【復刻カードのみでデッキ作ってみた】4種類/グリフ復刻
はじめに
先日の復刻発表に合わせて公開されていたカードリストを整理していたところ、デッキのアイディアが浮かんできました。取り急ぎ4つ作ってみましたので、今回は簡単にそれらの紹介させていただき、皆様のデッキ作りの参考になるような記事を書いていけたらと思います
※カード画像は基本的に旧カード、新規カードはバンダイナムコ様のページより引用させていただいております(https://p-bandai.jp/item/item-1000180583/?nr=1)
↑ここに整理したカードリストを置いておきます
デッキ①:大地竜
概要
というわけで、まずは景気よく新規カード5枚を全部ぶっこんだデッキを作ってみました
このデッキは名前の通りそのまんまですが、大地と竜の召喚獣を多く採用し、フラッシュコンボとドラゴンコンボを狙っていくデッキとなっています(「多く採用」といいましたが、大地召喚獣と竜召喚獣を投入できる枚数を全てつっこみました)
考えたこと
まずは初心に帰りフラッシュコンボ軸のデッキを、ということで今回は大地属性を選びました。大地属性は今回ストラクチャーボックスに収録される召喚獣の属性のうち一番多い14枚が収録されており、当然、召喚獣の枚数が多ければ多いほどコンボの安定感が増すため、フラッシュコンボ軸の属性は大地属性に落ち着きました
当然、フラッシュコンボだけでは召喚獣の枚数が足りないため、もう一つの軸のコンボとしてドラゴンコンボを採用することにしました。ドラゴン召喚獣にもダークサイクロンという新規収録の召喚獣がいることから、新規カードをふんだんに使いたいという思惑とも一致しました
ダークサイクロンを採用することで、召喚師を選ぶ際の方向性が見えてきます
今回、どの召喚師でも大地のフラッシュコンボを決めるようにしたいと考えていたため、低レベル帯の召喚師はブリズバルト・ガーではなく、大地を三か所に召喚できる貝属性召喚師のバブを採用しました。しかしながら、バブを採用したとしても大地属性の召喚師がそもそも4人しかいないこともあり、残る一人は大地のフラッシュコンボを狙えない召喚師を選ぶ必要があります。結果的に今回はダグロスを選んだわけですが、その理由は以下の通りです
①このデッキに採用される多くの竜召喚獣を召喚できる
②ダークサイクロンを召喚することができる
③SP封じ召喚獣(ミラージュ)を召喚することができる
④強い召喚師効果を持っている(光召喚獣ガード)
⑤キール・ライトやローラと対面して闇召喚獣が出せなくても、大きな問題にならない(闇召喚獣の採用枚数が少ないため)
とりわけ「③SP封じ召喚獣(ミラージュ)を召喚することができる」が重要で、このデッキにおいてはストラクチャーボックスのなかでは唯一のSP封じ召喚獣であるミラージュを召喚する事ができます
後述しますが、このデッキではバブが圧倒的なフィニッシャーであるため、バブのところでドラゴン召喚獣をしっかり温存できるように立ち回る必要がありますが、バブが召喚できないドラゴン召喚獣は遠慮なく召喚しつつ、ダークサイクロンや自身の光ガード効果でとにかく相手の動きを妨害することを優先します
そしてコスタのところで相手の天をガードしながら手札を整えつつ、ブーメランという強力な専用helpカードを有しているバブでドラゴンコンボを決めるように立ち回るのが基本的な戦略です。当然、ピグラ・ボ―あたりでドラゴンコンボを決めることができていれば、バブはフラッシュコンボを狙っても構いません。戦況に応じて、バブがどちらのコンボを狙うかがかわってきますが、大地でもドラゴンでも、どららでもバブを強く使うことができるデッキとなっています
なお、このデッキはグロンのところが相手召喚師によってデメリット効果が働いてしまい、ドラゴン召喚獣が召喚できなくなる可能性がありますが、後に続く二番手のピグラ・ボーも比較的安定してドラゴンコンボを狙うことができるため、グロンの時はフラッシュコンボを狙うことでそのデメリット効果を軽減することができます
補足
・修行用のローブ
