2020/6/27「感謝のK-PRO復帰ライブ「ALL RE: START」~皆様のおかげでライブができます!~【第一部】」
〖123日〗
これが何の数字かというと、K-PROさんがライブを止めた日数。
約4ヶ月、私達は生き甲斐であるライブ観覧を控え耐え忍んできました。
『お笑いライブはもう観ることが出来ないのかもしれない』
『劇場やライブ制作会社の存続が危ういかもしれない』
そんな不安に駆られる時期もありました。
興味の無い人からすれば『お笑いライブなんてただの娯楽』。
復活出来ても優先順位的に最後の方なのだろうなぁと、もう期待をするのも諦めていました。
ライブがストップし、気持ち的には冬の明けぬまま春を通り越し夏が来ようとしている6月終わり…
遂に解禁される日がやってきたのです!
それが今回行ってきた
「感謝のK-PRO復帰ライブ「ALL RE: START」~皆様のおかげでライブができます!~」(第一部 昼公演)
告知を見た時に正直喜びよりも
『え!?こんなに早くライブ開催出来るんだ!?行きたい!でも…どうしよう!チケット争奪戦だよね!?取れるかな!?』
という動揺の方が勝ってしまったのは、私が小心者だからですかね?笑
そんな不安をも上回り、絶対チケット取ってみせる!と決断した決め手となったのは、第一部の出演者欄に大好きなモンローズさんと三福エンターテイメントさんのお名前があったから。
本格的なライブ復活の際には絶対一発目で観たいと思っていたライブメンバー。
チケット発売日、スマホが壊れるほどタップして、指がちぎれる程タップして、どうにかこうにかチケット確保。
ここにランジャタイさんのお名前もあったら更に最高だったのになー!と思っていたところ、追加出演者に!!
見た瞬間、軽く悲鳴をあげましたよ。本当に。
絶対に体調を崩すもんか!と普段より体調管理にも気を使いました。
そして迎えたライブ当日。
マスク着用は勿論のこと。
顔にウイルス制御スプレーも散布し会場へと向かいました。
自分の為でもありますが、万が一にも何かあったら、ここまで頑張ってくださったK-PROさんの努力が水の泡になってしまう。踏みにじってしまう。
そんな思いで開場前の待機中も他の方と距離を保ち、しっかり水分も補給。
一方、スタッフさんの方も全員がフェイスシールド着用。
来場者にアルコール除菌のお願いも呼びかけており、ウイルス対策は万全。
これなら安心してライブを観られると思いました。
待っている間にランジャタイ伊藤さんが楽屋入りする姿も見られ、懐かしい光景に『ああ、ライブを観にきたんだなぁ』と改めて実感。
入場整列が始まり、開場前にK-PRO代表の児島さんがやって来ました。
「皆様のおかげでここまで来ることができました。本当にありがとうございました!」
(要約です。言葉の詳細は違うと思います。すみません)
と、頭を下げる姿に感激のあまり込み上げてくるものが。
周囲からも自然と拍手が沸き起こります。
見えない敵と戦い続けた『戦友』『同士』が見えかけてきた終戦の兆しに少しだけ安堵した瞬間でした。
会場入りして着席すると大画面に映し出される映像。
これも懐かしい光景。
(スタッフさんに許可を得て撮影しました)
控えめに流れるBGM、薄暗い場内。
そこから更に暗転し、音楽のボリュームが大きくなる瞬間、鳥肌が立ちました。
暗転は夢の中に行くためのスイッチ。
夢の世界にまた連れて行ってもらえる!
ゾクゾクしながら感動を味わっていると、スクリーンにオープニング映像が。
多分、実際の時間にしたら僅かなもの。
しかし、そこには沢山の愛情と感謝の気持ちが込められており、気付けば自分自身も今までの色々な思い出を振り返っていました。
長かった。
本当に長い間耐えてきた。
でも、ようやくこうして新たな第一歩を歩み出すことが出来たんだ…
感慨深さに、また泣きそうになってしまいます。
映像が終わり、明るくなったステージ。
そこからは、本当にあっという間でした…
オープニングトークからクスリと笑って。
トップバッターのモンローズさんで宮本さんの大声を聞いて懐かしさに感動しながら爆笑したり。
三福さんはやっぱり面白くてカッコ良くて名前通りエンターティナーだなあと思ったり。
ランジャタイさんの漫才はやっぱり奇想天外で、1秒先も予想出来なくてジェットコースターみたいに刺激を与えてくれるなぁとか。伊藤さんスリムになったなぁとか。
恥ずかしそうに舞台からはける姿を可愛いなぁと思ったり。
そんな事を思いながら、久しぶりの客前で緊張しながらはしゃいでいる芸人さん達を眺めておりました。
本当に楽しかった。
お笑いが大好き。
ライブがないと生きていけない!
そんな『自分の性』みたいなものまで実感してしまいましたね。
エンディングでまた映像が流れ出し、それが今日を迎える事への感謝に溢れた内容で…
さっきまで笑っていたのに、ジーンときてまた泣きそうになってしまいました。
今日、この時間、このライブに来て本当に良かった。
この感動の瞬間をお笑い好きな人達と一緒に迎えられて、本当に良かった。
そんな事を心の底から思わせてくれたライブでした。
ここまで来るにあたって、おそらく色々な事があったと思います。
客の私達が知り得ない苦労や困難が山のようにあったことでしょう。
それらを乗り越えて、このライブを開催してくださったK-PRO代表の児島さん、スタッフさん、出演者の芸人さん。
本当にありがとうございました。
開場前、公演内、終演後、沢山の「ありがとうございます」を言って頂きましたが、こちらこそ「ありがとうございました」!
ちょっとでも伝わったら嬉しいです。
ライブを楽しむこの感覚が、再び「日常」に戻りますよう願っております。
また来るぞ!座・高円寺!!
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