【ライネク前編がスーパー篠塚回になってしまった理由を勝手に考察】〜ハプニングと菊池風磨のドラマメイキング力による可能性〜
毎週金曜日22:00〜Netflixにて配信されているtimelesz project(通称タイプロ)
12/20に公開されたepisode10の後半、【ライネク前編】が【スーパー篠塚回】となった理由を以下に菊池風磨のドラマメイキング力(計算力)による可能性の面から考察してみたいと思います
※こちらの考察は以前述べた考察より更に本編を見た印象から想像性を膨らまして作成しています。チーム全体の合理的判断理由(チーム全体像)から見た考察は既にX上にある考察をご覧下さい。
※これだけ読むとほぼ全編篠塚のみに焦点を当てた文章のため篠塚だけ優遇されている?と思われるかもしれません。チーム全体像から見た考察はX上で先に述べてありますので気になる方はそちらをご一読ください。
チーム全体の考察でも示した通り前提としてこの4次審査では候補生は審査側が求める各々の想定課題があります。
篠塚の場合は
①未経験者で難曲ライネクを本番こなせるか(未経験者でも最低合格ラインの勘が備わっているか)
②周囲とのコミュニケーション(未経験者としての立ち回り,人間力,キャラ)
③自分を信じきれるメンタル(しごき抜かれても喰らい付いていけるか)
④体力(合格後猛特訓をこなせるフィジカルの強さを持っているか)です。
特にダンス,歌共に未経験の篠塚はこの4次審査を通過するには(①)③④を確実に示さなければなりません。(4次で合宿を行っている意味はこれを判断するため,5次以降は違う能力を判断する審査を行うと考えられるため)
※①を()としたのは最終発表は2週間後であり,合宿中に確実にその能力を示す必要が有るのは③④となるため(最終発表時には①の能力も示さなければならない)
※②は5次以降も引き続き評価判断される項目であるため
篠塚がこの合宿中③④の能力を示す必要がある理由は、追加メンバーに決まれば当然グループとして活動するために(お披露目のために)歌,ダンスを少なくとも1コンサート分早急に仕上げなければならないと考えられるためです。
追加メンバーは決定後、怒涛の振り入れと歌入れの日々が開始するはずで、その上技術的経験の無い者がこれをこなすために最低限必須条件になるのが③④を持ち得ている者となります。
※オーディション中と違い合格者の適正をみて個人トレーナー指導など行えるため技術力は審査側が最低限求める基準を満たしていれば未経験者でも問題ないと判断される
そして審査側は篠塚ならこの4次審査想定課題をライネクという技術的未経験者にはかなりハードルの高い難曲でも(ギリギリでも)こなせるのではないか?と(期待を込めて)配置したと考えられます。
③④の能力をより確実に見るために未経験1人のチームに配置し(他チームや他の候補生のバランスも考慮)、ライネクが難曲であるためにこのチームの他候補生は実力の確かなメンバーを揃え(勿論他候補生には各自別の想定課題があります,X上考察参照)周りのサポートを受けながら&②も見れたら良いなと考えつつこの審査を通過するならば経験者に技術面を大幅に引っ張り上げられる形で4次審査の想定課題をこなし通過する(本人の自信にも繋がる)ことを考え配置したと思われます。
しかしこのライネクという曲は配信本編で聡ちゃんやノスケ先生が触れていた通り、クオリティを極めることを考えるならば現メンバーでも難しさを感じる技術的難曲です。
その為審査側からみても篠塚がこの曲をこなすのは決して優しい(甘い)ハードルではありません。
想定負荷としては予定通り1日目で振り入れを行うことが出来ていても篠塚が深夜,早朝,(昼練)を全力でこなさなければならないと考えていたはずです。(恐らく)(パプレ,人生遊戯チームも深夜や早朝練を行なっていた通り)
しかし今回、審査側としてはパプニング的に篠塚は途中ポジション変更のため3日しか無い合宿の1日がほぼ技術的に無となる、3日目には中間発表を行うため実質1.5日で振り入れから中間発表クオリティまで上げなければならない状況に追い込まれます。
ほぼ1日目が終わった中(夜の会議場面から)ポジション変更となり、篠塚は深夜練から覚え直し作業を含め個人練習増加〈⭐︎この個人練部分が本編尺で多く使われています。〉
個人的にはこの覚え直し作業(個人練)も本編映像で映された1人で行なっていたものだけではなくもっとチームで(全員でなくてもポジ変のない3人の内誰かと変わりつつ)行っていればその姿がもう少し映されるかな?と思ったのですが
〈理由〉
・経験者サポート場面尺が作れる
・深夜練終わりがけの前田大輔や早朝練前田大翔が映っていたので当然ずっと1人という訳では無い
本編尺に採用されているものはほぼ個人練習風景のためそれが実際どの様に行われていたかは判断不能です。(いつか裏話的に出てくれば分かるかも…)
そして配信本編は篠塚の個人練強調編集となってしまいました。(恐らく結果的に)
この編集の理由として考えられるものは