グロンにとっては自身の召喚師効果を消す新カード「修行用のローブ」が邪魔になることはなく、コスタの時はコンボを狙わず手札調整要因と割り切って使用する事から、この新カードは採用してみることにしました(使ってみたいだk(ゴホンゴホンッ)
・ファットバジャー
前述の通り5番手のバブの所でしっかり勝負に行くようにしたいため、ダグロスのところでは竜召喚獣を温存するためにファットバジャーを採用。ファットバジャーが引けていればダグロスのところで召喚し、バブが召喚できる属性のドラゴンは温存しておきます。また、ワンチャン、エンジェルツムリが1000年で100パワーに原点変化したときに100ハリケーンコンボを狙える&パワー勝負で負けないようなことも配慮してファットバジャーを入れてみました(使いたいだk)
デッキ②:テラ・ゴーコの春
概要
お次はテラ・ゴーコを主役に据えたデッキ、「テラ・ゴーコの春」のご紹介です。セクシーコンボと40ハリケーンコンボをメインウエポンとしながら、枚数が少ないのでサブウエポン扱いとなりますがSP封じ召喚獣ミラージュを交えた20ハリケーンコンボを狙うデッキです
詳細は省きますが、グリフの全カードが使える環境ではまず使われることのなかったテラ・ゴーコ。この枚数が絞られた環境では活躍することができます(普通に強いと思います)。テラ・ゴーコを祝うべく、たくさんの女性召喚師と女性召喚獣が駆けつけてきてくれた、という設定です
考えたこと
冗談はさておき、デッキの中身の話に移りましょう。テラ・ゴーコには召喚師能力はなく、普通の火のLv5の召喚師(バニラ召喚師という言い方が近いかもしれません)。火属性のフラッシュコンボは狙えませんが、代わりに狙いやすい4倍コンボが複数あり、それが今回採用した
・セクシーコンボ
・40ハリケーンコンボ
・20ハリケーンコンボ
となります。今回のストラクチャーボックスではセクシーコンボの構成員となる女性召喚獣がなんとグリフ環境に存在するすべての枚数が収録されており注目のコンボとなっておりますが、そのセクシーコンボ、なんとテラゴーコはプロスティーを除く12枚中11枚召喚することができる優秀な召喚属性を有しています
全カードプールが使える普通のグリフ環境であればセクシーコンボでlv5の召喚師を採用する場合はローラあたりが筆頭となるのですが、このストラクチャー構築だけで見た場合は、テラ・ゴーコも侮れない強さを発揮します
その理由。今回は機械属性のSP封じ召喚獣であるベータウェーブがセット内容に含まれておらず、ローラはSP封じ召喚獣が召喚できません。そのため、SP封じ召喚獣を交えてハリケーンコンボを狙う場合はどうしてもミラージュという黄金召喚獣を呼ぶための召喚属性が必要となりますが、テラ・ゴーコの右には光り輝く黄金の召喚属性が存在するのです
そう!テラ・ゴーコはセクシーコンボと20ハリケーンコンボを両方無理なく狙うことができるのだ!この環境においては20ハリケーンコンボを安定して狙える召喚師が少なく、テラ・ゴーコは20ハリケーンコンボを狙える召喚師の筆頭となります
その二つのコンボだけでは召喚獣の枠が埋まらないため、残るはテラ・ゴーコの召喚属性とにらめっこした結果、40ハリケーンに落ち着きました。今回のストラクチャーボックスでは、40パワーの召喚獣も比較的多く収録されており、狙いどころのコンボの一つといえると思います
という感じで、テラ・ゴーコをフル接待した召喚獣に合う召喚師を選んだ結果が、記載の召喚師となります(コスタは最後にまとめて記載するのでここでは省略します)
補足
・マダム・ゼニ―
このデッキの低レベル帯の召喚師はマダム・ゼニーを採用しました。基本的にコンボは4倍コンボしか狙えないので、先ほどのデッキのバブと同様コスタの所で手札を整える必要がありますが、注目したのはマダム・ゼニーの抜き手です
なんとマダム・ゼニーの抜き手は驚異の2!これが何を意味するかというと、相手のhelpとSPをシャットアウトするという強力な専用helpを有しているクピクピとバブから後攻を取る事ができるのです!
