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ピークから急にクラッシュするシンプルな理由

もしかしたら誰にでもあるかもしれない、
絶好調からの急降下!

ぼくも経験ありますね(笑)
調子がよくて乗りに乗ってしまうんですよ。
そして急にドーンと。

今回はピークから急にクラッシュする、
その理由や対策方法についての話です。


ぼくのクラッシュ経験

それは突然やってくる!

ゴルフ留学でアメリカのコミュニティーカレッジ(2年制)に
入学したぼくは、学校に通いながら毎日ゴルフ。

練習、筋トレ、練習、筋トレを繰り返し
週末はトーナメントに参加。

体が小さく球の飛距離が出ないぼくは
ミスの数を減らして安定したスコアが出るよう
日々試行錯誤してました。

でも2年目になるとカリフォルニアの環境にも慣れ、
スコアも安定しました。

トーナメントは大学対抗、1チーム 5人で競います。
ぼくはスタメンにも入って徐々に結果も上昇しました。
めちゃくちゃ調子よくなって気分も調子がいい、
そんなある日のトーナメントで
クラッシュは起こりました。

当日は自分の学校のホームコースで順調な滑り出し。
折り返し手前の9番ホールのアプローチで…

打った瞬間「ブチッ」とすごい音がしたのです。

倒れ込んで何が起こったかわからない状態でしたが
左手首が動かない。
激痛と混乱のままそのまま帰宅しました。
しかも当時マニュアル車を運転していたため
泣きながらシフトチェンジ(泣)。

その日から1年ぐらい左手が使えなかったんです。

アメリカの病院では原因がわからず、
日本で確認したら
手首のじん帯が切れていたのです。

処置方法もなく、お医者さんからは
"しばらくたっても動かなかったら手術しましょう"
と言われ、

「終わった」

と思いました。

なぜクラッシュしたのか

右手しか使えないぼくは
少し落ち着いてきたころに
じん帯が切れた原因を考えました。

思えばケガの直前は、左手首をいつもマッサージしていました。
練習→筋トレ→練習→筋トレで調子が上向きなぼくは
疲労が重なっても、ルーティンを止めるわけにはいきません。

体は悲鳴をあげているのに酷使しすぎたのです。
でも「ブチッ」っとなるまで気づきません。

ではなぜ気づかなかったのか。
その理由は、その後に通ったセミナーや
読書を通してわかりました。

人にはプラスのエネルギーとマイナスのエネルギーがあります。
調子が良いとプラスのエネルギーが増加します。
ですが実はマイナスのエネルギーも
気づかないうちに増加しているのです。

最後にプラスとマイナスのエネルギーをコントロールできず、
真っ逆さまに落ちてしまうのです。

ピークへの上昇からクラッシュまでの流れは
このような感じです。

  1. 調子が上がるとプラスのエネルギーが増加する

  2. 同時にマイナスのエネルギーも増加する

  3. プラスのエネルギーの勢いに気を取られ
    マイナスのエネルギーに気づかない

  4. エネルギーの歯止めが効かず暴走し、
    マイナスのエネルギーも
    コントロールできなくなる

  5. 足場を踏みはずしクラッシュする

調子が上がるにつれ、
マイナスのエネルギーの兆候は少しずつ表れます。

  • ちょっとえらそうになる

  • 自分が正しいと思う

  • 体に過剰な負荷がかかる(ノリノリだから気づかない)

  • このまま上昇し続けると思う(無敵が続くと思う)

まさにぼく(笑)

でもプラスのエネルギーが強いため
これらの兆候を本人は気づきません。

周りの人はその時点でちょっと嫌なヤツだと
思っているかも…

ではどうすればこの悪循環を防げるのでしょうか。

調子がいい時にできること

まずプラスが増えると、マイナスも増えることを
認識しましょう。

これだけで大体のクラッシュは防げます。
しかしノリノリだと気づかない可能性があるので
注意が必要です。

プラスの裏には常にマイナスが潜んでいるとわかれば
調子が良くてもマイナスのエネルギーの存在に
注意を払うようになります。

もちろん調子がぐんぐん上がっている最中に、
クラッシュが怖いからと抑える必要はありません。

のびのびと活動すればいいのです。

でもマイナスの部分がぐんぐん上がっていることも理解しておきましょう。

理解できる友達に時々チェックしてもらっても
いいでしょうね。

調子がいいからとその調子に飲み込まれないよう
日頃からマイナスのエネルギーにも注意しましょう。

(終)




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