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【ベランダ多肉図鑑】ブロンズ姫

 わが家のベランダに迎えた多肉さん達について書いてみる。

 まずは、わが家の多肉で最大勢力を誇るブロンズ姫について書かないと始まらない。

ブロンズ姫の基本情報

学名:Graptopetalum ‘Bronz’
科名:ベンケイソウ科
属名:グラプトペタルム属
原産地:中米

ということらしい。

グラプトペタルムというと、葉がムチっと肉厚なイメージ。朧月とか秋麗もこの仲間だったと思う。

ベランダの片隅に忘れ去られたかのようにいた頃

 数年前、家族が何かのイベントで多肉の寄せ植えワークショップに参加したらしく、その寄せ植えが延び放題に大きくなって、植木鉢に移植されて、それがさらに数年放置されたなれの果てがこの状態。その後、ひょんなことから多肉沼にハマって再び日の目を浴びた…という経緯は以前書いたのでこちらを。

延び放題になっていたのをバラした様子
葉っぱたっぷり、もったいない

バラすにあたり、ボロボロとれてしまった葉っぱたち。大量出血ならぬ、この場合は大量出葉?

バラした様子

葉挿しは成功しやすいので、本格的に葉挿しに挑戦。

育苗カゴ?に並べてみたり、
これは、鉢をモリモリに、いわゆる「丼」にも挑戦した
どんどん大きくなっていきます
2種類の土で土で丼を作ってみました
培養土で葉挿し
葉挿しの段階からよく紅葉します
土によっても色づき具合が違うみたい
(この培養土はほんのりピンク)
一年でこんなにモリモリ。

葉挿ししやすく、育てやすい品種だと思う。と思ったら、昨年の夏の暑さにやられました…丼の真ん中が群れてバラバラに。(夏の蒸れには要注意です)そんなことがあっても、やっぱり丈夫、初心者にはおすすめです。

それと真夏の直射日光は、焦げるので要注意。だけれども、それ以外の季節は、よく日に当ててあげると紅葉も楽しめます。

葉挿し苗を1号鉢に植えるのもかわいい。

 葉も肉厚なので、そう簡単には、枯れはしない。逆に水のあげすぎによる根腐れの方が危ないかもしれない。 そんなこんなで植え替えてバラしたあとも、茎立ちして、延び放題に暴れたり、葉挿しから育って小さいながらピンクに紅葉したり、大小様々な姿で生き残っている。

 植木鉢の中で落ちた葉は、勝手に発芽し、根を張って、勝手に増えている。ブロンズ姫、まだしばらくは、我が家のベランダの最大勢力の座を譲る気は無さそうである。

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