みんながどういうこと考えて成長や研究を決めてるの教えてほしい noteとかで(全36回完全版・30スキル環境編)
■はじめに
全4章のうちの2章め、前回のつづき。
今回の見出しカードイラストはディープフォレスト「紅空の緑」。
写真加工について取り上げたNoteで題材にしたり、長らく配布し続けLvも最終的に2桁になった思い出深いカードだ。
■16:00:自然34・制約30・領域30・命術5
命術-12、自然+9、制約・領域+5。
イベント戦で追加の2CPを入手するとともに目論見通り真っ先に30スキルを習得し、実に初回更新ぶりの初習得ボーナスFPを入手。
ターンが経過する度SP回復とともに地特性が上昇する地霊力は持久戦と相性がよく、「被攻撃後」「回避時」などのタイミングの付加が出やすくなる金剛不壊も面白そうだった。
そして新登場作製系スキルの分までFPを入手するため、装飾1系統だった作製技能を防具と合成に初めて振り直す。
装飾の特殊作製スキルとしては魔晶作製を持っていたが悲しいほど引き合いがなかったため、この時点でメイン防具・サブ合成への転向を決意。
この時習得したうちの1つに活力素材がある。
これは突如この世界に現れた、非常に手軽かつ強力な活力付加=追加MHPの入手手段だった。
一般的な用法におけるその付加Lv、44。これだけでキャラクターのMHPは元値の1.5倍近くまで伸びる。しかも入手しやすく2つ装備するのも容易。
ただ手の届く場所にあったものを習得しただけの私がその真価に気づくのはもう少し後で、合成品の中にイマイチ合いそうなものがなかった私が自分で実用するのはこの遥か後だ。
■スキル研究:16:00
イディオータとともに粗雑・高火力の闇属性スキル・デスブロウを2研究。
この辺りでは有用スキルへまず2研究を刺すのに抵抗がなくなっている。
■17:00:自然34・制約30・領域30・響鳴5・解析5
命術-5、響鳴・解析+5。
前回で習得した30スキルの効果量が判明するタイミングで、ここから習得計画が大きく動く可能性があるため、あまりFPを消費したくなかった。
この時間を使い、欲しくなるシーンが多い異常耐性の1つ・精神変調耐性を習得。
それとともに重要だったのは、この時点で解析を上げておけること。
基幹としていた自然関係の30複合スキルのうち、解析複合が非常に有用そうだったのだ。たとえ効果量がどうなろうとも。
1ターンではあるが相手の攻撃属性を強制的に書き換えるスキルだ。
闇属性に同様のスキルは存在していたものの地属性での登場は初めてで、かつ闇属性のものに比べ効果範囲も勝る。
さらに、その1つ前の複合スキルも見逃せなかった。
このスキルの恐ろしいところは基本発動率100%。
運次第で矛先が自分や味方へ向かうことを承知できるなら、五月雨による追加攻撃が毎ターン発動するような状況がスキル1つで出来上がる。
非常に尖った性能ではあるものの、これに合わせて装備や他のスキルを揃える価値や実用性はあった。
それに存在しているだけですべてを破壊していくなんて、まさにモンスターやエネミーに相応しいスキルだ。
あまりに気に入ったのかこの次の更新でもう大崩壊専用装備を作り始めているし、更に言えばその材料はその前から取引で集め始め、ついにはカットインまで描いていた。
まだ習得してないのに。
そこから自然複合全体へ視野を広げるなら、25スキルのうちでもまだまだ有用スキルは多かった。これとか。
SPに加えHPも支払うデメリットを補って余りある、係数1.4倍のMHP・MSP増。この増加分に合わせてHP・SPも増えるため、支払い分は実質ほぼ無料。
しかもフォレストの文字がつく。殺しても死なない森が習得するにはうってつけのスキルだ。
そして解析の大崩壊と具現のフォレストオファリングが交わる位置に、このスキルがあった。
キャノンの名に恥じぬ、当たりにくくはあるが非常に強力な単発攻撃。
