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Running week2019 トークショー

走らないひと(筆者)が走るひと(推し)の話を

聴くのがすきで隅々まで聴きたいから

メモる習慣がつきました。

メモするだけでは終われないので

書き起す作業をいつもやっています。

一言一句同じではないですが

少しでも雰囲気が伝われば幸いです。

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走るひと 編集長 上田さん(U)
MUSICA 発行人 鹿野さん(S)
WIRED 編集長 松島さん(M)

3人のトークセッション

ランニングスタイルを交えた自己紹介

松島さん
トレイルランニング中心のランナー

※トレイルランニング
→自然の中をランニングすること
舗装されていないところ、岩場で容易には走れない紐が垂れているようなところを他人と協力したりしてクリアしていく
クマが出そうなところを、鈴をつけながら走る
そういったことで応用性のあるかないかが重要だという話をしていた


鹿野さん
年2-3回フルマラソン
最近は
40キロ超えたところで足がつり
4時間の壁に悩む街ランナー

上田さん
年4.5回フルマラソン参加するも ほぼ取材
しかし今年
東京マラソンをプライベートに走ることになり
3ヶ月の間
8キロ短い距離をはやく走る練習して
3時間7分という好タイムをたたき出す
走るひと編集長


Q走るひと(編集長が走るの)が速くていいの?

U)走るのが速いがいいという雑誌でないと伝えたい

M)でもそういう速さをもっているひとが
あえてタイムなど気にしないライフスタイルなランニングを
語る雑誌もかっこいいのでは?


BORN TO RUN (松島さんが翻訳を手がけた)本から

Qランナーは怪我をするのはなぜ?

(M)
今は高性能なシューズなど
ひとが走りやすくするものがあるけど
逆に人を守るような
そういうものを履いているのが原因なのでは?

タライラマ(元々の素質で走るのが得意な)民族の人はサンダルという軽装で走ってる。
が余裕でマラソンを完走する。

昔は裸足やわらじサンダルなどで走っていたが
靴を履くこと走り方で昔と変わったから
ケガをすることが増えたのではないかという
仮説。


どう走りたいのかが大切で
それを松島さんは
昔はコンクリじゃないところ走っていた人のことを考えると
ケガなく健全に走ることは
トレイルランニングをすることに繋がると思い実践している。
ナチュラルランニング



(S)
走るときには音楽は聴かない派
BPM
人それぞれのリズムがあって
そのリズムBPMに音楽を合わせるのが難しいし
日によってコンディションによっても変わる



(U)
色んな人からもらう言葉
色んなフィルターを通したランニングを
きりとりたい。
人に関わっているのが大事

(S)
音楽を作る人に音楽の話よりも
人生観やライフスタイルをきく

音楽を作る人に走ることをきく
こういう媒体は必要。

(U)
ロックミュージシャンはめっちゃ走ってる

歌うことが身体に携わっているから?
ランニングを通して知った


ミュージシャンもWIRED読んでる

音楽⟷テクノロジー⟷走るの関係性

ここで大東さん登場~~!!

(D)
誰よりもはやく入ってたのにでるの
1番遅くて後ろで聴いていたかった!!


役者なので役作りで走ることが多い

走ってるときに無心になることがない

音楽を聴いても何か考えてしまうから
きかなくなった
音楽は情景を切り取っているもので
走ることには必要がない

どういうときに走りたい?
(S)
朝に嫌なことを消す、すっきり
(U)
ストレスを外部化する
(M)
人と関わる前に準備するために
(D)
1日をクレンズするために1日終わらすために夜ラン派

(D)
光が大切で
ものを書いたりするときは
朝イチが1番向いてる
逆に朝だとちゃんとしようとしちゃうから
色んなことをかんがえてしまうから
夜走ることで色んな考えを省いてくれる
朝とはまた違った判断をする


それを聴いた鹿野さん
これで1曲できるねw


Q走ることがwell-being?

(U)
走るひととしては言わないようにしている
走ることはいいよっていうと反発もあるから
言い方に気をつけている

(S)
啓蒙にたいする反発は少なからずある

それがジャーナリズムにも繋がる
人は弱いから人の意見を必要としてる
セカンドオピニオンで合っているか 違うを確認する
メディアでは人を必要としてる


(S)
東京マラソンは
多くの人を見る場所

普段は自分の雑誌を立ち読みしてる
人を観察しているけど

そんな比にならないくらいの人が
沿道にいて声援をもらう

ボランティアの人のモチベーションの高さ

人間としてのエネルギーを
もらうことができる場所


(D)
NYシティマラソン
おもろかった
何キロごとに街の作りも変わるし人も変わる

熱量も違う

ステージを作って、バンドが演奏していたり
ゴスペルを披露していたり

(M)
走るひとが時計を気にしなくなったらwell-being

記録やタイムはある種KPIだから
そこを考えないようになったら
よりよくなる


普段仕事で目標に向けてコツコツやっているのに
休みのときまで、コツコツやる必要ある?



テクノロジー⟷自然
自然は人間に容赦なく厳しい
そこをあえて走りきることで

人として謙虚な気持ちを思わせてくれる
そういう体験が
人に優しく接することに繋がる



Qどうやったら走る人が増える?



(D)
役者として幸福を感じたのは
人生の選択肢が増えたこと

水泳選手の役で泳げるようになった

経験して選択肢を増やすことが幸福

今自分は
石を自分の形にして切っていく作業をしている過程にある


色んなひとがいていい
自由に走ってる人がいることで
周りの好奇心も駆り立てられる
それが新しいエネルギーに繋がる。


役者として人生にない役をやっていることで
面白くなくなる瞬間もある。

せっかく撮ったものでも
OAがまだ先だったりもう既にOA終わってるものだったりで
共有か難しいこともある。

感性を経験から発見することを
役者は出会いやすい立場にあるけど
ちゃんとこの役ならこんなことを得られそうと
意識して役に挑んでいる


(S)
大東は
批評的(客観的にみている)
役者は自己表現以外を求められるけど
視聴者としては自己表現してるようにも見える
そんな自分を常に批評的に見れる部分は
見習いたい


(U)
大東の話はいつも聴いているけど
選択肢に置き換えられるのは
遊びということ

無駄をいかに楽しめるのかが遊び
無駄によって知識を得る

遊びを身につけられることが
これから生きていく中で必要な力


また下の世代にも語り継ぐことも大切

お金をもっている大人ばかりが
走ることを楽しんでいても
子どもには経済力もないが
いずれはお金を持ち
大きくなった時に
走る楽しさを知らないと
増えていかない

(D)
NYシティマラソンでは
デニムで走る人
子ども
おばあちゃん
などなど
みんなそれそれの走り方をもって
参加していたそういう文化があった

日本にもそういう文化が根付く必要がある



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