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VR/ARを含む最先端技術による文化財活用ハンドブックを公開！（文化庁）
2020年4月1日、文化庁は先端技術による文化財の活用方法と実際に先端技術で課題解決した事例を掲載した「先端技術による文化財活用ハンドブック」を作成・公開しました。
観光やまちづくりなどの資源として、保存しながら活用していく機運も高まっている文化財。
本ハンドブックでは、先端技術による文化財活用の方法と事例が掲載されています。また、導入技術は、VR/ARはもちろん、OCR（光学文字認識）やドローン撮影、プロジェクションマッピングなどの様々な先端技術の活用事例が掲載されています。
実際の事例では、文化財ごとにどのような課題があり、課題解決に向けて各技術を導入した理由が書かれています。また、導入効果や導入時の配慮事項もまとまっており、コンテンツ制作・運用前の企画設計に携わる人たちにとって非常に有益な情報がつまったハンドブックとなっています。
要所要所に先端技術にまつわるトリビアがクイズ形式で出されており、読み物としても非常に面白いです。
文化庁は、2019年にも「文化財の観光活用に向けたＶＲ等の制作・運用ガイドライン」を公開しており、インバウンド観光客対応に向けた取り組みのひとつとして、これまでも積極的に先端技術の導入を行ってきていました。
参考：文化庁プレスリリースhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000047048.html