第15話 株とEVOトークンは現金化困難
毎回指摘しているひどいウソのプレゼンで騙された方々に追い討ちをかけてしまうようで心が痛むのだが、今回もまたショックな真実をお伝えする。
株もEVOトークンも換金出来る
可能性ほぼゼロ
心して読んでほしい。
まずこの根拠について最初に理解していただきたいのが相対取引についてだ。
わかりやすく噛み砕く。
例えばあなたが商品券1万円分を持ってると仮定しよう。
この商品券を売りたい場合、2つの方法がある。
1つは金券ショップで買ってもらう。
もう一つはフリーマーケットなどで誰かに直接買ってもらう。
当然金券ショップは無条件に買ってくれる。
一方直接買ってもらう場合は相手を探して初めて売買交渉が成立することになる。
この後者のことを相対取引と呼ぶ。
それを踏まえて、
VYVOの株とEVOトークンは両方とも相対取引でしか売買出来ないのだ。
まずは株について解説する
HLOC株(のちにvyvoになるそうだが)は14話でも指摘した通りOTC Pinkの市場。
つまり皆さんの株が仮に自分名義になったところで、自分で買い手を探さないことには売れないということなのだ。
そして VYVO日本支社のHPにはこう明記されている。
この通り、名義変更は出来るようだ。
ただし、売却の相手は自分で探せということに他ならない。
つまり、VYVO社は株を買い取らないということでもある
そして証券会社などにも売却出来ないという事でもある
株が自分の名義になったらすぐに売却して元を取ろうと考えてた方には愕然とするニュースかもしれないが、これが現実。
買ってくれる相手を自力で探さない限り売れないのがHLOC株だといえばわかりやすいだろうか。
そもそもVYVO社は株が自分の名義になるとも、売却可能だとも一言も何も言っていない。
公認スピーカーや上位リーダーが誤解や勘違いをさせてしまうようなウソプレゼンをしただけのこと。
そしてこんな営業実態不明の会社の株を買いたい人が世の中に何人いるだろうか?
ちなみにHLOCは現在持ち株会社ということになっており、従業員数は1名とされている。
さらにこの会社、わずか数年の間に実に3回も社名を変更している。
最初はHalton Universal Brands.Inc
↑恐らくこの休眠会社を買い取ったのではないかと思われる。
社名変更してWorld Media & Technologyという名前で、ストックシンボルはWRMT
次にWorld Technology Corporationという名前になって
そして今がHelo CorporationでストックシンボルがHLOC
そしてまたVyvo Incに社名を変えると言い出している。
それもわずか5年程度の間に、だ。
↑ Websiteがworldmediatech.のままになっている
なぜかWebsiteがworldcorp.comになっている
もう無茶苦茶
ことごとく怪しいと言わざるを得ない
VYVO JapanがVYVO Network Japanに会社を変えたのと同じで、
※社名を変えたと勘違いしている人が多いが、全くの別会社に変更している。
よくもまあこうもコロコロ社名や会社そのものを変えるものだ。
経営をされている方にこの現状を聞いてみるといい。
経営者の皆さんからは共通の意見が返ってくるはずだ。
「信用できない怪しい会社だ」と。
次はEVOトークンについて
10倍になる10倍になると散々煽り倒されたわけだが、
確かに10倍のEVOトークンにはなると思われる。
問題はその後。
私も先日、ZOOMでFabioが何を語るのかに注目して聴いた。
はっきりしたのはやはり「VYVO社はEVOトークンを換金しない」ということだ。
換金しないとは言わなかったが、換金するとも言わなかった。
ただ、odeeで取引出来るということだけを明言した。
さて、このodeeというエストニアにある超マイナーな暗号通貨取引所はECR20トークンを取引する場所であり、こちらも相対取引の取引所となる。
つまり上記株で説明した通り、EVOトークンも結局は相対取引で買い手を見つけないことには売りようがない(売れようがない)仕組みなのだ。
なお、補足のようで重要なことをお伝えすると、
海外の取引所であるodeeを斡旋することそのものが法律違反に問われる可能性がある(外為法違反?)ことも知っておくがいい。
確か斡旋もダメだが、取引を手伝うことも法律違反になる可能性が高い。
果たしてあなたはこのような状態の中、
難解極まりないodeeに自分で口座を開いて自分で売買をやることは可能だろうか?