もちろん名を馳せればすぐさま研究の手が及ぶ世界ではあるが、だからこそ弾は多いに越したことはない。
この辺りでは強いスキルがたくさん取れる手ごたえが既にあったのか、当時作っていた習得計画表にはかなり浮かれた記述が残っている。
■スキル研究:17:00
武術百薬複合の強力な殴り回復スキル。
この2ツリーがどちらも無属性である都合上、強力な無属性キャラクターが所持している可能性があった。
また属性防御を上げると無属性ダメージが伸びるイバラシティの仕様上、地霊力などを使い地属性キャラクターとして生きるようになれば無属性使いは今以上の脅威となる可能性があったと思われる。
■18:00:自然34・制約20・領域30・具現20・解析5
制約-10、響鳴-5、具現+20。
着々とフォレストオファリング習得に向けて歩みを進める。
それとともに、制約Lvがあるうちに超技術を習得するためこの順番になったのだろう。
恒例の寄り道である。
17:00で挙げたクリエイト:キャノン、もう一つの粗雑単発攻撃・クリエイト:モンスター、今回習得した地属性単発攻撃・クリエイト:ジャイアントフィストなど、「クリエイト」を含むスキルには有用なものが多かった。
その中でも将来的な習得を考えていたのは、これ。
30複合の中でも、そのスキル名や各キャラクターの使用イメージとともに話題になったスキルだ。
問題は森がワンダーランドになってしまうことだが、おそらく強くなった己とは森にとってワンダーランドなので問題はないだろう。
それに、このスキルはその字面からのイメージを補って余りある強さを誇っていた。
強化量60%はゴッズディサイドの100%に及ばずとも、ゴッズディサイドでは上がらないDF・DX・AGを上げられるのが魅力で、臨時PTを組んだ時の強力な支援役もこなせる。
消費SP600は召喚系スキルを除けばこの時点で最大ながら、6ターンという持続時間、そして効果量を加味すればむしろ1ターンあたりSP100で済むとさえ言えた。
この時はまだ。
またこの回で習得したリビルドは様々な定期更新ゲームを見回しても珍しい効果を持つスキルで、これを真に活かすためには柔軟な発想による戦闘設定が必要になる。
だがそこまで難しく考えなくともクリエイト:キャノンや超技術との相性は非常にいいため、自動でついてくるのは丁度良かった。
このスキルはすぐ後に、世界を壊すパーツの1つになり始める。
■スキル研究:18:00
ゴッズディサイド習得により火力を得て森の戦法は徐々に変わってきていたがそれとともに振るう技はまだまだ不足していて、基礎の火力不足は変わっていなかった。
殴り回復のセイクリットファイア、自分でも取りたい強さのフォレストオファリングと耐久力にまつわるスキルを研究している。
■19:00:自然34・制約20・領域30・具現25・解析5
具現+5。
順調に具現を上げ、習得したかった2スキルの他に生産系スキル・駄物発生を習得。
覚えているだけで1更新1回、合成を行うと駄物が1個おまけでついてくるようになるスキルで、サモン:ビーフとともに序盤の物資追加入手手段として注目された。
もう中盤とはいえ資産はいくらあっても困らない。回を跨げばいくらでも湧いてくるので躊躇なく捨てられるのもいい。
この辺りではもうここ数回分のスキル習得の方向性の大半が決まっており、先述したキャノン・ワンダーランドなどを目指し習得計画表に用意した計画に沿って動くことを決め、細部だけを調整していた形跡が見られる。
そしてとあるスキルがにわかに注目を集めたのは、30複合スキルの効果が判明する18:00からこの頃だったと記憶している。
効果内容を読んだだけでは利点もよくわからない、地味なスキルだった。
イバラシティの対象指定はランダム対象のスキルを特定のキャラクターへ飛ばせる代わりに戦闘設定上のいくつかの制限を受けたり、対象指定して使うスキルが弱体化する。
登場当初は、その弱体化を解消し元のままの威力で対象指定できるようなスキルだろうと目されていた。
