「適応力」をつけさせたかったのかもなぁ
ぴよ🐥です!いつもありがとうございます(^_^)
今日は、会社を飛び出して「イノベーション人材をどう採用したらいいか」なるセミナーを聞きに行ってきた。ちょうど採用や育成を見直しているところだったので、その情報収集のため、さらに、自分のため。きっとセミナーの内容は誰かがTwitterやらブログで書いてくれると思うので、それはおまかせして。
セミナーのお話を聞いた一番の収穫は、上司が私にしてくれたことの意味がやった分かったこと。なので、今日はそれについて。
私は、新卒で遊園地の運営会社に入社した。今は全然だけど、本当に自己中心的で超プライドが高い、扱うのが面倒な新入社員だった。配属先を言い渡された時も、人事部長に噛みついたのだ。「何で私だけ岡山に飛ばされなきゃいけないんですか?」と。今考えたら、飛ばされるという言い方、ないわなぁ。さらに、その後も同期とは比べものにならないぐらい異動・転勤をしまくった。短い時は3ヶ月、長くても1年しか同じ場所にいたことがなかった。いつもいつも「何で私だけ転勤が多いんだよ?」って思ってた。
でも、やっとその意味が分かった。頻繁な転勤は、上司が意図的に私に「適応力」をつけさせたかったからだったんだと。入社するまでは、自分の主張だけ言ってても何とか生きてこれた。けれど、組織ではそうはいかない。全く主張を受け入れてもらえない組織もあったし、むしろより主張を求められる組織もあった。また、自分のやった仕事を誉められることもあれば、けちょんけちょんに否定されることもあったし、プライドなんて言ってられないぐらい追い込まれたこともあった。それは上司が私に「どんな環境でも、どんな人とでも、成果を残せる人」になって欲しかったからだったんだぁーと今更ながら、上司の私に対する愛情のようなものを感じた。その育成方針をとったのは、私が花形だけど社内で一番辛いとされてる営業企画(イベント企画)部隊に行きたいのをちゃんと分かった上での方針だったんだ。いやー、泣ける。そこまで考えてくれていて、しかも上司自身が嫌われるかもしれないであろう方針を貫き続けてくれた懐の深さに感服だわ。
同時に、同じ場所に居続けたり、同じことをやり続けると、「適応力はつかない」んだと改めて感じた。いや、むしろ「適応力」はどんどん落ちるのかもしれない。ならば、自分で意図的に環境を変えたり、負荷をかけ続けたいと思った。そう思ったら、やや不安もあるけど、やっぱり家を出るのは正解だったわ。
あともう一つ、同じ場所に居続けたり、同じことをやり続けると…今度そこから抜け出す時に、かなりの勇気と適応力が必要になると感じた。だって、転勤族だった時と今とでは格段に変わることへの恐さが違うもん。