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飴職人のように仕事をつくりたい

50歳の残り1か月のタイミングで、足掛け7年間お世話になった企業から、2024年8月末をもって「卒業」することになった、只今絶賛収入ゼロ円のフリーランス・田口ひとみです(詳しくはこちらの記事をお読みください)。

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9月がはじまりました。
つまり、とうとう「仕事がない生活」がはじまってしまいました。
前職を辞める時、決めたことのひとつに「土日はしっかり休む!」というのがあって、本日月曜日から活動開始となりました。

「仕事がない生活」=人生の夏休みが始まった!
と一瞬舞い上がり、1週間くらいぽけーーーーっと旅行にでも行きたいなぁ…なんて考えていたのですが、はたと気づきました。会社の退職とは違い退職金がないんです。あぁ、フリーランス…

今日が始業式という学生さんも多いことでしょう。
学校行きたくねー!と憂鬱な気持ちで歯磨きしている学生さんを思い浮かべながら、「働かざる者食うべからず!」と自分に言い聞かせながら、「仕事を創り出す作業」からはじめることにしました。

一応ね、転職サイトにも登録して外に働きに出ることも考えたんです。このご時世、50歳でも働き口はたくさんあるようです。
でも、いろいろな企業を眺めているうちに、20年程サラリーマンをやった挙げ句、「会社勤めは向いていない」ということに気づいてフリーランスになったんだという事実が頭をよぎり、どうも応募に踏み切れない自分がいたりします。


どうせ、みんないつか骨になる

誰の言葉かは忘れましたが、ここ1か月、こんな言葉を考えていました。
本当にこのままでいいのだろうか? そんな思いが常に頭の片隅にありました。

残りの人生、誰かに雇われて「やらなくちゃ」を重ねる生活よりも自分の好きなように「やりたい」ことだけをやってみたい。幸い、そんな私の壮大なわがままを受け入れてくれる家族がいる。本当に感謝しかありません。
というよりも、あまりに楽天的?能天気?な私の様子をみて、めっちゃ心配になっていると思います。早く安心させてあげたいです。

ということで、ひとまず職探しは置いておいて(本当にいいのだろうか?)、手始めにオンラインの講座をつくってみることにしました。これまで培った知識を、どこかの誰かのお役に立てたい!お役に立つことがきっとあるはず!ということで、気軽にオンラインで学べる講座を販売することができればいいなと考えています。

実際に準備をはじめてみると、山のようにやることがある!(いや、知ってたでしょ!)
ありがたいことに、前職でオンラインコースづくりの一端は齧っていたので、何をいつまでに準備してどう発信するか、細かく細かく分解しながら進めていきます。

商品をつくるのって金太郎飴みたいだな

いざ作業を進めてみると、いろいろな思いや考えが頭をよぎっては消えていく…そんな中、ふと金太郎飴(最近はクラフトキャンディとかって言うらしい)と飴職人のことを考えました。

熱々のやわらか〜い飴を台にぶちまけ、色をつけたり、捏ねたり、積み上げたり、畳んだり… そんな地道な作業を繰り返しながら、絵柄のでき映えを計算しつつ、ようやく最後にころころ伸ばし、時間をおいて細かくカットすると、あらびっくり!
たくさんある工程からは想像もできないくらい、シンプルでステキな絵柄の飴ちゃんのできあがりです。多少、不恰好な絵柄になってしまったとしてもご愛嬌。
つくる上では熱々の飴に火傷をする日もあるでしょうし、思った絵柄にならないこともあるでしょう。
カットするのも職人の腕の見せどころ。トンタン、トトンタンとリズミカルに切り出していくのはエンターテイメント。できあがった飴を見て、頬張って、みんなが喜んでくれる… 

そんな金太郎飴職人になった気分でお仕事も創りあげていければと考えていますが、一体どうなることやら、自分にもまだわかりません。
ふぅ〜、先は長いぞ… 今日のところは、そんな感じです。


ちなみに、スペイン生まれのパパブブレでキャンディ職人体験ができるらしいので、そのうち行ってみようと思ってます。講座づくりに関係ありませんが。笑


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今後もチャレンジの途中経過をはじめ、うまく行ったことや失敗談など、余す所なくお伝えしていきますので引き続き私の奮闘記にご期待くださいね。





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