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【初海外一人旅🇧🇳🇸🇬①】なぜ女子一人で海外に?なぜブルネイ?

 こんにちは。この度、初めて海外一人旅をし、多くの学びを得たのでシェアします!シンガポール経由でブルネイへ行く、5泊6日の旅でした。
女性一人での旅ということもあって、不安なことも多々ありましたが、全体的に楽しく旅をすることが出来ました。ブルネイのおすすめスポットや、一人旅の注意点や失敗談も載せていますので、ブルネイ旅行を検討している方だけではなく、女子一人旅を検討している方の参考になれば幸いです!

そもそも、なんで一人旅に?

複数人の旅行のメリット・デメリット

 今までは、国内旅行も海外旅行も常に誰かと一緒に行っていました。2人以上の旅は、トラブルが起きたときに知恵を出しあったり、シェアすることで色々な食べ物に挑戦できたり、素晴らしい体験への感動をリアルタイムで分かち合えたり、旅先での孤独を感じにくかったりというたくさんのメリットがあると思います。また、女性の方に関しては、男性に同行してもらうことで犯罪に遭うリスクが減り、身の回りの治安が良くなりますよね。
 しかし、複数人での旅行だと、どうしてもその土地に詳しい人や、ホテルや航空券の取得が得意な人、語学が堪能な人に頼ってしまいがちではないでしょうか。率先して旅の計画や手配をしてくれる人は非常にありがたいですし、そうした有能な人に任せた方が効率的なので皆にとっての利益になるのですが、自分で不慣れなことに挑戦する機会が少なく、出来ないことが出来ないままになりがちです。それに、皆で行く以上、お互いの都合を合わせる必要があるので、自分の希望する場所への訪問や体験が必ずしも叶うわけではありません。これらの複数人旅行がもつデメリットが一切なく、誰にも制限されずに自分で様々なことに挑戦出来るのが一人旅です。

今までの反省

 私はつい最近まで航空券やホテルも自分で取ったことがほぼありませんでした。地元に帰省するときだけ自分で航空券を取るのですが、安く航空券を取れる方法や時期というのを全く知らないので、いつも気が向いたときに適当に取る感じでした。今振り返ってみたら、フルサービスキャリアの海外行きの航空券と同じくらいの値段で、ただの気まぐれで、ただの帰省のための航空券を取ることなどザラでした。本当にアホですね……。
 国内旅行では率先して計画を立てる方なのですが、海外旅行では現地での移動方法、美味しい店の探し方、地元民とのコミュニケーションの方法も分からず、同行者におんぶに抱っこという恥ずかしい状態でした。今振り返れば、同行者に負担をかけてばかりで本当に申し訳なかったと思います。しかし最近まではこの状態を悪いとは全く思っておらず、自分を変えようとはしませんでした。しかし、ある出来事がきっかけで一人旅に行こうと考え始めました。

①「君は一人じゃ海外で何も出来ない」と言われて

 一人旅を考え始めたのは、以前彼氏とタイやカンボジアに旅行に行ったとき、ふと「君は一人じゃ海外で何も出来ないよね」と言われたことがきっかけの一つ目です。彼氏は「も〜君は俺がいないと何にも出来ないんだから♫」みたいな冗談のつもりで発言したのでしょうし、実際私は何も出来ない&調べようともしていない怠惰な人間だったので彼氏の発言は至極真っ当でした。言い訳を言えば、彼氏の方が海外経験豊富で語学がとても堪能ですし、それに劣る私が何か行動を起こしても非効率だと思っていた側面はあります。加えて、「任せていいよ」という本人の言葉に甘えていました。
 しかし当時、その発言を受けてどうも悔しくなり、自分で手配や地元民との対話に挑戦してみました。その結果、失敗しまくりでした。お目当てのお店は営業時間外、地図アプリ見てるのに道に迷う、ナチュラルにぼったくられそうになるなど。その度に途方に暮れ自己嫌悪になり彼氏に迷惑をかけ、そのことに対してまた自己嫌悪に陥るという負のループ。また、飲食店や観光地に入ったときは、店員や係員の方は必ず私の方ではなく、彼氏の方を向いて彼氏に話しかけていました。私が話しても、彼氏の方に聞き直すのです。そのような状態が続き、なんだか自分って存在する意味あるのかなとアイデンティティ・クライシスのようなものに陥りました。男女二人で行動をした際、男性側がリードしてほかの人とコミュニケーションを取るべきであるという価値観は確かにあるのでこういった現象が起きても仕方ない部分はあると思います。私の語学力やコミュ力が低いのかもとも考えたのですが、日本に来ている外国人と一対一で話す際はもちろん、大学の予定で海外に渡航したときに一人行動をした際は店員さんとそこまで問題なくコミュニケーションを取れたのでクッソデカい問題があるわけではなさそうです(もちろん多少拙いところはありますし、相手の方の協力あって会話が成立していました)。でも、誰かと一緒に行動すると、同行者の背中の後ろに隠れてばかりで何も出来ない。移動をすることも物を買うことも出来ない、人と話すことも十分に出来ない。そんな自分に嫌気が差しました。もちろん、彼氏のおかげで全体としてその旅行は楽しかったのですが、主体的な喜びは得られない上に自分の無能さばかり際立ってしまい申し訳ないので早く帰国したいと感じてしまったのも事実です。