判明したその強化量、対象指定による弱体化込みで1.7倍。
この威力が乗った攻撃スキルが特定個人に飛んでくるのは、どんなPT構成でも脅威だ。
さらにこのスキルは対象指定が可能ならどんなスキルにも効果を発揮するため、ゴッズディサイドにさえ乗る。
対象指定の弱点は戦闘設定における使用条件上のいくつかの制限、具体的に言うと「〇行動目」など基本的に1戦闘1回しか使えないような条件でしか指定できないことだったが、これさえリビルドで解決できる。
これからはこの力が当然の世界がやってくる。
そう予期されて頭を抱える対人戦プレイヤーは多く、同様に悩んでいた私はふと手元の習得計画表を見た。
空間掌握、これの最後まで行ったらついてくる。
私が最も他のプレイヤーを敵に回しそうだと思っているのは、間違いなくここだ。
■スキル研究:19:00
フォレストオファリングを追加で2研究。
ここまでしないと同様の効果を持つ他スキルを下回らないほど、このスキルは効果量が高かった。
空間掌握の対象となり超技術も乗るクリエイト:キャノンはこれからの脅威とみなし、まず1研究を入れている。
■20:00:自然34・制約15・領域30・具現25・解析15
制約-5、解析+15。
先も言った通り、基本的な習得路線はこの時点で既に決まっていた。
しかしそれでも、ここで死線を取るかどうかかなり悩んだ記憶がある。
この一手先には習得したかったスキルが固まっており、かつ18:00に森は対人戦初の敗北を喫しているため、大幅強化の必要を強く感じたのだろう。
だがそれ以前には度々、高速型に対して被回避からのダメージ不足による引き分けで涙を呑んできた。実質的な負けだ。
同じ形での実質敗北をもう複数回経験している以上、その対抗手段もまた得ておくべきだ。
その2つが綱引きした結果、後者が勝つ。
結果から言えば、この習得で大正解。
高速型は以降もどんどん勢力を増し、最終的にはイバラシティ陣営ソロ上位の多くを占めるまでになっていく。
■スキル研究:20:00
クリエイト:キャノンをさらに1研究。
ブレイドフォームは比較的習得しやすくシンプルなAT増加スキルで、おそらく対人戦マッチング候補となるマップ近隣に有力な習得者がいたものと考えられる。
■21:00:自然34・領域30・具現30・解析30
制約-15、具現+10、解析+15。
サモン:ソルジャーより下のスキルはすべて30単系あるいは複合スキル。25スキルにも目標としていたものが複数あり、前回に迷った理由がよくわかる。
30召喚スキルの中でも強さ・字面のインパクトともに目立っていたサモン:ジャイアントメカも習得。その気になれば召喚もできるようになった。
召喚を行うと本体のMSP=広い目で見た攻撃能力が落ち、普段の戦法のためにつけた付加の多くを役には立てられなくなるが、奇襲の一手として持つのは良い手だと思った。
何より森からジャイアントメカが現れる絵面は想像しただけで面白い。
19回頃からだいたい決まっていた成長はここまでで、一つの区切りになる回となった。
ここからまだ35複合スキル解禁までに余裕があるようなら、この少し先で予定されていた臨時の4人PT結成に合わせ使役ツリーを上げて使役NPCを獲得し、1対1というソロの構図を根本から崩せるような成長も考えていた。
だが先の予測は当たらないもの。
30スキル4つを抱えたこのタイミングで丁度35スキルが習得可能になり、喜び勇んでそちらの取得に走っていく。
■スキル研究:21:00
フォレストオファリングを研究し終えた辺りで、MHPに関して同様の効果を持つフィジカルブースターの存在を思い出したようだ。
スピリトゥスは大きな回復力を持つ魔術百薬の火属性回復スキルで、この回では全体的に長期戦のためのスキルを研究している。
35スキル登場に伴い、環境も記事も一区切り。
この章と次章を跨ぐ環境要素については次章にすべて回したため、この章が最も短い。