それぞれのバブ・クピクピ専用helpカードが出てくるのは、大体4手目なので、マダム・ゼニ―のところで強力なメタカード「貝獣仙人爆発」を持っている場合は、バブないしクピクピが専用helpを出した後に後出しじゃんけんで出す事ができ、「貝銃仙人爆発」の無駄打ちを避けることができるのです
デッキ③:セクシーシェルドラゴン
概要
お次は強力な4倍コンボを3積したデッキです。すなわち、ドラゴン・貝獣・セクシーという4倍コンボの中でもハリケーンコンボよりも強いコンボをたくさん入れたデッキとなっています
考えたこと
正直概要の通りですが、とにかく強いコンボを上から全部入れてみるかということで作ってみたのですが、このデッキは結構欲張って召喚獣を採用した結果回すのが結構難しく、何ならまだ迷っているところもあります。
正直、リルサとトンガリについてはそれぞれ手札に応じてセクシーとドラゴンを狙っていけばいいのですが(トンガリについては貝獣も)、問題はカメレーンです
まずはカメレーンを採用した理由から。今回のデッキにおいては明確な意図をもってカメレーンを採用したのですが、その理由は召喚師効果による虫ガード効果(回復不能)です。そう!虫をガードしてくれることでセクシーコンボであるあの害虫召喚獣・スケイラーから女性を守ることができるのです
このカメレーンの召喚師効果を生かしてセクシーコンボで強く攻めたいのですが、回してみるとなかなかカメレーンのところでセクシーコンボを決め切れない状況が多いこと。。。
理由はわかっており、カメレーンは黄金と闇属性の召喚属性があることから黄金召喚獣の守銭奴の塊と闇召喚獣のプロスティーを召喚できる一方、召喚属性に光属性がないため女性の光召喚獣であるパタミア、チャーム、フェザースノーを呼ぶことができないのです。セクシーコンボを狙うにあたって光召喚獣を召喚する事ができないというのは結構致命的で、カメレーンのところの立ち回りは検討の余地があると考えています(発売まで、こういう試行錯誤も全力で楽しみたいと思います(^^))
とは言いつつも、ドラゴン、セクシー、貝獣という強力な4倍コンボを狙うことができるため楽しいですし、バブと同様最後に控えるクピクピが専用カードとセットでドラゴンor貝獣の4倍コンボでフィニッシュできればかなりの爽快感を味わうことができます
補足
※特になし。練習します
デッキ④:バード76
概要
最後は70ハリケーンと60ハリケーン、それと鳥を混ぜた三つのコンボを狙うデッキです。コンボの強さとしては、先ほどのセクシーシェルドラゴンのデッキには劣りますが、このデッキはこれまで作ったデッキとは違う視点で作ってみました
考えたこと
これまでのデッキは「コンボ」に主軸を置きデッキの中身を考えたのですが、このデッキではもちろん「コンボ」も念頭においてはおりますが、それ以上に「ガード能力を有した召喚獣」に軸を置いてデッキを考えました
今回収録された召喚獣の中で、「コンボを狙いつつガード能力を有した召喚獣」を探したところ、今のところサブ属性が鳥の召喚獣が優秀であると考えました。例えばレッドティラノのようにキャリオンクローラーとオメガビートルなど特定の召喚獣指定のガード効果は弱いと思いますが、鳥召喚獣には闇召喚獣や虫や魚などのある程度広範囲に召喚獣をガードできるカードが多く注目してみました
まとめると鳥召喚獣には
・虫ガード・・・3枚
・魚ガード・・・2枚
・闇ヤード・・・1枚
・クピクピの天ガード・・・1枚
と、7枚ほどガード効果を持つカードが収録されております。また、テラゴーコの春のところで20ハリケーンに触れましたが、20召喚獣には虫や魚の召喚獣が多く、対20ハリケーンに対していやらしいことができるというのもポイントだと思います(ミラージュ+天の奇跡とかで簡単に返されちゃうんですけどね)
