ウルケルちゃん的黄金コース
こんにちは。
今年からチェコ親善アンバサダーになりましたウルケルちゃんです。
今回は私のお気に入りのハシゴできるお店2軒を紹介したいと思います。
忙しい方向けに結論を先に話すと、東京の日本橋にある「カフェ・ウィーン」🇦🇹☕️から、目の前の「ブルヴァール・トーキョー」🇨🇿🍺に行くということになります。
オーストリアのカフェやスイーツ、チェコのビールと肉料理、いずれも極上のものであり、実際に国同士が縁深く隣であり、日本で楽しめる場所がせっかく至近にあるのですから、是非一緒に楽しんでしまいましょう。
この中欧ゴールデンコースとでも呼ぶべきハシゴは私が自分へのご褒美としてやる贅沢ですが、本当に魅力的な場所なので、今回は「いいぞ!」とオススメ語りをする回です。
(ほとんどの場合1人で行ってるので、一緒に行ってくれる人が欲しい…🥲)
【カフェ・ウィーン】
デパート三越の中にあります。
2階にありまして、エスカレーターで上がってももちろん良いのですが、階段で良いよという方は、地下鉄三越前駅のA5出口(銀座線の渋谷側端っこからが近い)か、地上の「ライオン口」から入り、H階段を上がると目の前に出られます。
気品と豪華さが両立した店内を見るには食べログの方が良いでしょう。
ここはウィーン市から認定を受けた本格的なオーストリアカフェで、入り口には認定証が掲示されています。洗練されたウィーンのカフェ文化を垣間見ることが出来ます。
座席の感じや天井の高さなどが落ち着けて本当に大好きです!
超有名なザッハトルテをはじめとしたスイーツも、デンメアという美味しい紅茶もありますが…
私のお気に入りは、このカフェ・マリア・テレジアという酒入りコーヒーです。
コーヒーに甘くないクリームとオレンジリキュール(コアントロー)が入ったものです。
コーヒーもオレンジも主張が強いですが、クリームがそれぞれを上手いこと受け止めて調和させて豊かな風味にしています。そこに酒精が爆発的なパワーを与えて、別次元の飲み物に昇華させてくれます。
お水をちびちび挟んでリフレッシュしながら楽しみましょう。気の合う人と来れば会話に花が咲くこと請け合いです。Twitterで言う「優勝」な気分になれます。
ちなみにこのカフェ・ウィーン、平日は座席の予約が可能ですが、土日祝は受け付けてくれません。
しかし基本的にデパートの買い物客が食事やおやつに寄る場所なので、混むタイミングは容易に想像がつきますからズラせばよくて(16時など微妙な時間に入るとか)、意外と回転が良いのか、あまり長く待ったことはありません。
【ブルヴァール・トーキョー】
ここから三越を出て目の前の道(中央通り)を渡ってすぐにあるのが、ウルケルちゃんとして推しているブルヴァール・トーキョーです。体感徒歩2-3分。
ビールというのは万全な状態で飲めればとても美味しいものですが、どこかに穴があれば台無しになってしまうものです。
そのためピルスナーウルケル社には「タップスター制度」があります。
ウルケルを出す店のプロの注ぎ手をチェコ、プルゼニュの本社に招聘し、1週間の講習と現地のお店での修行をして試験にパスした人を注ぎ手として認定し、品質を保証するものです。
そのタップスター日本人第一号の佐藤裕介さんが経営しているお店が、このブルヴァール・トーキョーです。
つまりウルケルが特に美味い店なんです。
タップスターは現在日本に4人います。
佐藤さんはここと、ピルゼンアレイ(銀座)、ブラッセリービアブルヴァード(新橋)と3つお店をやっていますが、それぞれ個性があります。
ブルヴァールトーキョーの特色はチェコ料理!
同じ土地の酒と食べ物は不思議と相性が極めて良いもの。チェコビールにはチェコ料理が間違いないでしょう。
「チェコ料理ってどんなの?」と人に聞かれれば、私はひとまず取っ付きやすいように「肉に強い」「ビールに合う」と答えています。
さて、このお店は階段を上がって2階のバーカウンター席と3階のテーブル席に分かれていて、客側がどういう飲みをしたいのかで使い分けることが出来ます。メニューは完全に一緒です。今は佐藤さんが店に立つ時は基本的に3階のようです。
ウルケルにはいくつも注ぎ方がありますが、基本になるのは「ハラディンカ」です。
ハラディンカは泡を先に入れる注ぎ方です。
様々な要素が極めて高い次元でバランスが整っているウルケルの素晴らしさを堪能できます。
泡が指三本ぶん、「スリーフィンガー」だと美しいとされています。(指の太さって個人差激しいとは思いますけど)
素晴らしいチェコ料理の数々はぜひお運び頂き堪能して頂きたいのですが、ここでは一つだけご紹介します。
鴨のロースト🦆、「ペチェナーカフナ」です。
チェコ語で書くと Pečená kachna です。
チェコでは客人をもてなす時のご馳走だとか。
このお店ではコンフィしていて、黄金色に輝いています。
噛めば噛むほど旨みが溢れて、パリパリの皮はたまりません。香辛料も品良く効いていて良い香りです。
世界初の黄金色のビールであるピルスナーウルケルとは見た目も味も最高の組み合わせで、これこそ「黄金コンビ」というものでしょう。
実際いくらでも飲めます。
今回ご紹介した流れをすると、本当に満たされるというか幸せな気持ちになれます。
自分だけで独り占めするのも良し、親しい人と特別なひと時を過ごすのも良いでしょう。
現地に行ってみたい気持ちはあるけど、体験版としてどんなもんか試してみたい…!という方にも、経験者が中欧に思いを馳せるにも良いかと思います。
駅としては三越前、日本橋、新日本橋、少し歩くなら神田と首都圏の方はかなりアクセスの良いところにありますし、遠方からの方にとっても東京駅、上野駅、羽田空港、成田空港から行きやすい場所にあり、立地面でも強いです。
以上、ウルケルちゃんとして自信を持ってオススメできる、とっておきの場所のご紹介でした!
本当に私はよく行く場所ですので、もしエンカウントしましたらよろしくお願いします!
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