・ドラマ性をより際立たせるため編集の都合上カットされた(編集マジック)
・篠塚本人が覚え直し作業を1人で行う方がやり易い,効率的などの理由で協力を断っていた
・ポジ変無し3人の体力や精神が各々がこちらが考えるよりも限界値に達しており他の人の分まで付き合える余裕が生まれなかった可能性(この合宿中候補生は皆基礎体力審査を行なっている&ライネクは難曲,チームといえど本人の健康が1番大事)
と、
・本来撮れるはずだった全体クオリティ上げ作業尺が篠塚の進捗遅れで出来なかった
(チーム全体像考察でも述べたとおり合宿3日中3日目には中間発表を控えており想定通りポジ変が起こらなければ2日目(遅くとも中盤),3日目には確実にチームとしてのクオリティー上げ作業(全体練習)(経験者の指導場面)尺が作れる見込みだったものが篠塚の進捗遅れで想定通り進まず、全体クオリティ上げ尺を作る事が出来ずに中間発表を迎えてしまった(=前編で映される合宿での全体尺不足))
など恐らくこれらの理由の複合で編集の際の総合的判断結果かと思われます。(視聴者側からの推察のみでは断定不能)
勿論最終発表は2週間後になるためこのポジションチェンジが最終結果に致命的な影響を与えるものではありません。(もしそんな負荷だったら流石に指導陣から指摘が入る)
しかしこの合宿中は先に述べた通り篠塚の(勿論他候補生も)精神的強度を計るために審査側(特に指導陣)は強硬な態度で接し続けます。
たとえその課題が想定負荷を超えており、内心(頑張ってるな…)などと思っていても,篠塚自身に対してそんな態度を取る事は出来ません。(なんとしてでもこれを超えてくれなければ追加メンバー入りは難しい)
まして1日分出遅れで覚え直しになった事から合宿日程中、その日の技術到達目標まで恐らく達していなかっただろうと推察されます。(歌練での指摘等,中間発表での歌詞忘れ指摘参照,断定出来るほどの判断材料は無し)
(この状況だったので初見時個人的には中間発表は本当にまずいかもしれない…と見ていたのですが)
それでも3日目の中間発表時,(編集有りだとしてもこちらが見る限り)なんとか形にはなっていました。(恐らく)(思ったよりは大丈夫そう!)(※本当にまずいと思われるような場面は編集マジックでカットされている可能性もある)
勝利聡指導陣のコメントはチーム全体に向けて、この3日での想定目標には達していないが後の2週間でなんとか仕上げてくれ!の意であると捉えます。(そしてそれは出来るはずという判断)
(※今回篠塚以外の尺が本当に少ないのでそれ以外の理由で先のコメントを述べていたかどうかまでは判断不能)
そして菊池風磨による篠塚名指し指摘からの呼び出し場面、このライネク前編が篠塚回編集となるドラマ的視点での理由を表しているのかなと思います。
繰り返し述べている様にこの合宿で篠塚ははからずも審査側の想定負荷以上の課題をこなしてきました。この合宿は精神負荷耐性審査でもあるため途中で手助けしたり(勿論本人がアドバイスを求めたりする場合は別ですが)指導陣が他候補生と比べて大きく違った態度(特別扱い等)を取る事はおそらくありません。(内心で何を思っていたとしても,勿論思っていなくても)
しかし中間発表では(本来想定されていた技術到達目的に達していなかったとしても)この4次審査合宿中に示さなければならなかった③④に関しては十分基準に達したといえる評価を得た(少なくとも④は確実)のではと考えられます。(※最終的には2週間後のパフォーマンス次第なのであの時点で確実な事は何も言えない)(そして更に後2週間、心折れずに必死で技術面クオリティ上げを頑張ってもらわなければならない)
そして当然、菊池風磨であればその事に思い至ります。
自分たちが想定した課題を偶然起きたパプニングがあったにも関わらず最低限必要な面でこなしてくれた&今は何も言えない(想定技術目標には達していないので褒めたりは決して出来ない)が君のその取り組みはちゃんと見ていたよ…が菊池風磨による篠塚個人呼び出しシーン「想像させてくれよ!」に繋がったと考えられます。(中間発表が本気でマズくて心配していた可能性もゼロではない)
しかし配信本編尺でこちら側に提供されたものを見る限りあの言葉はとりあえず中間発表まではなんとかやった!という労いと後2週間頑張って!の意だと推察されます。
そしてそんな場面が(偶発的にでも/言葉掛けは作為的かもしれない/中間発表で粗方風磨くんは様々な面(2週間後のクオリティも)を計算出来ると思うので)撮れたなら、よりそれを活かした編集を本編でしたくなるのもまあ分かるかもしれないな…(よりドラマチックで物語的)(最終的にパフォーマンスが良ければ更に良し)
などと考えました。(長い)
ここまでお付き合いいただき御礼申し上げます…
そして全ては最終発表に続く!ライネク後編!
(4次審査通過者決定)
本日12/27 22:00配信!(Netflix)
ライネク後編をみればきっともっと様々な面が(今度こそライネクチーム他候補生のことも)分かる事でしょう…
視聴者としてこの物語の続きを楽しみに待ちたいと思います。