引退します。本当に今までありがとうございました🙇
大学3年生2月から今年の9月までNPBを目指しておりましたが、先日のドラフトでは指名されることはなく、約16年間続けてきた野球を引退します。
今までたくさんの応援、メッセージありがとうございました!その全てが頑張る理由になっておりました😊
大学1年生から投手としての野球人生を本格的にスタートし、自分でも思いがけないことばかりでした。その一部をここに綴らせてください😎
僕がNPBを本気で目指すようになったのは、実は大学3年生の2月です。遅いですよね、、。それまではとにかく野球、ピッチングが楽しいと思って大学準硬式という競技を楽しんでおりました。そんな中とある会社の就職採用試験を受けたことがきっかけで独立リーグでNPBを目指して野球をしようと決意しました。その会社の選考期間の3週間は「自分が人生で本当に求めるものはなにか」を考えさせられる、自分と向き合う時間になりました。その時間を通して、「やっぱりNPBを目指して野球をしたい」という自分の願望に気づきました。長年、自分が自分に対して持っていた「NPBを目指す資格すら無い」というパラダイムによって押さえ込まれていた気持ちに気づいた時は、涙が出ました。2023年2月4日この日が僕にとっては#️⃣独立リーグ生活、#️⃣NPBへの道 のスタートです😭もっと早く気づければという思いは少なからずあります。
そんなきっかけでNPBを目指すことになり、今年の9月まで「NPBに行く」ことを掲げて日常の全てを野球に繋げる生活をしましたが、目標は達成されませんでした。これは自分の思考の曖昧さが原因です。今考えると、特に大学時代は自分のウィークポイントである球速から目を背け、目先の勝利、結果に一喜一憂していました。目標達成に向けて最優先事項を常に頭に入れておくべきであり、自分でやると決めたことや周りから言われたことを淡々とこなしているようでは甘かったなと今になって思います。これが僕の失敗の仕方だと思います。今までの成功も偶然に過ぎなかったと考えるようになりました。
多くの独立リーガーはシーズン終盤になると「自分の人間的な価値の無さ」に直面するのでは無いでしょうか。少なくとも僕はそうでした。自分から野球を取ったら何が残るのか、というかそもそも野球という分野においても大した結果も残せていないのに自分に何の価値があるのか考えさせられました。うん、考えすぎると病みます(笑)。
まあ、そんなことを考えていても仕方がないので、また明日からもアクション取って成長するしか道はないと思います。今まで通り、先のことに対する不安とも付き合いながら、目先のことに全力で取り組んでいきます。
野球でのこの失敗経験、挫折感を得られたことが、人生単位で考えた時に最善だったと言えるようなセカンドキャリアを歩んでいきます!
(自分で読み返してすごくネガティブなことを書いているなと気づきました。これまでインスタグラム上の投稿ではポジティブな発信が多かったと思いますが、本来池端はすごくネガティブな人間です。笑)
長くはなりましたが、
野球を通していただいたご縁で繋がった皆様、このアカウントを通して知り合えた皆様、今まで本当にありがとうございました。皆様のおかげでたくさんの成長を得ることができ、このカテゴリーまで野球を続けることができました。
特に協賛してくださったスポンサーの皆様には本当に感謝しております。月収10万の独立リーガーでありながら、野球に関することは何一つ我慢することなく出資することができました。他にもたくさんのメッセージ、叱咤激励を届けてくださった皆様本当にありがとうございました。
これからは野球からは離れますが、人生はまだまだ続きます。
人間としてまだまだ未熟ですが、これからも自分自身が掲げるビジョンに向けて、多くの方のご縁によって更なる成長をさせていただきたいです。今後とも「池端航洋」を宜しくお願い致します。
池端航洋