生を見て、
引け目を感じた覚えがあります。

こいつら国立大の教育学部出身、
自分はしがない私大の教職課程でちょっとした学んでいない。
しかも私は通信教育で小学校の免許を取得したのでなおさら引け目を感じました。

しかしいくら国立大学の教育学部を出た人も、
学ばなければ10年で劣化しています。

もちろん10年で結婚、出産、家族のことや、様々な人生の悩みを抱えるので、
一概に劣化した教師=学んでいない教師とくくるのは軽率ですが、
それでも教師の仕事と自分のことと、
どうリンクさせて、どう成長していくか
自分としっかりと向き合ってきたかどうかで、
10年経てば大きく変わります。

私は3年間の発掘調査員の生活を経て
「プロ意識」をもって仕事に取り組むことができたので、
10年次研修も充実して学ぶことができました。

そして、前述したように、
その後兵庫教育大学大学院で学ぶのですが、
これもたまたま早く研修センターについてロビーにいた時に、
偶然見た兵庫教育大学大学院の入学案内を読んで、
「これまで我流で教育学を学んできたけど、一度体系的に教育学を学んでみたい」
「専門職大学院に入って本物の『プロ教師』になりたい!」
と思うようになりました。

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