【最終回】先輩シリーズおしまい
こんばんは。ぴとえです。
先日、無事に本誌が校了し、少しずつ次号に向けてメンタルをリセットしてるところです。
校了後は、大体いつも、ぐったり。
今回なんて、校了の週末に展示イベントが重なっちゃって最悪。
それでも、憧れの先輩から前回めちゃくちゃに指摘されたことを改善して、先輩には話しかけないようにして、迷惑かけないようにして。
気を遣ってばっかり、萎縮してばっかり、そんなクールでした。
今晩は、その先輩とのことについて自分の中で区切りをつけて、未来のために少しでも建設的に考えられるようにするための、先輩とのお別れの回です。
まず、ここ数ヶ月、先輩が起業した会社が忙しいというのはもうわかっていたので、極力messengerをしない、全体会議の火曜日も話しかけない、先輩の手数を増やさないということに特に気をつけてきました。
ですが、校了直前、バーコードの番号や色校正のことでもめてしまい。
他にも、細かい揉め事みたいなのがあった。
思い出すのも嫌だし辛いので詳細は書かないですが、最終的に「この前のバーコードがどうのこうのとかも。俺の時間をめちゃくちゃ奪ってるからね」と言われてしまいました。
バーコードの話は、会社で10分15分話しただけだったので、そこまで言われるとは思ってなかったです。
いかに時間短く効率的に進めるか、そのためにはお前らが動けっていう先輩と、大事なことは忙しかろうがちゃんとやってほしいっていう私の、大事にするところの違いみたいなのが露骨に出ました。
落ち着いて考えてみると、憧れの先輩とのやりとりが、私にとってストレスになっていることに気づきました。
仕事に良い影響をもたらしていない。
気を遣って萎縮して緊張して怖くて。
コミュニケーションが取れないことよりも、コミュニケーション自体がストレスになってる。
コミュニケーションって普段からしていれば察していざというときすぐに動けるのに、そこを削ったばかりにこういうことになってしまった。
すれ違いの積み重ね。
もし、今まで、2人で飲みに行ったときのことも、俺の時間を奪ってるって思われているなら、本当に申し訳なくて、、、早く言って欲しかった。
1人の先輩としてどう思っているか
入社したときから、たくさん助けてもらいました。
今までは、ほめてもらえたり、喜んでもらえたりして、それが私の仕事の勝負ポイントである感謝と期待っていうバロメーターを満たしてくれる人だったから、好きだったのかもしれないです。
私が仕事覚えて色々出来るようになって、ある程度のことは先輩に追いついてしまったのかもしれない。
先輩の存在が、これから私がやろうとしてる新しいチャレンジの足手まといになるようなのはよくないと思いました。
たった今、編集者として、先輩として、1人の人として、彼から学べることはほぼないと思います。
楽しいこともたくさんあった
何回か飲みに行ったこと。
公園でビール飲んだこと。
たまにするmessenger。
嬉しいこともたくさん言われた。
女として見てくれてるのかなって期待したりした。
好きだった。
舞い上がって、ばかだった。
ずっと、ちゃんと話したかった。
雑談がなくなって苦しかった。
やむを得ずに送ったmessengerにもテキストすら戻って来ず、絵文字で済まされるところを見ると、どういうことを思ってるのかが読み取れなくて、会社にもほとんどいないから様子がわからない。
一緒に働く人のことを理解しようとすることは、難しい。
避けられてたんだな、きっと。
気づいてあげられなかった。
申し訳なさで一杯一杯。
本当にごめんなさい。
先輩の邪魔したかったわけじゃない…
今は、ちょっと話しかけることにも罪悪感を感じる日々に耐えられない。
正直、つらくて顔も見たくないというか、見れないです。
これからはビジネスパートナー
もっと、熱量のある人とやりたい。
もっと、自分を突き動かしてくれるようなことを仕事にしたい。
自分のジムを建てたり、会社を大きくしたり、やりたいことに心血を注ぐようにしよう。
結果が出てない自分を我慢して見守ってくれる編集長とか、ありがとうって頻発する副編集長の期待に応えたい。
自分にインスピレーションをくれる人と一緒に仕事したい。
私が進むべき方向は、先輩じゃない。
これからはビジネスパートナー。
私にはもう恋愛感情はない。
これで、おしまい。
今はつらくても、きっとちゃんと立ち直れる。
そして、新しい目標も見つけました。
ちゃんと勉強するためにMBAを目指すことにしました。
新しいチャレンジに、またバタバタするかもしれないけど、長期的に考えたら今行くのは間違ってないと思うし、行く目的の解像度も少しずつ上がってきているので、これはまたどこかで書きたいと思います。
大丈夫。私ならできる。
応援ありがとうございました
こういう決断をするのに何日もかかりました。
けっこう泣いたし、疲れました。
ちょっと泣きすぎて身体の水分がなくなってしまったのか、喉も渇きました。笑
あんまりこう誰でもアクセスできるところに書くのはどうなんだろうと思ってましたが、書いてみてわかったのはビューが0の記事がなくて、ほとんど誰かしらに読まれてたということ。
それは当たり前のことなのかもしれないけれど、「当たり前は当たり前じゃない」というのが私の最近の気づきで、これはけっこう感謝してます。
数少ない読者の人に出会えて嬉しい。
もし、こんなしょうもない記事が誰かの光になってたら嬉しい。
またいつか、誰かを好きになることがあったら、そのときはもう少し気楽に過ごせる人だといいな。
未来の自分にメッセージでも残しておこうかい。
いつだって、今がスタート
やめることで新しいスペースができて、そこに入ってくるものがある
自分らしさを忘れずに
好きなことは隠さずに
謙虚に
柔軟に、しなやかに
誰も私には勝てない
話し合うことをおそれるな
おしまい。