白血病が分かるまで(…白血病ってなぁに?)
まず白血病ってなに?
⇛ 一言でいうなら血液のがんである。
白血病の特徴は?
⇛ 白血病細胞が増殖すると正常な血液を作れなくなる。
骨髄(血液工場の生産ライン)の機能低下するということである。
主に体の中を支えているスタメンとして、
白血球・赤血球・血小板の3種類がいる。
体を動かすために大事な細胞たちが作られなくなるということだ。
3種類の血球たちに注目してみると…?
白血球が作れなくなると感染症に罹りやすく戦う力がなくなる。
(感染症・発熱などの症状がでる)
赤血球が作れなくなると酸素が体中にうまく運ばれなくなる。
(貧血・動悸・息切れなどの症状がでる)
血小板が作れなくなると止血がしにくくなる。
(皮下出血(痣)・歯肉からの出血・脳や臓器の出血などの症状がでる)
病名ってどうやって分かるの?
⇛ だいたい血液検査の結果で血液のがんかもしれない。
ということが分かるようで、
小さい病院・専門でない病院で血液検査をしてしまうと
この段階で「大きい病院に行ってください。紹介状書きます」
って言われる。(経験者は語る)
詳しく知るには、骨髄検査をする必要がある。
骨髄検査とは、骨髄の造血能力の確認、がん細胞の有無などを調べる検査である。
主に、骨髄穿刺と骨髄生検の検査方法で行われる。
骨髄穿刺(マルクとも呼ぶ)とは、
骨髄から髄液を採ってくる検査である。
骨髄生検とは、
骨髄そのものを採ってくる検査である。
骨髄穿刺も骨髄生検も、
腰の骨にぶっとい注射で穴を開けて検査するのでとても痛いと思う。
痛みに強い人もいるが私はとても痛いと感じる人種だった。
痛くないという人も聞いたことはある。
結果は、2週間程あれば分かる。
結果により、がん細胞の形や遺伝子の変異している場所
などなど総合して病名の診断が確定するのである。
私の病名はなんだったのか…
それは次の記事で。