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がんと告げられたら手に取る本
先日、家族が癌だと告げられて、みんな急に慌ててます。
それもそのはず。
今や2人に1人が癌になると言われていても、なかなか自分事として捉えることができない。
特に、私の家系は今まで癌の人が1人もいなかったから、癌になる心配なんてしていなかったのだ。
2人に1人がなると言われていても。
誰がいつ癌になるかなんてわからないのに。
そこで今回は、癌だと告げられたら、ぜひ手に取って欲しい本をまとめた。
もちろん、癌でない人にも手に取ってほしい。
明日自分が癌になってもおかしくないのだから。
2通りに分けて紹介していこうと思う。
▶︎がんを正しく知ろう
まずは、がんを正しく知るための本を紹介。
▷最高のがん治療
世の中にはがんについての情報が溢れている。
「◯◯を食べたら癌が消える」だとか
「◯◯はガンの大好物」だとか。
そして、致死率や治療についてもあらゆる情報が飛び交っているものだから、とにかく迷うし、調べれば調べるほど不安になっていくのだ。
そんな中で、この本は特に有効だ。
科学的根拠を持って示されているから、かなり信憑性が高い。
わからなくて不安だから放置。はよくないのだ。癌には誰でもなり得る。だから、なってしまったからといってあわてない。今からできることをしよう。
▷あなたと家族を守る がんと診断されたら最初に読む本
上記の本と同じ著者が書かれた本。
癌と診断されたら、
まずどうしたらいいのか、
周りはどうしたらいいのか、
医者との関わり方、
情報との距離の取り方、
など、突然自分ががん患者になると、人間はとにかく心配で仕方がなくなり、焦り、死への恐怖に怯える。
だから、この本があるだけで、患者は支えられる。
病院で、がん患者に配ってほしいくらいなのだが。
▶︎繋がることで勇気を
ここまで、医師が書いた本を紹介してきたが、次はがんになった患者本人が書いた本を紹介していく。
がんになったとき、支えてくれるのは医師以外にはやはり、同じ境遇の仲間だろう。
▷がんになってよかったと言いたい
この本の題名を見たとき、すごく違和感を感じた。
そんなことを言ってしまっていいものか。
私は家族のがんを前に、こんな本をよんでいいものなのだろうか。と。
だけど、手に取ってよかったと思った。
それは、彼自身がそんな葛藤と共にがんと闘い、それでもやっぱり、そうでよかった、そう思いたい、と力強く生きていたからだ。
がん患者の辛いところは(がんに限らないが)、やはり精神的ダメージが大きいところだ。
だから、こうして死を目の前に頑張る人の言葉は必要だ。
▶︎
私も、がんになった家族を前にいま、戸惑っている。
どう接すればいい?
どこまで関与すればいい?
良かれと思って傷つけてはないだろうか?
不安ばかりだ。
この先どうなるのだろうか。
だけど、必ず本が助けになってくれるとそう思う。
先人たちが体験してきたことを、私たちは糧に前に進める。
だから、わからなくても、どうなっても、後悔しないように、私は今日も本を手に取る。
できればがんになる前にぜひこの本を読んでほしい。1人でも多くの人に届いたらと願う。