②友達がヨーロッパ旅行に誘ってくれて

 前述のタイ旅行で本格的に悩み始めました。同行者に引っ付いてばかりで何も出来ない状態のままでは、今後の海外旅行は心から楽しめないと思いました。ぐるぐると考えを巡らせる中、「自分で自分の失敗の後始末をしなければならないという状況に強制的に身を置けば、色々と得意になるのでは?」と思いつき、一人旅に行くことを考え始めました。ただ、やっぱり一人で行くのは怖い。過去に海外一人旅に行った日本人が巻き込まれた事件を調べては、二の足を踏んでいました。その最中、ちょうど大学の友達が来年春のヨーロッパ旅行に誘ってくれました。それがきっかけで、「海外旅行に苦手意識があるままでは、同行者に迷惑をかけてしまう!」と危機感を感じ、腹を括って一人旅のための航空券を取りました。

なんでブルネイに?

一人旅の行き先

旅行先の国を決めるにあたってはいくつかの条件がありました。

  • 予算は10万円以下、高くても15万円(航空券は高くても7万円)

  • 日本から遠くない

  • 女性一人で出歩けるレベルの治安の良さ

  • 交通網がある程度発達していて街中を移動しやすい

  • 英語がわりと通じる

  • 勝手がわかる

 条件多いですね😂しかし、個人の感覚にもよりますが、当てはまる国は少なくないと思います。
 まず思いついたのは韓国、台湾、シンガポール、マレーシア、タイあたりでしょうか。どの国にも行ったことがあるのですが、治安が良く観光スポットも豊富で楽しかったです。しかし、これらの国は交通網も発達しており、便利すぎてあんまり旅行スキル上がらないかも……と思い一旦候補から外しました。モンゴルも超大好きな国の一つで、もう一度行ってみたいと考えたのですが、道路がかなり渋滞したりバスが壊れたり、バスで乗客と運転手の殴り合いが始まったりとなかなか移動難易度が高いのでやめました(※モンゴルはこうしたトラブルを含めてもめちゃ楽しかったので、批判する意図は一切ありません。また絶対行きます)。ベトナムのホーチミンシティも魅力的だと思いましたが、ちょうど最近ハノイに行ったばかりなので考慮から外しました。「どうしよう全然決まらない」とため息つきながらSkyscannerサーフィンをしていたら、見つけたんです。ブルネイという国を。

ブルネイってどんな国?

 ブルネイ(ブルネイ・ダルサラーム国)はボルネオ島にあり、東マレーシアに囲まれています。石油や天然ガスなどの資源に恵まれており、国民の生活水準が高く治安が良い国だそうです。

面積:5,765平方キロメートル(三重県とほぼ同じ)
人口:44万715人(2021年)
首都:バンダル・スリ・ブガワン
公用語:マレー語(英語は広く通用する)
国教:イスラム教(82.1%)

ブルネイ基礎データ|外務省

 高校の地理で習った以来ブルネイにあまり馴染みが無いという方がほとんどなのではと思います。私は、首都バンダル・スリ・ブガワンの名前の響きに不思議な印象を受けたことだけ覚えています。周囲にも行ったことのある人がいなかったので、先人の知恵を借りるべく「ブルネイ旅行」「ブルネイ 女一人旅」などで検索して情報収集していました。そのたびに、ますます魅力的な国だと感じました。女性一人旅でとりわけ心配なのは安全面ですが、世界各国に一人で足を運んでいる女性Youtuberの方は「ブルネイで嫌な思い一切しなかった」とおっしゃっていました。観光スポットもバンダル・スリ・ブガワン市内に集中していて、Grabのような配車アプリ(Dart)もあり、比較的移動しやすく、英語も広く通じるとのことです。また、テングザルやイリエワニが見られる熱帯雨林もあり、動物好きとしては嬉しい(ここ大事)。観光スポットの詳しい情報についてはまた別記事に載せますが、総合的に考えた結果「ブルネイしかない」と思いブルネイに決めました。次に航空券と旅行の日程を決めようと思い、Skyscannerで探していたら、魅惑の航空券を見つけてしまいました。

別記事に続きます!











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