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「抗がん剤治療を薦めます」と言われ。
退院2週間後外来にて
1月末、外来診察。
血液検査、レントゲン検査とも異常なく体調回復も順調で1月最終週に仕事も再開。
この日の診察で、抗がん剤治療をした方がいいだろうという関係医師団の結論となったことを担当医から伝えられる。
????退院時の説明では必要ないとのことだったが…確かに静脈に脈管侵襲があり、これが再発リスクの可能性になるということは説明されたが。
このことが抗がん剤治療をした方がいいということになったようだ。
担当医的には必要ないとの結論だったが、チームで協議の末覆されたということだ。
うーむ🤔
この日は、仕事中もいろいろ考えた。
単純に抗がん剤治療は、極力したくないという気持ちが自分の中にあったからだけど、仕事をしながら治療を受けている人も実際たくさんおられるんだけど。まあ副作用が嫌だというのもある。何より、自分のガンステージがⅡAだということが渋る理由だったと思う。
退院して、抗がん剤治療の必要性(今回の大腸がん→横行結腸癌に関して)について調べていくと、ハイリスクとされる中に脈管侵襲も含まれているが、国内外でも見解は必ずしも一致しないことが読み取れる。また、行う行わないどちらに対しても「弱く推奨する」という文言で、まだ研究半ばなのだろう。
結局のところ、決めるのは当事者である私自身なのだがその決定的な決断のための理由を探していたのだと思う。治療を受けると決めました。
職場に抗がん剤治療経験をされた方の話を伺いながら、幾度となく決めるのは私だということを理解しながら迷う。
夫は「治療受けた方がいい」と即答…だろうなぁ。
念には念をおしといた方がいいのかなと腹を括る。そうそう、もう一つ決断鈍る理由が、2週間の入院だ。ええ〜、また!?というのが正直な気持ち。その裏には、また仕事休まなきゃなんないじゃんがあった。
でも、職場は寛容でとにかく健康であることが何より大切だから自分の体を第一に考えて治療に専念すべしというスタンスで向き合ってくれたことは本当に感謝。
ということで治療することに。今日から抗がん剤治療が始まる。
昨日(2/12)入院し、本日から開始。投薬はS-1で、朝夕二錠ずつ服薬する。2週間という入院期間は他の体験者の方のブログを読んでもほぼお目にかからない。よく言えば、丁寧な治療を心がけている?のか。
4週間服薬し、2週間休止を半年間続けるとの説明だったが、昨日の外来での説明は2年間⁉️ え??!!
これについても質問すると…某先生の経験値からの考えだそうだ。ふーむ。治療の有無も含め、なんだか見えてきた(内部事情)。ありがちだな。
ただ、担当医曰く、強制ではないことと2年間というのは当病院の方針なので、経過観察しながら、続けるかやめるかは患者側で判断できること。
自分の体のことなので、継続した学びが必要だと改めて感じた。と同時に事実および事象を認識すること、他者の体験はその人の体験として自分に置き換えないことを今後も肝に銘じたい。