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VRならではの学習体験!N高が「Oculus Quest 2」での学習を2021年4月から提供開始
角川ドワンゴ学園はVRシステム開発会社バーチャルキャストと連携し「普通科プレミアム」を開発中であると発表しました。VR空間で学習ができるこのコースは2021年4月からN高等学校およびS高等学校にて開始予定です。
「普通科プレミアム」は、単位認定授業と課外授業で構成される学習コンテンツです。課外授業はVRヘッドセット 「Oculus Quest 2」に合わせて再構築されており、生徒はVRデバイスを通して学習空間に行き、360度の視覚と聴覚、そして実際に体を使って体感します。
VRヘッドセットは無償で提供され、仮想空間内では授業だけではなく、同級生との交流も出来ます。
VRで集中力UP!
VRは立体的に物事を体感できることから、医療実習のトレーニングや物流・モノ作り現場でも多様に取り入れられており、従来よりも効率性が高いと考えられています。
従来のPCやタブレット、スマートホンを使ったリモート授業だと、プッシュ通知や周囲からのアクションなど、授業を阻害する要因があります。しかしヘッドセットを装着し、VR空間で授業を受けることで没入感が高まり、学習に集中できます。
立体的な教材
CGデータによる立体的な教材を利用できるのもVRを導入した普通科プレミアムの特徴です。グラフの動きや正多面体のつくり、地球儀や宇宙空間での天体の様子などをVR空間で立体で見ることができます。また、バーチャルな空間だからこそ、実際には難しい実験なども行うことができます。
また、学習指導要領が急に変更になっても、授業内で表示される立体データや動画内容は速やかに修正できる仕組みが作られています。
VRで面接対策
Oculus Quest 2の機能を最大限に利用し、面接シミュレーションなどのコミュニケーションのトレーニングも提供される予定です。
VR空間でバーチャル面接官を相手に、何度でも面接の練習をすることができます。また、アバター制作アプリ「カスタムキャスト」を利用することでコミュニケーション時のアバター外見も変更可能です。学習はVR空間だけで完結せず、現実世界で活きる実践的なスキルも身につけることができます。
本格的なVRシステムを完備し、バーチャル入学式をいち早く導入していたN高が、本格的に「学び」にもVRの導入を始めました。
今後、さらに実践的にVRでの教育が普及していくことでしょう。
参考:https://nnn.ed.jp/learning/premium/