第七話 VYVOはvivoのバッタモン?
VYVOが中国市場を狙っているらしい。
というか、VYVOをやってる方の中にはまだそんな夢を見ている人がいるらしい。
というか、そんな夢みたいな妄想プレゼンを上位リーダーから植え付けられているようだ。
とはいえ夢を見るのは自由だからどうぞどうぞという感じではある。
だが以前お話ししたFOXCONN製造の件だが、
私が知る限りあの製造会社は中国の深圳にあるquality(クオリティ)という会社のはずである。
そしてこの深圳に以前は中国支社があったみたいだが、今はなぜだか中国支社はHPから消えてしまっている。
https://www.vyvo.com/our-offices-worldwide/
従って現行型ウォッチG2に関してはどこで作られているのか全く不明である。
動画も出なければ、中国の住所もHPから消えてるわけで、
全く製造の手がかりなし。
特許取得(だそうな)のIT機器の製造がどこなのかもわからないという奇々怪界な状況なのである。
とはいえVYVOと中国は少なからず関わりがあったのは事実ではあるし、
約1年半ほど前には
中国市場はネットワークビジネスは法律で禁止だから中国専用のプランが用意されているとプレゼンターから聞いたことがある。
そんなことから可能性が全くのゼロというわけではないかもと思い、
実際中国市場でVYVOの可能性はどうなのかを調査したところ面白いことがわかった。
中国の友人数名に「ビーボ」という名前を出すと、驚くべき結果となった。
まず中国の広東省にはvivoという社名のスマホメーカー存在した。
参考 wikipedia
さらに台湾のITメーカーASUS(エイスース)社製のスマートウォッチ
もう一つはアメリカ(スイス)のGarmin(ガーミン)社製のスマートウォッチ
何の偶然なのか、いずれもvivoという製品名であった。
スマートウォッチに関しては実際に手にして性能を比較したわけではないが、
HPを見る限りVYVOのG2と比べてもほぼ同価格で性能は勝負にならないくらい良さそう。
ビジュアル的にもダントツにかっこいい。
もちろん健康管理も出来るようだ。
毎月¥3,300のサブスクも必要ない。
そして何より、そう簡単には壊れないであろう。
しかしこうやってみるとVYVO社は動画も出さなければHPにも全然お金をかけてないということがよくわかる。
何度も言うが、
本当にテクノロジーの会社なのか?と疑わざるを得ない、素人のホームページビルダー以下の仕上がり。
我々プロから見たら、冗談でしょのレベルなのだ。
という事情があるとも知らず、
中国の友人に「VYVOという案件があってだね…」と説明したところ、
「それってvivoのバッタもんか?」
という大笑い(こちらは笑えない)な答えが返ってきたという話なのだ。
無知とは本当に恐ろしい。
日本は中国への偏見報道が酷いため、ほとんどの日本人は中国人に対して誤解をしていると思う。
そんな中あくまでも私の私見ではあるが、
中国人という人種は非常に情に深く、仲間意識の強い方々が多いような気がする。
私の中国人の友人はみんな優しく、大歓迎で私を迎えてくれる。
ただし裏切ったり敵だと判断した場合、容赦がない。
つまり敵味方がハッキリしているのだ。
そんな中この詐欺案件と化したVYVOを中国人に勧めて万が一大損させた場合、
これは万が一が発生しかねない大変なことになるのではないかと思っている。
そのくらい中国人とビジネスをやるということはシビアだし、簡単なことではない。
中国市場にVYVOが広がると妄想している人はその辺りの事情も知っておいた方がよいと思う。
という事情ももちろんあるが、
中国ではVYVOは絶対に無理だと断言出来る決定的な理由がある。
それは第八話でじっくりと解説する。
海外にもVYVOが広がってEVOトークンが値上がりするという妄想を見させられて多額の出費をさせられた方々には絶対に知っておいていただきたい。
第八話 中国では暗号資産全面禁止
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