【銘柄分析】PERI(Perion Network)について
こんちゃす!るしふぁーです🐥
今回は、PERI(Perion Network)について、記事を書いていこうと思います。
この会社は、イスラエルのテルアヒブを拠点とする広告テック企業です🇮🇱
サイトを覗いてみると、、、
なんとも不思議な図形が動く、ページに辿り着きました。
ここでは、経営指針が書かれてているようです🤔
前置きはこの辺りにして、会社概要について詳しく見ていきますね。
1.会社概要
PERI(Perion Network)は、広告デジタルエコシステムにおいて、顧客に収益性の高い成長機会を高めるため、広告技術を提供している企業です。
用は、ブランド企業向けに、収益性を高めるため、広告の技術やアプリケーションを提供することで、消費者の購買意欲などをかきたてる等して、企業の売上・業績を良くする手助けをしている会社と言えます。
なんとも、時流にあったビジネスを展開していると言えそうです✨
Perion Networkは、イスラエルのテルアビブの他、パリ、ロンドン、キエフ、バルセロナ、シカゴ、ボストン、シアトルなどに国際拠点を置いています。
なお、オフィス写真はこんな感じ🏢
また、Microsoftなどテク企業をはじめ、マクドナルドやスタバ、ビザ、他にも日本企業でいうとトヨタやホンダなどの有名企業とパートナーシップを結んでいます。
ちなみに、Microsoftとパートナーシップは4年間の延長を発表しており、さらに優位な条件での契約が可能となります。CEOも過去10年間培ってきたMicrosoft社との強固な関係を結んできたからと述べており、Bing(Microsoftの提供する検索エンジン)との新たな契約に基づく今後4年間の売上貢献は8億ドルと予想しています。
2.事業内容
Perion Networkは、主な収益の柱として、search(広告検索)、social media(ソーシャルメディア)、display/video/CTVの3つのセグメントに分かれております。
・social $157B
・display/ctv $173B
・search $211B
となっております。
Perion Networkは、AIや機会学習を駆使して、顧客のサイトに最適化された広告やコンテンツを配信し、新しいユーザーに興味・関心を持ってもらい、ユーザーエンゲージメントを平均6分間を目指します。そうすることで、顧客に大きな収益をもたらすように促進しています。
AIや機械学習については、何万ものコンテンツと広告を分析し、ミニサイト内のコンテンツ、広告、レイアウトを継続的に最適化することで、ユーザーのエンゲージメントを維持するキャプチャーを学習します。
一個人とソーシャルメディアと触れる時間が数秒と言われている中、平均6分間というのは並外れた結果だと言えます。
エンゲージメントを巡る問題の中で、ブランドや広告主は「注目を集める」ことが、重要視されていることが背景としてあります。
広告主も、強力でクリエイティブな広告・コンテンツがパフォーマンスを向上させることに繋がることを認識しています。
適切なチャネルを通じてインパクトのあるクリエイティブな広告・コンテンツを提供しないと、全体でまとまりのある創造的なキャンペーンを表現することも、目標利益を達成することもできません。
上記の事業内容の説明として、socialとdisplayの観点から話しましたが、ここから、search(広告検索)の話をしていきます。
既出ですが、Perionは、Microsoft社のBingとパートナーシップを提携していますが、他にも主要な企業(検索エンジンを持つ企業)とも提携しています。これのおかげで、より検索トラフィック(キーワードがどのくらい検索されたか)を最適化し、効果的にユーザーエンゲージメントを最大化及び高い収益性を提供しています。
検索数においても、毎日、数千万件、機械学習により分析されています。
3.業績分析
2月に発表された、2020第4Qを中心に業績を確認してみます。
まず、第4Qの決算ですが、EPSと売上高共にコンセンサス予想をクリアしています。
なお、ガイダンスについても、予想コンセンサスを上回るいい結果のものであると言えます。
内訳を見てみると、display、socialの分野で+159%と伸びています。ただ、searchの分野が-4%と弱かったようです。
なお、EPSは過去2年間全てクリアしているようです。
過去4年間のキャッシュフローを表しています。負債額も減少しており、キャッシュフローが改善していることが分かります。
デジタル広告の市場は、2024年までに$542.34Bまで拡大される予想です。2021年の$395.49Bと比較して、まだまだ成長余地があります。
2020年3月9日から現在(2021年3月5日時点)の株価となります。ここ最近、調整が続いています。
4.リスク要因
以下、2点ほどリスク要因を挙げておきます。なお、リスク要因については、私の主観的な意見によるものです。ご了承ください。
(1)Microsoft社への依存性が強いこと。
検索トラフィックを最適化する上で、Microsoft社のBingを主に使用します。したがって、市場において、Microsoft社のBingの使用頻度が落ちる、もしくは、PerionとMicrosoft社との関係性が変化するとで、業績が変化するリスクはあります。
また、これは、Microsoft社以外の企業についても当てはまることだと言えます。
(2)アフターコロナによる広告業界の変化
アフターコロナによる、広告業界どのよう変わっていくか、リサーチが必要なのではないかと考えます。今回の、決算においては、そこまで心配する必要のないところでしたが、これから、投資するにあたったは、競合状況も合わせて注視する点ではないかと考えます。
5.最後に
今回、PERI(Perion Network)を調べてみて、現代の時流にあったビジネスを展開しており、業績もいい企業だと言えそうです。私も、一時この銘柄を保有していたものの、私の心が弱すぎるがゆえ、ここ最近の急落局面で手放してしまいました😭
ただ、手放したものの、もう一度詳しく調べるうちに、また買ってもいいなと思える銘柄です。
ぜひ、購入にあたって、参考にしていただければと思います🐥
ではでは。
※記事を作成するにあたって、英文和訳をしているため、誤訳が含まれているかもしれませんので、ご了承頂ければと思います。
参考資料: https://www.perion.com/wp-content/uploads/2021/02/perion-IR-deck-20210209.pdf
参考資料: https://www.perion.com