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【不合格体験記】AWS ソリューションアーキテクト アソシエイト

皆様お久しぶりです。

英知 契(えいち けい)です。

タイトルから早速ネタバレなのですが、AWS ソリューションアーキテクト アソシエイトの試験に落ちてしまいました

資格試験を受けるのは2024年は3回目で、3回目にして今年初黒星です。

よく、巷では「合格体験記」だとか「勝って兜の緒をしめよ」とか言いますが、負けた時こそ反省会が大切だと思うのです。

だから書きます。不合格体験記

ちなみに先に結果を共有すると、こんな感じです。


スコア:688点(1000点満点中。合格点は720点)
セクション毎のスコアパフォーマンス(正解率)

コンピテンシーを満たしている(合格ライン達成
第1分野:セキュアなアークテクチャの設計
第2分野:弾力性に優れたアーキテクチャの設計

改善が必要(合格ライン未達
第3分野:高性能アーキテクチャの設計
第4分野:コストを最適化したアーキテクチャの設計


実質的な試験準備期間が1週間半だったことを考えれば、合格ラインに半分の分野が乗っただけでもかなり大健闘した方ですが、SAAは甘くなかった。

ここから先は分析(&反省会)パートに入るので、私と同じ過ちを犯したくない方は是非とも私の失敗から学習しまくって自分の試験に活かしてみてください。


敗因1:圧倒的ハンズオン不足

今回の敗因の1つ目として、圧倒的にハンズオンが足りなかったことを挙げます。

実は、今回会社のアカウントで無料で使えるUdemyも使って勉強を進めていたのですが、そこで紹介されていたのが、自分の手で動かしてAWSを学ぶ勉強法、すなわちハンズオンでした。

今回の試験でも、一度はハンズオンを試そうとしたのですがAWSアカウント認証前のカード登録で手持ちの楽天カードが弾かれてしまい、そこで心が折れてやめてしまっていたのです。ここでちょっと弱い命が出てしまいましたね、、。

ハンズオンの良さをあげるとすると、何といっても実務とほぼ同様の形で手で動かしながらAWSの仕組みをじっくり学べるということです。これはAWSなどのクラウドサービスに留まらず、プログラミングの勉強やLinuxなどのサーバー関連の勉強にも全てに共通します。

おそらく、私も最初に投稿した「サバイバル術」の記事で先輩から「ITで新しい知識を学んだときはハンズオンで勉強した方がいいよ」と教わったのですが、ここにきて初心を忘れてしまっていたような感じがします。

ちなみに、楽天カードだとAWSのクレジットカードが認証されない問題ですが、一度楽天カード側に電話すれば解決する問題だと今ググってわかったので、今度からそうします。はい。なぜこれをトチってしまったのだろう、、。


敗因2:問題を解くことばかりにこだわりすぎた

こちらが2つ目の敗因です。
これまで2つの試験(Iパス、HTML)や昨年合格したAWSクラウドプラクティショナーでは逆に勝因とも言えたことなのですが、今回の勉強はあまりにも問題演習に時間を割きすぎてしまったのが災いしたのかな、と思います。

ちなみに、今回使用した教材はこちら。

本系の教材では、試験まで時間がなかったので「一夜漬け」をチョイスし、あとは業務後の空き時間を使ってひたすらPing-tで問題演習をしていました。Ping-tは700問以上あり、前回のHTMLの1.5倍くらいのボリュームでしたが当日の朝ようやく全問1周解けた、という感じです。

…逆にいうと、これくらいしかしていないです。

さすがに、わからないところをメモに書いて手元でまとめたりくらいは少しはしましたが、それでも今までの試験に比べたらその頻度も量も質も下がっていたとしか言えません。

Ping-tも、問題の解説を読みながら理解度を深めることで解ける問題がかなり増えてきたのは事実ですが(だからこそあの短期間で700点手前まで持ち運ぶことができた)、700問越えの問題をひたすらこなすことで頭がいっぱいになってしまい、段々と解説も読まなくなっていってしまったことも敗因と呼べるでしょう。

私の肌感覚なのですが、問題を700問無理矢理にでも解こうとするのなら、実際の試験と同じく65問or70問を本番と同じ130分を使って丁寧に解いていった方が実力がつくと思います。


敗因3:実務と試験を結びつけられなかった

前回クラウドプラクティショナーに合格したときと今回の受験とで、1点決定的に違うところがありました。

それは、同時期の実務でAWSorクラウドサービスに触れていたどうか、です。

クラウドプラクティショナーを受験したときは、実務でもバリバリAWSを使っていました。EC2には毎日アクセスしていましたし、S3で内部のデータも定期的に参照していました。Lambdaの関数を使ってビルドやデプロイにも触れていた時期も。

