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性能良し!コスパ良し!「Oculus Quest 2」ついに発表!

Facebookがついに新型VRゴーグル「Oculus Quest 2」を発表しました。

Oculus Quest 2は日本市場への本格参入を狙っており、Facebookの担当者は『日本は米国に次ぐVRの巨大市場だ。今回はじめて日本で成功したいと思っており、リテールや翻訳、日本語入力を含め、日本人に対して必要な機能を入れている。機能だけでなく日本専用コンテンツも揃っている』とコメントしています。

Oculusとしては初の試みとなる、家電量販店での販売も実施予定。販売パートナーはビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、GEOなどで、感染症対策を十分に行いながら、体験コーナーも設置する予定。

また、Oculus Quest 2の正式発表の翌朝にはTwitterで日本公式のoculusアカウントが設立されており、日本参入への本気度が伺えます。

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Oculus Quest 2はPCに接続して使うことも、スタンドアロンで利用することもできます。6DoFに対応しており、外部センサーなしでVR空間内を自由に歩き回ることができるほか、コントローラーを使用せずに操作する、ハンドトラッキングにも対応しています。


また、特筆すべきなのは、クアルコムの最新プロセッサ「Snapdragon XR2」を搭載している点です。さらに多くの高度なソフトウェアを実行できるようになりました。初代端末は「Snadpragon 835」という、ひと昔前のハイエンドスマートフォンが搭載するような型落ちのSoCを採用していました。

また、RAMも6GBとなり、初代の1.5倍に増量しています。


Oculus Quest 2はその他のスペックでも、前世代Oculus Questをベースとしながら様々な面でアップグレードしています。

解像度は初代端末に比べて約50%向上し、単眼の解像度は2K(1832 x 1920)に。リフレッシュレートも、ローンチ当初は72Hzと変わらないものの、今後90Hzまで対応予定とのこと。

また、視野角はほとんど変わっていませんが、IPD(瞳孔間距離)の調整にも変化が。これまでは無段階で調整できましたが、個人の顔の大きさや、目の幅の違いに適合できるようにOculus Quest 2では3段階調整の設計。レンズ部分を直接カチッ、とズラして58/63/68mmに調整できます。


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基本的な実機デザインは初代端末を踏襲していますが、頭を固定するベルト部分が、マジックテープを使用した簡易なものに変更されています。

これは軽量化のためで、硬いしっかりした機構を使っていた初代端末と比べて、10%の軽量化を実現。本体の重さは503gまで軽くりました。飛躍的な改良とまではいかないものの、長時間装着時などに疲れにくさを感じるでしょう。

同梱コントローラーには大きな変更はないものの、電池の持ち時間が約4倍ほどになっています。その他にも、オプションで脂製のEliteストラップ(6,200円)も用意するほか、Eliteストラップの後頭部にバッテリーを追加したアクセサリも販売します。
これまで以上にアクセサリーを充実させ、個人個人にフィットした装着感の実現が目標とのこと。


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品質、スペック、価格等、総合的に判断しても現状でこれ以上のVR機器はなかな無いのではないでしょうか。

公式サイトにて9/16から予約を開始しており、10/3までの受け取りを予定しています。価格は33,800円(税別)から。

HMDの購入を検討している方や、VRを初めてみたいけれど、何を買ったらいいのかわからない!という方はOculus Quest 2を購入すればまず間違いないでしょう。


【関連/参考】

Facebook Connect基調講演 「AR/VRの未来」

Facebook Connect基調講演 「日本人デベロッパー向けのベストプラクティス」

https://www.oculus.com/quest-2/


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