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株の「売り時」はいつ?

こんちゃす!20代ひよっこ投資家ルシファーです🐥

今回は、株の「売り時」の部分に焦点を当てて、記事を書いていこうとおもいます。

よく、SNSでは株の「買い時」、買うタイミングについて書かれている記事を目にします。

・チャートを見て買う            

・決算が良ければ買う

・○○のニュースが出たので買う

・あるインフルエンサーが紹介したから買う

買い方について、色々な手法が紹介されていますが、株の「売り方」について、紹介されている記事は少ないように思えます。

こういった状況から、今回こういった記事を書いた次第です。

(なお、以下の記事について、空売りについては言及していません。)

株の「売り時」

それでは、本題に入ります。

株式投資を行う上で、株の売るタイミングというのはとても重要です。

どんなに、いいタイミングで株を買えたとしても、売るタイミングを間違えてしまうことがあります。

例えば、株価上昇局面で、早めに売りを入れてしまい、株を売った後、一気に株価が上昇してしまうケースです。

私も、プラグ・パワー(PLUG)という銘柄で、$8で購入し、$14で売却しました。

その時は、利益もかなり出ていたので、完全にいいトレードだと自負していました。

しかし、現在のプラグ・パワー(PLUG)の株価は、$60.14です。(2021.1.16時点)

また、他の例でいえば、株価下落局面で、売りが遅れてしまい、ズルズル下がるケースもあると思います。

こういった失敗をできるだけ防ぐために、以下2点の「売り時」のタイミングの方法を提案します。

(1)決算をクリアするか否か

このやり方は、一般的な方法だとおもいます。決算原理主義と呼ばれ方もします😊

この方法は、じっちゃまという投資銀行出身のインフルエンサーの方に準じたものです。

決算の基準は以下の通りです。

①売上高がコンセンサス予想を上回るか

②EPSがコンセンサス予想を上回るか

③来期ガイダンスがコンセンサス予想を上回るか

これら3つ全てクリアした銘柄はそのままホールドをします。一方、どれか1つでも、クリア出来なかった銘柄は全て売ります。

これを愚直に励行することで、この銘柄は大丈夫だろうとか、必ず伸びるだろうといった自分自身の偏った色眼鏡で見ることがなくなります。客観的な指標を用いることで、利益を取りこぼしたり、はたまた含み損が大きくなるリスクを最小限に抑えることが可能となります。 

(2)株価下落要因が銘柄主体(周辺)のものか否か

株価の上昇または下落する要因として、様々なものがあります。​

要因:政治的ニュース、経済的ニュース、他セクターの暴落、競争相手の状況変化、好決算、利益警告…etc.

数え切れない程の要因及びそれらが複雑に組み合わさって、株価を形成しています。

その中で、まず株価下落要因は何かを捉えることが非常に重要となってきます。(株価上昇要因については、以下補足にて取り上げます。)

そこで、株価下落要因が、銘柄主体(周辺)か否かで判断します。

例えば、昨年、新型コロナウイルス感染症拡大により、大きく株価が下落しました。保有銘柄も下落する中で、株を売るかどうかですが、私だったらホールドします。なんなら、買い増します。

その理由としては、銘柄主体(周辺)が下落要因ではないからです。この場合、その銘柄の足元の業績が良く、結果を残している企業であれば株価は戻ってきます。

もちろん、コロナの影響で業績に打撃を受け、決算も悪い企業はそこで売ります。(決算をクリアするか否かに該当)

以下、銘柄主体(周辺)が下落要因のもの2点例を挙げます。

①シャオミ(Xiaomi)を軍事企業として制裁対象に追加

これは、米国防総省が共産主義中国の企業として、脅威を及ぼすということでシャオミ(Xiaomi)を投資禁止対象のリストに追加しました。これにより、米国民は投資対象とすることはできず、シャオミ自身にも悪影響を及ぼすものとなります。

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シャオミの株価にも直接的な影響があると考えられ、銘柄主体(周辺)が下落要因となりうるため、私ならここで売りの判断を行います。

②Fastly(FSLY)の利益警告

10月14日、ファストリーは利益警告を発表しました。内容は、売上予想が予想より下回るというものでした。

この発表後、株価は123.18から89.70まで一気に27.18%下落しました。

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下落後、三ヶ月経った現在の株価も88.21と、利益警告発表前の株価まで戻っていません。

これは、ファストリー自身の銘柄主体の下落要因に当たるため、即売りの判断を行います。

補足:リバランスについて

以上、(1)決算をクリアするか否か(2)株価下落要因が銘柄主体(周辺)のものか否かの2つの基準を設け、この基準に応じて売りの判断を行います。

したがって、この2点以外では売りの判断を行いません。

しかし、例外的にリバランスを行う時、売りの判断を行うときがあります。

例えば、株価上昇により、ポートフォリオのセクターの割合を変更したい時は、グロース銘柄を少し売り、バリュー銘柄に移すなど、あくまでもリバランスを行う時のみは売りを実行します。

以上、株の「売り時」というテーマで記事を書いてみました。もし、よければスキ及びTwitterのフォローもお願いいたします🙏

ではでは。

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