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体験談2 「性癖に寛容になる」

私がまだ高校生かつ、ブルセラ売りをしていた時の話。

(ブルセラ売りを始めた経緯はこちら)

※未成年のブルセラ売りを推薦しているわけではありません。

※未成年のブルセラ売りは青少年保護育成条例に違反する可能性があります。

ブルセラ売り:使用済のパンツやブラジャーを売ること

私は掲示板を使って、ブルセラの購入希望者とメールでやり取りをしていた。掲示板には、

「パンツいくら、ブラいくら」

と言った感じで、一般社会では出会わないメニュー表とそこに書いてあるメールアドレスに男性が

「パンツ希望です。今日会えますか。」

のようなメールを送ってくることでやり取りが始まる。しかし、ある時

✉「全身にかけて欲しいです」

わい(かけて...?何を...?)

✉「ドMです。裸になった自分に聖水をかけて欲しくて」

聖水:おしっこのこと

ほ...ほう?そういう人もいるもんやな...?

別に性癖は人それぞれだと思っていたが、高校生だった私はリアルに実在していたのだと驚いた。しかし、ヲタクは性癖を拗らせやすいので(実体験)何らおかしい事ではないと思う。

わい(ま、かけるだけやしええやろ)「いいですよ。会いましょう。」

✉「いつにしますか?」「どこで待ち合わせしますか?」

こんな義務的な連絡を済ませ、メールのやり取りをして数日も経たないうちに、私は交通費が勿体ないからと、当時の最寄り駅にメールの相手を呼び出していた。

完全に1つ前の記事と同じである。(時系列はもう覚えていない...)


駅で待ち合わせをして、合流。見た目はtheお兄さんではなかったがおじさんでもない。パッと見30代くらいだろうか。見た目にはそこまで気を使っていないが、不潔感はない人だった。とりあえずここではお兄さんとする。

メールで事前に流石におしっこをかけるのは漫画喫茶とかでは出来ないからと、ラブホに行くという話はしていた。

ただ、最寄り駅といえど、最寄り駅のラブホになんか入ったことはない。まさか、ここで初めて最寄り駅にあるラブホに入ることになるとは誰が想定できたんやろか。


そして、ラブホに入る。

わい(こ...こんな感じなのか....)「あ、どうします?」

お兄さん「僕寝っ転がるので、かけてください。」

わい「直で、ですか?」おしっこに直も何もないんだが、聞いた。

お兄さん「はい。でも恥ずかしかったら紙コップに入れて、それをかけてもらうのでもいいです。」

わい「は、恥ずかしいので///それで...」

そういうとバックから紙コップを取り出し渡してくれた。トイレで出す。トイレの個室の中で、あぁ、このおしっこは検尿でもないのに紙コップに入れられて誰かの皮膚に染み込むのか、と賢者モードのようでバカバカしいことを考えてから、トイレを出た。

わい「じゃ、か、かけますね〜。」

お兄さん「お願いします」

どんな気持ちでかければいいのだろうか、はたまたこのお兄さんは今どんな心境なのだろうか。答えなさいと言われても確実に無記入の用紙を出す。

お兄さん「あっ、あぁいいです。暖かい。」

いや、おしっこの感想いらんし、同じおしっこよ。自分のかけたら自家発電できるやんとここでは感じたが、お兄さん的にはそうもいかないらしい。

お兄さん「あっ、口にも口にもください。あっ、凄い溺れちゃうあっ、あっ、あぁ」



お兄さんは喜んでいた。

自分のおしっこで人を幸せに出来るとは思っていなかった。

献血をしたような気分だ。献尿...。


そこから、記憶はあまりないが、1時間足らずで、私だけ先に出た。しっかり2万円をもらった。

悪いことはしていないし、お兄さんも喜んでたので良かったが、あまりにもアンダーグラウンドな世界で私は生きた心地がしなかった。高校生には早かったな。

ただ。おしっこが2万円になったことはとても嬉しかった。今誘われても、またしたいなと思う。



この一件があってから、人の性癖で何を言われようともなんとも思わなくなった。首絞めなんて、序の口よ。