目覚めと朝散歩
今朝は不思議な夢の中から目覚めた。。
この1週間ほど、陰か陽か、って言ったら陰的な出来事や思考の多い時間が続いていた。
同僚から突っかかるような憂さ晴らしのような発言をくらってもんもんしたり、初めての山道を車で走ってたら急に空が暗くなって土砂降りになったとき恐怖の感情がフラッシュバッグして来てずとーんとなったり、期待して入ったカレー屋さんが全然美味しいと思えなくて残念だったり、、、
なんでこんなに続くんだろう？と自分に耳を傾けても、これという応答はなく、そんな時もあるよね、って過ごすしかない時間。
因みにそういう時って、やたらと遠出したくなる＝家や職場にじっとしてられなくなる。何かを振り払って、重苦しい現状から抜け出そうともがいてる時の行動。
何かを振り払う。。ってなにを振りはらいたいのか？
そんな中、昨日は久しぶりにカイロプラクティックにお世話になった。
先週に予約してて、でも少し遠いなぁとか、今月は治療にお金使いすぎだしなぁとか、もじもじしながらもカイロへ向かった。もじもじしてたので２０分遅刻。。
でも、その先生の腕はやっぱり確かで、驚くほど芯からほぐされて脱力してしまう。先生はほわほわの手で、力なんてほとんど使ってないような施術を全身に施す。(カイロプラクティックって巷では胡散臭く扱われることが多い気がするけど、本当に勉強して才がある人は凄いんだと今の先生に気付かされた)
どんなに不自然に自分が力んでたかを思い知らされた。力みに半強制的に気付かされ手放せた時に、このところの陰な傾向は昔の癖がぶり返してたのか…と思えてた。
先月までの春の養蚕の1か月間、蚕の成長に合わせて忙しさに流されるがままに毎日働いて、それによって感情が薄く浅くなっていってるのを感じていた。昔はこんな心持ちだったなぁと思いながらも、思うだけでそのまま流されてゆく毎日…
身体はそれに伴って、以前の不自然な力みによる均衡に戻ってしまってたようで、身体も不調。
何かを振り払いたくってもがいてたのは、以前に持っていて再び呼び戻してしまった心身の癖。だったか、と知った。
そんな昨日の夕方は、芯からほぐれた身体でベッドに潜り込んだ。
そして印象的な夢を見た。
暗い森の中、緑の柵を越えて向こうへ歩いて行く。少し怖いと思いながら、でも好奇心なのか？進みたくて進む。
その森から出ると、あの柵の向こうで恐ろしい事件が起きてたことを思い出した。
そしてある男性を訪ね、恐ろしい場所に足を踏み入れてしまったからお祓いをしてほしい、と頼む。
「あの森は怖い場所だったかもしれないけど、もう大丈夫だよ。確かに怖いことがあった場所なんだ、でももうすぐ、人が沢山やってくる賑やかな場所になっていく。怖い場所だったところも怖くない場所に変わっていく。だから怖さを抱えなくて、もう大丈夫。お祓いもしなくて大丈夫。」
そう言われて「本当かなぁ、怖かったんだけどなぁ」と思いながら目覚めた今朝。
森は暗いけど綺麗な場所だった。人が沢山来たら、明るくて清々しい場所になるのかもと想像できた。
私の中に怖かった場所が確かに存在するんだけど、でもきっとそれも変化していくんだろうと思えて救われた。そんな夢だった。
そしてベッドから出て、久しぶりにタツと朝散歩を楽しんだ。
深い霧に包まれながら、タツとお喋りしながら、綺麗な景色を味わった今朝は心身はリフレッシュしているのを実感した。
後日追記◎
過去の陰な癖がぶり返してた、は
陰な癖で自分を縛ってた、とも言い換えることができるな…と。
不自然なアンバランスな身体の力みと均衡から解放されて穏やかな気持ちになれたってことは、そういうことなんだと思う。
怖かった場所や怖かった場所に居た時の癖、
それが怖く無くなってゆく過程は、過去の縛りから自分の心身が解放されてゆくことなんだろう。