ふと思いだした記憶は、切ないけど私の最高の青春だった。

お世話になります。

『出来れば、
人の金で生活したいし旅行もしたい留学生。』

りほです。よろしくお願い致します。

高校２年生の夏休み、
同じクラスの、
仲のいい子から、

今から海に行くから行かない？

と、夜遅い時間に誘われた。

私はヒマだったので、
行く事にした。

私の家の前まで、
迎えに来てもらい、
車に乗った。

メンバーは、
私と私の友達以外に、
私の友達がすきだった２つ上の先輩と、
その親友。
あと１人いた気がする。

そして私はその日、
その先輩の親友に恋をした。
一目惚れだった。

その先輩の親友は、
私が１年の時の
クラスメイトのお兄ちゃんだった。

名前は、ヒカルくん。

当時、
京都の大学に通ってて、
夏休みで地元に帰って来てた時に、
出会った。

向こうは、
私の事どう思っていたかは、
わからないけど、
当時、
ガラケーでのメールのやり取りで、
１通500文字まで打てたので、

500文字メールしよう

内容は覚えてないけど、
そう言ったのは覚えてる。

ある日の夜中、
部活の合宿場を抜け出して、
私の家まで会いに来てくれた事もあった。

しかし、
夏休みが終わって京都に帰ってしまった。

私の地元では、
修学旅行が高２の11月だった。

行き先は、
沖縄・大阪・京都・東京。

そして私は、
京都でヒカルくんとデートをした。

どちらからこの約束をしたのなんか、
覚えてもいない。

ひとりだけ集団行動から外れ、
ヒカルくんに逢いに行った。

昔の事すぎて、
どこに行ったとか、
細かい内容なんて覚えてないけど、
京都駅でさよならをしたのだけは覚えている。

それから、
どれくらい経ってからかな？


私がヒカルくんの事を、
すきなのを知ってたはずの、
私を海に誘ってくれた、
ヒカルくんの親友の事がすきだった友達が、
ヒカルくんと付き合っていたのだ。


その子が私に、

ごめん。ヒカルくんの事すきじゃないって言ったけど付き合ってるんだよね。でも、りほちゃんとはこれからも友達でいたい。

私は、この日からこの子と喋ってない。

厳密言うと、
高校を卒業した後に、
りほちゃんと仲直りしたいらしいよ。
と言われ、私も、
もう大丈夫かなと思って
同じ空間で何人かで遊んだけど、
むりだった。

進学も、ヒカルくんに合わせ京都に変えてた。

その時の気持ちは今となっては、
もう思いだせないけど、
久しぶりに思いだした記憶の中で、
私はちゃんと人をすきでした。

遠い昔の記憶すぎて、
思いだせない部分は沢山あって、
いい記憶だけがしっかりと残っていて、
人間やっぱ嫌な事は忘れるもんだなー。

なんて、
その時は考えられなかった海外で思ったのでした。

みんな、今どこでなにしているのかな。
でわ、失礼致します。