ここからさらに重要
このEVOトークンはマスターカードで出金出来ると間違った認識の人が多いことに驚く。
マスターカードではEVOは出金出来ない
理由は簡単。
まず第一にマスターカードは第3話でもお伝えした通り暗号資産ではなく現金決済
なので、ERC20の暗号資産であるEVOトークンがチャージ出来るはずもない。
仮にチャージ出来たとしても、得体の知れないEVOトークンとやらを決済出来る店など1件も存在しない。
第3話でも指摘してた通り、VYVOマスターカードはただの現金決済なのだ。
とはいえもしかするとodeeで売れて換金出来た場合にマスターカードにチャージ出来るという話にはなるかもしれないが、その前に現金化出来るとは到底思えない。
↑ EVOトークンがチャージ出来るとはどこにも書いていない。
この1年間、トークンタンク詐欺で煽りに煽り倒して被害者から集めたお金は数十億に上るはず。
仮に30億円として、その価値が10倍になるのであれば300億円相当のEVOトークンが市場に溢れることになる。
さて、その中で仮に半分の金額150億円分が売りに出されたと仮定して、
一体誰がこの飽和状態のEVOトークンを原価で買うだろう?
予想されるのは値引き合戦。
そうなるとマイナスのスパイラルが発生してあっという間にカス通貨に成り下がるであろう。
それでもとんでもない金額のEVOトークンが売りに出されているのである。
市場原理として値崩れするのは当然。
スーパーに野菜を買いに行ったときに、豊作の場合値段が下がって安く買えた、あの状態を想像するとわかりやすい。
さらに、EVOトークンはデータが売れることによって値上がりすると説明されている。
このおもちゃのような壊れまくって数値も全然違うし、本人特定もされていないウォッチのデータを買う企業が出るとはどう考えても思えない。
もっと良い製品は市場にごまんと流通していてバッタモンと言われてる
もう市場からの評価はボロッカス。
そして現行型G2が出て久しいが、Fabioからは新型の話が出る気配もなく、
カネ集めとプロモーションの話しか出てこない。
ようやく先日体重計レジェーラについて何やらメールが来たと思ったら、
もはや2年くらい前に発売になったこのモデルをレジェーラ2という名前でまた売ろうとしている。
これがテクノロジー会社のやることだろうか。
もはや表向き物販を装っている実に巧妙な詐欺にしか見えない。
そして会社ではなく、現場の人間に全責任が押し付けられるように計算され尽くしている超一流詐欺案件なのではないだろうかと思っている。
まとめよう。
1.VYVO社は換金するとは一言も言っていない
2.odeeで売ろうにも難解だし、相対取引で売れるとは思えない
3.売れたとしてもEVOトークンは市場価値が底値になる可能性が高い
4.いつものごとく、現場は公認スピーカーのウソプレゼンで騙された被害者だらけ
5.ほとんどの方が10倍になったトークンは簡単に換金出来ると思っている
↑ 手伝わないとはっきり明言している(現場に押し付けようとしている)。
と、株とEVOトークンの現金化が困難な根拠を述べた。
本来このような話は、皆さんが購入を決める前にマイナスの要素として確実にお客さんに対して必ず提示をして、了承のサインをいただくというルールになっている。
それももちろん金融ライセンスを持っている営業マンのみが行える行為であり、
ネットワークビジネスの1ディストリビューターがプレゼンをしていることそのものが法律違反に該当するし、
このようなマイナス要因について、果たして何人の方が正しく認識したうえで購入したであろうか?
良い事ばっかり言ってマイナス点を隠して
お金を出させる
ましてや無資格。これはもう完全なる詐欺だ
もちろんVYVO社としても金融庁無登録営業なわけで、
この法律違反と詐欺のハイブリッド案件VYVOは
とんでもない社会問題に発展するだろうというのがほとんどの専門家の共通の見解となっている。
VYVOの日本支社の責任は甚大で、代表はもちろん社員の逮捕も十分ありあるレベルに発展してきた。
なぜなら海外にいるFabioたちに責任を問うことが出来ないからだ。
換金が困難で損失が発生するという認識が全員に行き渡った時、
とんでもない爆発力の民事と刑事が発生することが予想される。
目も当てられない悲惨な結末に向かっているこの現状を、私は大変危惧している。
可能であればこの予想が大きく外れることを期待している。
それ以外に大金をはたいた被害者を守る方法、そして民事と刑事に発展するであろう社会問題を回避する方法がないからだ。
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