ところが、ここ直近1年以上実務ではAWSを全く触っていなかったので、EC2やS3、IAMユーザーなどの初歩的な言葉ですら「お久しぶり」状態。

これだと試験に活かせるものも活かせないです。

ただ、これを言い訳にしてしまうのは絶対違うと思います。

実務で使わないからこそ、ハンズオンで練習しておく必要があったのです。(だから、あれほどハンズオンで学べといったのに、、、)

という、自分への集中攻撃はここまでにして、以上3点を今回の主な敗因として挙げさせていただきました。いやー悔しいね。

しかし、今回の試験が全て反省点づくしだった訳ではありません。

良かった点もありました。ここからはポジティブモードに入ります。

こちらも2点ほど書いてみましたので、ご参考までに。


良かった点1:インフラ関係の専門用語・分野に関するアレルギーを克服できた

ぶっちゃけ、これが一番大きかったと思います。

ソリューションアーキテクトアソシエイト試験では、オンプレミス(自社環境)からAWSのクラウドサービス環境への移転についての問題など、インフラチックな観点が必要な問題が多々あり、これが日頃の業務とも大きく関連していました。

現在、従来の開発系というよりは保守運用系のプロジェクトに在籍していることもあり、今までのようなフロントエンド的な技術だけでなく、Linuxやサーバー構成などのインフラ関連の知識や実務が大いに求められる環境へと大きく変わっていっていました。

例えば、現在はオンプレミスでも将来的にAWSのクラウドサービスを導入していくとすれば、どのような構成が考えられるのかorどのような構成が一番スケーラブルなのか、など。

そして、仕事も多忙を極める中でAWSを勉強していくと、自然とサーバーやインフラ関係、ファイル転送など実務に関連する事柄を学習できるので一石二鳥。

合否の枠を超えて、ここはAWS SAA受験の「ええところ」が存分に発揮できたのではないでしょうか。

ある意味、今回の試験の一連のプロセスは、フルスタックエンジニアになるために必要な挫折だったのかもしれないです。


良かった点2:緊張感を持てるようになった

2点目は、もうシンプルです。
今までが受かりすぎてたんです。

今回一度不合格になって「ガクーン」と倒れてからが本当の勝負なのだと思います。

「不合格」と言う事実に落胆するのではなく、「不合格」という事実が「緊張感」と言う最近の私に一番抜けていたことをプレゼントしてくれたと思えば、今回の不合格ももはや何ともないです。

仮に、今回中途半端に合格してしまっていたら、資格試験3連勝で有頂天になってしまい、しばらく勉強を辞めていたと思います。

それでは、実務で本当に必要な勉強や自己研鑽も「資格3つとってもうたしもうええわwww」と言う逃げの心が自分に働いて、あぐらをかく日々が始まっていくに違いありません。私の傾向からすると、特に。
そう思うと、今回合格だった方が恐ろしい結果だったのかもしれません、。

…まあ、不合格は不合格だけどね。笑笑


おわりに

ということで、AWSソリューションアーキテクトアソシエイトの不合格体験記、いかがだったでしょうか。もう書きたくない、、笑笑

私もこの記事を書く5分前にAWSの公式サイトで「Fail(不合格)」と言う表示を見てすぐに執筆したので、今まで以上に突貫工事感がある記事になったかと思いますが、ここまで読んで頂けたと言うことは、まあそれなりに文章として形になっているものを皆様にお届けできてはいたのかな、と捉えて貰えれば嬉しいです。

あと、追加で1点良かった点を挙げると、今回のAWS SAAにかけたお金はなんと0円です。受験料も教材も会社支給(一部福利厚生あり)で、Ping-tも今回の問題集は完全無料だったので。

なので、今回の不合格は、結果は不合格でもお財布へのダメージは合格ラインどころか無傷でほぼ満点、と言うことでもあります(なんか趣旨変わってきてるぞ?)。

まあ、とにかく、今回不合格だった分の悔しさは明日からまた始まるお仕事で思う存分に憂さ晴らししていこうと思います。「試験に落ちたから何じゃい!」と言うくらいのナニクソ魂で、タスクをこなしまくっていきます。🔥

そして、これからAWS SAAを受ける皆様も、今回の私の不合格体験記が他の方の合格体験記かそれ以上に皆様の力になれれば幸いです。合格目指して頑張ってください!私は、多分半年or一年後にリベンジします。笑笑

それでは、また!







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