見出し画像

魔法はイメージ

「魔法はイメージだから、最終的にはイメージが出来れば呪文を唱えなくてもいいんだよ。」何かのアニメでそんなセリフがあったのを覚えている。最近好んで見ている葬送のフリーレンでも、「魔法はイメージの世界だ、水を操る魔法使いに雨の中で勝てるイメージができる?」というセリフがあった。

魔法は結果のための手段にすぎない。けれど、イメージができなければ魔法は適切に発動しない。そう思うと結構技術的だ。

魔法よりも怪しい話をする。昔学んだ術の話だ。人と人とはエーテルコードで繋がっているが、良いエネルギーの送り合いもあればそうでない場合もあるから、不要なものは切ると良いというもので、その切り方の話だ。私が教わった方法を簡単に書けば、自分から出ているコードをたどり、対象の人物のところまで行ってそれを抜く。抜いたままだと穴が開いたままだから塞ぐために○○色の光で包む。そういうイメージをするというものだった。

でも、○○色の光って何の光??それが最初の疑問だった。イメージはできるが意味が分からない。イメージできたら何も感じなくとも完了できていると言われたが、完了できているイメージができないなら、そのイメージの世界は破綻しているのではないか?ということで、私は、それを使うことはなかった。必要性もなかったのが実際のところだが。

だが最近、これをやってみようと思うことがあった。仕事に関わる人物で、少し先までその人が絡む商流の仕事があったのだが、それが終わったらもう一切関わりたくないし、NGにすると心に決めた人物で。もうプッチンや!!!ということで、現実でお断りする前にイメージしてみたのだ。教わった方法では私には発動できなさそうだったけれど、欲しいのは関係の遮断なのだからと、別のイメージで。

まず、一定のセキュリティ意識のある会社では、社員に支給するパソコンをドメインに参加させて管理している。もっと簡単に言えば、子供ケータイのようにできることを絞っている。このイメージを使う。つまり、仕事というドメインのグループから外してアクセスできないようにすればいい。その上でさらにコードをLAN線にし、穴をふさげばいいのだから○○色の光で包む代わりに引き出し式のLANポートにすれば、抜いてカチッと閉じるだけでいい。何を言ってるんだ?と思われるかもしれないが、もう私の頭の中では完璧で、繋がりようがなくなった。

これが効いたのかどうかは分からない。きっとたまたまだ。けれど、よっしゃーこれで大丈夫!と思ったその日、連絡がきた。A案件の稼働日が増えたんだけど行ってくれるならB案件と日程が被っているからそちらはキャンセルするよと。Aは何のストレスもなくできる仕事で、Bは件の人物が絡む仕事だった。なんということでしょう。報酬が増えて、行きたくないところに行かなくてもよくなった。不思議なことってあるものです。

魔法は、イメージだ。


(※念のために書きますが、ここで書いたエーテルコードを切る方法はかなり端折って書いているので、絶対にこのまま真似はしないで欲しいし、知りたい人はその道のプロに学んでください。私は教えていません。)




サポートありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいです!