【急がばととのえ】サウナに行けば難関試験に合格説 毎日サウナに通った社会人が公認会計士に合格した話 【前編】
胡散臭いタイトルで申し訳ありませんが、サウナに行くと学習効率が爆上げすることは身をもって実感していました。そんな中、最近、この本を読みました。
「医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか? 」(ダイヤモンド社)
著者:加藤容崇
(慶應義塾大学医学部腫瘍センター特任助教・日本サウナ学会代表理事・通称サウナ教授)
ただでさえ忙しい社会人が、難関資格や仕事をするうえで、時間を割いてサウナで汗を流すことは一見時間の浪費のように思います。(私も、サウナにハマる前まではそうでした)。
しかし、サウナに行った後は不思議と頭が冴え、疲労感も抜けているので、むしろ勉強が捗ることに途中から気づきました。そのため、サウナを習慣化しました(結果、社会人で公認会計士試験に合格)。
なんとなく、サウナが、勉強や仕事のパフォーマンスが良い効果をもたらすことは実感していたのですが、この本を読んでその理由が体系化されました。以下、この本において指摘される「サウナの効果」8つ内容を紹介しながら、サウナが以下に勉強に役立ったかを記載していきます。
効果① 脳疲労が取れて頭がスッキリする
サウナにほぼ毎日言った人間として、この効果について激しく同意します。この本によれば、サウナに入ることで、強制的に思考を停止させられるため、無駄な脳の活動を抑えることができ、脳疲労を防げるとのことです。
科学的には、脳が意識的に活動していない時に動いてしまう脳回路のことをDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)と呼ぶそうで、DMNは脳の活動の浪費につながります。DMNの活動をサウナが強制的に抑制するとのことです。
社会人は日中は仕事に忙殺されます。そのため、やっと仕事から解放された夜の時間は、脳疲労により脳のパフォーマンスが落ちてしまうのが通常です。そこでサウナを活用することで、脳疲労を除去し、夜の時間であっても集中して効率的に勉強ができるということです。
仕事後の疲れた脳で行う勉強をジャンクフードと例えるなら、サウナにより脳疲労を取り除いて行う勉強は、高級フレンチか高級イタリアンであるということです。
効果② 決断力と集中力がアップする
この本によれば、サウナに入った後は、脳波の一種であるα波が正常化するらしいです。(α波って多ければ多いほど良いものではなく、正常な値や幅があるそうです。)
α波が正常化すると、認知機能(ワーキングメモリー)や集中力の向上につながるとのこと。たとえていうなら、脳におけるデスクが広がることで、必要なものやコトの取捨選択力や決断力が上昇するとのことです。
体験談としては、本当にα波が正常化していたは検証する術はないですが(笑)、上述の効果①でふれたように「頭がスッキリする!」ということは確信していますので、きっとα波も正常化していたのでしょう。。
効果③ アイディアやひらめきが舞い降りる
激しく同意です。もう一度言います。激しく同意です。
サウナに入ると、不思議と頭がぼーっとしてきます。そのうち、無意識に思考が開始されます。そして、ふと、「あ、あの論点の意味ってこうゆうことだったのでは?!」とか、「あの問題はこう解けばよかったのでは?」など、思い付きやアイディアが沢山ふって湧いてきます。
サウナに入ると、勉強内容以外でも、仕事の進め方や課題、はたまた子育ての方法等、ありとあらゆることがアイディアとして沢山溢れてきます。
サウナに上がったあと、ひらめきやアイディアをよくメモしたものでした。
仕事も勉強も、机や職場で「うーん」と悩むよりも、ひとまずサウナに入ってリラックスしたほうがいいアイディアが浮かぶことは僕は知ってます。なので、合格後も毎日サウナに通いつめています(笑)
この本によれば、サウナに入ったあとは、β波(これまた脳波の一種)が頭頂葉に増加し、感覚を司る領域が活発化することが確認されているそうです。どうやら科学的にも信ぴょう性があるようです。
効果④ 感情的にならなくなる
体験談として、この点も同意です。私の場合、サウナに行くことがストレス発散になり、メンタルの安定材料となってます。
公認会計士試験をはじめとした難関試験の受験は、長期間に及ぶことが想定されます。そうなると、メンタルのコントロールが極めて重要になってきます。
どんなに勉強初期にやる気があっても、モチベーションが維持できなければ、結果はついてきません。サウナを通じて安定したメンタルを維持できたことは、自分にとって大きな勝因だったと自負しています。
ちなみに私の場合、試験の当日も、サウナに行く時間を確保するためだけに、試験会場に近いホテルを予約し、サウナに行く時間を確保しました。(何度も言いますが、結果、合格)
サウナがメンタルを安定させる理屈は、科学的にも根拠があるらしく、以下本より引用します。
サウナに入って人体を危機的な状況に置くと、人体の生体維持システムである自律神経が刺激され、鍛えられていきます。それによって、日常生活においても交感神経、副交感神経の切り替えがスムーズに行われるようになり、体調が改善し、結果としてメンタルが安定しやすくなります。
「医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか? 」(ダイヤモンド社)より抜粋。
まだまだあと4つ、サウナの効果があります。後編に続きます。
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