自分の目指すドット絵について&制作プロセスの解説
■1.あいさつ
こんにちは、ドット絵アドベントカレンダー2022の12/22分を担当させていただきます、高村檸檬(@pixel_takalemon)と申します。
普段は主に、食べ物ドット絵を描いています。
この記事では、自分が目指しているドット絵の定義を再確認しながら、その定義によるものか、ちょっと変わっている?かもしれない現時点での私のドット絵の描き方プロセスを解説していこうかと思います。
それでは、よろしくお願いいたします!
■2.私が目指しているドット絵とは?
いきなりですが、私には、ドット絵を描き始めた当初から悩んできたことがあります。
それは、「私がドット絵で1番好きな部分である、“カクカク感”を活かせていない気がする…!」ということでした。
そもそも、私が目指しているドット絵とは
の上記3つを満たしているものなのですが、このうちの①がうまくいかなかったのです…。
①の“カクカク感”とは、とても感覚的なものなのですが、言語化しますと、
となります。かなりわかりにくいものかとは思いますが、とりあえず私は「最小単位である1pixelを活かせているのかどうか」という基準で、今年の夏までドット絵を制作していました。
■3.うまくいかない…!
とは言うものの、なかなか納得のいくものが描けませんでした…。
大きなサイズのキャンバスで描くと、必然的に1pixelが小さく見えて、“カクカク感”が減ってしまうのです…。
■4.転機:Shibuya Pixel Art
そんな状態に転機が訪れたのが、Shibuya Pixel Artに向けた作品を制作していた時でした!
↑の絵を描いているときに、ふと、
「もしや、ものごとに使う■の単位の大きさを変えれば良いのでは…!!?」
と思い、やってみたところ…
!
…
!!!
…
り、理想に近いのでは!?遠目でも“カクカク感”があるのでは!?
これは…!いけるぞ…!?となり、やってみたところ、かなり“カクカク感”というか、■がぱっと見、遠目でも認識できる…!となり、これを突き詰めていけば自分の理想のドット絵を描けるのでは…!!と思い、現在は、この、「ものごとに■の単位の大きさを変える」方法でドット絵を描いてみています。
■5.制作プロセス解説
それでは、実際の制作プロセスを記していこうと思います!
(iPhone、dotpict使用、キャンバスサイズ192×192)
5.1ラフ
なんとなくアタリをとります(緑線。白い四角は次の手順)。
この時点では、「面積比」を意識し、影の落ち方もこの時点で決めます。
5.2面積が1番大きいものを描く
はじめに1番絵を占めることになる部分を描くことで、構図など絵全体の雰囲気を掴みます。私の絵の場合、基本的には1番面積が大きくなるのは何かのお皿です。なので、まずは主役となる食べ物がくるお皿を描きます。
この時点で、お皿の■の単位を決めて、遠目でも“カクカク感”があるかどうかを確認します。
5.3■の単位が決まったものから描いていく
あとはラフを具体的に描き足しながら、■の単位が決まったものから描いていきます。この、「ラフ→本書き」の際、基本的にはペンサイズを描きたいpixelの単位にして、カクカクと描いていきます(例えば↑のニンジンの場合、ペンサイズを4にして描いています)。
5.4完成!
あとはひたすら4.3の作業を繰り返して、完成です。よくものに落ちる影を描き忘れているので、仕上げの際にはその確認を必ずするようにしています。
■6.今後の課題
「ものごとに■の単位の大きさを変える」方法で描いていく中で、
など、この描き方の課題も見えてきました。今後はそういった点を克服しつつ、自分が描きたいドット絵を描いていければと思います。
お読みいただき、ありがとうございました✨