焼肉レトロスペクティブをやってみた
ふりかえり手法にはKPT FunDoneLearnなど様々な手法が知られています。
今回はこちらの焼肉レトロスペクティブをチームでやってみました。
焼肉レトロスペクティブとは?
焼肉レトロスペクティブ爆誕!遊び心を解放してチームの学習を飛躍させよう
焼肉レトロスペクティブは、起きた出来事を日本人が好きな「焼肉」というメタファーに例えてふりかえる手法です。
こちらのレポートをみて自分達でもやってみることにしました。
しかしながら、まだ手法が確立されていないようなので、想像しながらやってみることにしました。
今回は試行錯誤の途中です。今回やってみたやり方の紹介と、その結果について共有します。
やり方
タイマーを回して、各自ふせんを書く。
起きた出来事を焼肉に例えて書く。この時焼肉以外のことはかかない。
例)スプリントバックログを取りすぎてしまった → 注文しすぎた
例)他プロジェクトから引き継ぎしたがまだ中身がわかっていない →秘伝のタレを使っている
1枚ずつ発表する。発表する際に何のことを書いているかクイズ形式でチームに質問する。その後、実際の業務で起きた出来事について詳細に話をする。
ふりかえりが終わったら「お疲れ様でした」ではなく「ごちそうさまでした」といって締める
やった結果
実施した結果がこちらです。今回はチーム横断で実施したため、クイズは行いませんでした。
先行事例でも記載がありますが、ふりかえり結果を見た時に社外秘にふれることがないのが良いと感じました。
なお、毎晩焼肉して寝不足とありますが、これは業務外の活動の話になります。(残業でカバーしたわけではありません。)
+/⊿
以下は「焼肉レトロスペクティブ」のふりかえりです。今回はチーム横断の有志で実施しました。
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同じチームの話が盛り上がる
同じ出来事でも人によって違う表現で記載されたのが面白かった
他のチームの話であっても、焼肉というメタファーを通して一体感を持って話ができたのですんなり話ができた
⊿
チーム横断で実施すると出した人とファシリテーターで話が完結しちゃいがち
ファシリテーターが大変
Fun Done Learnのように置く場所があると話のきっかけが広がりそう
まとめ
チームの中でのコミュニケーションを活性化させる目的で、実施するのは良いのではないでしょうか。
ふせんをみただけでは内容が理解できないため、相手の発言に興味を持ちやすいといった特徴がありました。
また、懇親会等で焼肉屋に行く前に実施すると、士気が高まるかもしれません。
このやり方に囚われず、様々な工夫を共有することでよりよいふりかえりが実現できるのではないでしょうか?