さらに!今回のストラクチャーボックスでは、鳥召喚獣をガードするカードの収録枚数が少なくなっています!チャンス!!!参考に、今回収録されていない害悪召喚獣を紹介しておきましょう
というわけで、これらの害悪召喚獣がいないため、ストラクチャーボックス環境では鳥召喚獣の居心地は比較的よろしいと考えました
まだちゃんと確認しておりませんが、唯一ウッドンが鳥召喚獣をガードするカードとして採用されていると思われます。が、まあウッドン1枚なら鳥ガードされても大きい影響は。。。まてよ、逆にこっちがウッドンを採用しながらコンボ狙いに行けば熱くないか!ということでウッドンの60パワーを採用した60ハリケーンがもう一つのコンボとして決まります(こういう風にデッキができていくのですね(楽しい))
ということで、60パワー召喚獣と、なんか70も相性がよさそうだったのでデッキを作ってみた(ついでにティーノもいれちゃう)ところ、最終的にガード効果を持った召喚獣が
・虫ガード・・・3枚
・魚ガード・・・3枚
・鳥ガード・・・1枚
・獣ガード・・・1枚
・闇ヤード・・・1枚
・クピクピの天ガード・・・1枚
・障壁ガード・・・1枚
・偶数パワーガード・・・1枚
・パワー吸い取る・・・1枚
・左右ガード・・・2枚※エンジェルツムリもカウントしちゃう
15枚となります(ツムリもカウントしちゃっているけど)。ということで、相手の盤面を妨害しながら自分のコンボを通していくというコンセプトのデッキが出来上がりました
補足
・ジフタル
ジフタルは先ほどのマダムゼニ―と同様、抜き手が9以下であることと、60召喚獣にジフタルに呼ばれるとパワーアップを果たす専用召喚獣が2枚いることが面白いと思い採用しました。基本的には頑張って70ハリケーンをねらいたいところですが、専用召喚獣によるパワー勝ちや、ミラージュを用いたフラッシュなど、意外に幅広く戦うことができます
デッキを作って感じたこと
ここからはこのストラクチャーボックス収録カードのみでデッキを作って感じたことをつらつらと書いて行きたいと思います
コスタについて
今回、コスタが注目カードの一枚であることは間違いないと思います。真バザズーと同じく召喚師効果による天ガードは圧倒的な強さをほこり、それはこの環境でも同様の強さを発揮する事でしょう
今回のデッキでは脳死的に()全部コスタ採用にしてしまいましたが、高齢ということで各召喚師から総攻撃にあうこともありえることから、年齢と性別不詳の各種フーの採用も十分考えられると思います。この辺りは追って検証していきたいと思います
エンジェルツムリと1000年について
今回の収録カードセットでは、helpカードの枠が少なく、余りがちなところになります。となると、召喚獣の枠と召喚師の召喚属性次第ではありますが、
・召喚獣とhelpの枠がそれぞれ1枚ずつあまっている
・召喚師5人内、3人以上大気属性を召喚する事ができる
のであれば、千年とセットで左右をガードできるエンジェルツムリの採用はありかもと思いました(余ってるならこの2枚入れるの有りかと)
3つの軸でデッキをつくる?
今回のストラクチャーボックスでデッキを作る場合、3軸のコンボを狙うデッキ作りとなることが大半かと思います。普段は貝獣と20ハリケーンとか、2軸のコンボを狙う召喚獣でデッキを作っていくかと思いますが、今回は収録される召喚獣の枚数に限りがあることから、3軸が主体となるかなと
フラッシュコンボと何らかの4倍コンボでデッキを作る場合は2軸で事足りるかもしれませんが、4倍軸を複数並べようとすると、おそらく3軸になるのではと思います(特に、貝と20ハリの枚数が少ないため)
最後に
参考に作ったデッキと考え方について公開してみましたがいかがだったでしょうか?まだまだ発売まで期間がありますので、それまでまだまだいろんなデッキを考えて楽しみたいと思います。それではここまで読んでいただきありがとうございました。ではまたねー!