応援の力とJリーグサポーターの仲間意識
私は、なまりになまった自分の身体にスイッチをいれるために、きまぐれに大小のマラソン大会に参加したりします。そんな時に必ずと言っていいほど、「Jリーグサポーターの仲間意識」を実感できるので、そんなお話を。
大会の趣旨によっても異なりますが、皆さん思い思いのウェアで、それぞれのペースで走るマラソン大会。
私は、だいたい最後尾に近いところをよたよたと走ります。(あまりに遅いのではために走っているように見えないかも!)
へろへろで走っている私に、沿道からの応援があります。
「がんばれ~」
これがどんなに力になることか。体が軽くなりぐいっとペースがあがる。
応援、声援の力が実感として分かる瞬間です。
こんな声がかかることもあります。
「サンフレがんばれ~」「広島がんばれ~」
ひいきのチームのレプリカシャツを着て走ることが多いのですが、
それを見て、チーム名で応援してくれるんですね。
一目ではチームまでわからない、エンブレムが小さくついているだけのシャツを着て走っていることもあるのですが、それでも「サンフレがんばれ~」と言ってくれる。
ああ、この人もJリーグサポのひとりだな、って嬉しくなります。
昨日のマラソン大会は、わきあいあいとした大会で、
河川敷を行ったり来たりするので、参加ランナーが何度もすれ違います。
見渡した限り、Jリーグユニを着て走っていたのは私を入れて計4名。
浦和レッズ:おふたり、
ロアッソ熊本:おひとり、
サンフレッチェ広島:わたし の4名。
レッズの方も、ロアッソの方も、私とすれ違ったり、抜いていくときに、
「広島がんばれ~!」「サンフレッチェ~!」
と親指をあげて何度も声をかけてくれる。
試合になれば敵味方となり熱くやりあう相手同士なわけですが、
”サッカーピッチ”の外にひとたびでればチーム名を呼びながら笑顔で応援してくれる。
マラソンしに来ているのですが、サッカーを通じて人と気持ちを共有できる。
そんなJリーグが私は大好きです!
2022/4/17