クラーセン「ブレーメンに感謝している」
ヴェルダーブレーメンからアヤックスへ移籍したクラーセンはオランダ代表チームに復帰し、さらにユース時代から過ごしたクラブで再びタイトルを目指している。
クラーセンは7月にツヴァイテクラブ(ドイツ2部)のハイデンハイムと、10月にはプレミア王者のリヴァプールと対戦した。残留を争うブレーメンからチャンピオンズリーグクラブのアヤックスへの移籍は彼のスポーツへの野心の変化を意味していた。
ブンデスリーガにヴェルダーが残っていなければ、街は違ったものになっていただろう
クラーセンは2018年にエバートンから約1300万ユーロで加入。
2018/19シーズン、ブレーメンはヨーロッパリーグへの出場権をわずかに逃した。そして昨シーズン、ブレーメンは降格を免れた。プレーオフのハイデンハイムとの2試合のプレッシャーは計り知れないもので、チャンピオンズリーグの試合前よりもずっと不安なものだった、と彼は振り返る。
クラーセン「クラブが存続の危機に瀕しているように感じたし、財政状況が厳しいことはよく知られていた。ハイデンハイムとの2試合は、ブレーメンの全ての人々と共にプレーした。ブンデスリーガにヴェルダーブレーメンがいなければ、街は違ったものになっていただろう」
・心のクラブアヤックス
彼は10月初め頃にユースから過ごしたクラブのためにブレーメンを去った。
クラーセン「私は11歳のときにAjaxユースチームに加わった。それ(復帰)は家に帰るようなもの。家族や友人のいる場所に戻ることは、私にとって最適な移籍だった」
今シーズンのリーグ戦で8ゴールを挙げている事から分かるように、彼はスポーツ面でより高いレベルへ達している。そして、3年以上も招集がなかった代表に11月に再び招集されたのだ。
クラーセン「ここ(アヤックス)ではより攻撃的なプレーができるし、僕の良さが発揮されているんだ」
・ブレーメンでの2年間
しかし、彼はヴェルダーでの経験がさらなる成長に繋がったと思っている。
クラーセン「ブレーメンで多くのことを学んだ」
ブレーメンで時々6番ポジションをプレーした事は、彼にとってプラスになっている。これは彼に、より強い守備的思考を与えたのだ。
クラーセン「試合では常に優位に立っているため、アヤックスではこれらのことは学べない」
彼は今でもテレビでヴェルダーの試合を見ていて、かつてのチームメイトたちと連絡も取り合っている。
クラーセン「ミロト・ラシツァ、ダヴィ・ゼルケ、ステファン・カピーノとは今でもよく電話で話しているよ。ブレーメンでの2年間は素晴らしかったから、これからも長い間連絡を取り合うだろうね」
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