君の光でありたい話
はじめまして。君の名前は知ってるよ。
私は君のことを応援している中の1人に過ぎません。
だけど君のことが本当に大好きなので、読まれなくても構わないから言葉を残させてね。
RAD WEEKENDに出会って、歌が君の全てになった。自分に才能がないことなんて誰に言われなくても君が誰よりもわかっているのに、ひどい言葉をたくさん言われた。
歌にルーツのない君ははただがむしゃらに練習をするしかなかった。喉が潰れて声が出なくなっちゃっても、歌い続けた。
そんな時、君は憧れが生まれた箱で歌う機会をもらった。でもそこで君は失敗してしまった。自分で憧れが生まれた大切な場所に泥を塗ってしまったと、その後たまたま会った憧れの人に、かっこ悪いところまで見られてしまった。
悔しいなんて言葉では済まなかったと思う。自分を許せなくなってしまった。信じられなくなってしまった。
多分、多分なんだけど、君は自分のことがあんまり好きじゃないんじゃないかな。嫌いではない、にしても、好きとは言えないんじゃないかな?
少なくとも、あの日の少し幼かった君は自分のことを嫌いになりかけてしまったんじゃないかと思う。
それでも憧れの人に言葉をもらって、歌って、歌って、歌い続けて、相棒を見つけて、チームを組んだ。今は少しずつ、きっと君の夢に近づけていると、きっと君も思ってるんじゃないかな?本当にストイックな君だから、きっと思い上がるようなことはないだろうし、これからも努力を続けていくんだろうね。
「月光」という曲で、君が歌う「あなた」は、きっとあの憧れの人のことや、君の仲間のことなんじゃないかなって私は思っているんだけど、どうだろう?
スポットライトに照らされた、歌にルーツがあったり、そもそもの才能があったりだとかする仲間たちのことは、きっと追いかける存在ではなく、一緒に高みを目指せる存在のことだと思っていて、君がずっとずっと憧れているあの人は、ずっと追いかけている存在なんだよね。
唐突なんだけれど、私は君の光でありたいとずっとずっと思っています。まあ、君のことは私は太陽だと思っているんだけどね?きっとそんな柄じゃないって言うんだろうな。
話が逸れちゃったけど、君が歌い続けることをやめてしまうことはないと信じているし、私は君の歌声が世界で一番大好きで、何にも負けないものだと思っていて、その歌声で絶対にいつか君の夢を叶えられると信じているんだけど、ほら、太陽だって、雲に隠れたりすると光れなくなるでしょう?
きっと人生の壁にぶつかることがあると思うんだ。それは人間だからなのであって、君の努力が足りないとかでは絶対にない。練習しすぎて身体を壊したら元も子もないから、ちゃんと寝て、ちゃんと食べて、たまには学生らしく勉強もしてほしいかな(補習があると練習できなくなっちゃうからね)
君に足りないものはなくても、人間は絶対に夢を叶える時に壁にぶつかるし、それを乗り越える時に自分だけではどうしようもないことも絶対にあると思うんだ。
君には素敵な相棒とチームの仲間がいるから私なんかは必要ないのかもしれない。もちろんその方がいいに決まってる。私は君のことが大好きだけど、君が夢を叶えるのにあの子たちの存在は必要不可欠だからね。
それでも、もし、もし少しでももやついてしまったり、自分のやってきたことを少しでも正しいか考え直してしまう時があったら、
私が全力で君を照らすよ。
そこに辿り着くまでに君がしてきた努力に勝るものなどない。
君のリーダーシップが、かけてきた言葉があったから今の相棒とチームがいるんだ。
いつも仲間思いで、優しくて、でもダメなことはちゃんと指摘できる。
いつも真っ直ぐ夢を越えることに真剣で、ブレることがない。
嬉しいことは嬉しいって言っていいんだよ。同じように辛いことは辛いって言ってもいいんだよ。そこからまた走り出せばいい。止まることは悪じゃない。また走り出すための準備をしてるだけだから。最後に、
君の歌声は世界で一番だ。歌で世界を変えられる。病気だって治るし意欲だって湧いてくるし戦争だって止められるよ。
……大袈裟かな?君は笑うのかな?私は冗談じゃなく、君の全てには魅力があると思っているよ。その中でも磨き続けてきた歌声には本当にこれくらいの力があると思っているよ。
だから、安心して、心臓が高鳴る方へ走り続けて。
君の道は、私がずっとずっと照らすから。
心の底から君の夢を応援しています。
君の光でありたい。