【ブログの悩みアレコレ】手段から目的へ
最近はブログを書かれる人がとっても増えて、ブログのノウハウといった情報量も溢れ返っていますね。
“どうやって書いたら儲けられるのか”といった情報をあちこちで目にします。
特化ブログがいいとか雑記は稼げないとか、
サムネイルは重要だとか、
そんなことよりとにかく文章書いた方がいいだとか、
chatGPTを使うか使わないかも議論になったり、
もうご立派な迷路の完成です。
そんな迷路をさまよいながら、
では私は "どういった姿勢でこのブログを書いているのか" 自分に問いながら書いてみようと思います。
▶本当に思うことしか書けなかった
私が雑記ブログを選んだのは、
稼ぐことよりも自分がやりたいことを優先したからです。
特化ブログを書いた方が稼げるというのはずっと言われていますが、
自分にそれだけ推せる分野がなかったこと、調査するのが嫌いなこと
書こうにも、
大しておすすめでもないものを「おすすめです」と書くことが、ぜんぜん面白くなかったからなんですね。
そんな文章が集まったブログは、ただの箱のようでした…
▶語尾とか言い回しとか
chatGPTがとっても便利だということに先日気が付いて、
ブログで書くことが全然思いつかないというときに書いてもらったこともありましたね。
いい感じに項目なんかも作ってくれるので、
「ここまで優秀ならブログも書けちゃうよね〜」と、chatGPTがこれだけ広まってきたのにも納得してしまいました。
でも結局使わない形におちつきました。
きっかけは、好きなライターさんの文章を読んだことです。
(実は有名なライターさんではなく、趣味で書かれている方だった。)
人が書いた文章に感情が灯るのは、書いた内容だけではなくて、
ここでこんな表現するんだなあとか、語尾とか。
そういったところで「なんだかこの人の文章いいな。」
そう思うのです。
読者にそう思わせてしまうなんて、かっこいい!
という単なる憧れです。
こんなこと書いておいて、それを書いているのがchatGPTだったとしたら…
それはもうAIに愛情というものを持つ時代かもしれませんね(焦焦)
▶届かない方がマシ
「完璧を目指す必要はないよ。どんな記事でもいいからとにかく出してみよう。」(量派)
「変な記事を出して、信用を失いたくない。」(質派)
どちらも納得できるのでどっちがいいのかさっぱりわかりません。
結局は "自分がどっちがいいと思うか" 感覚や経験で決めるしかないのです。
私ははじめのころ、量に重きをおいて書いていたんです。
とにかく量、量、量…。毎日発信を続けていたある日のこと。
わずかにフォローしてくれたフォロワーさんがほぼいなくなったのです。
“フォロワーが増えない”という場合には、届いていない可能性が高いので発信量を増やせばいいのだが、
“投稿し続けているのに、フォロワーが減る”ってどういうこと?
「投稿が届かない方がマシだ」と思われたということです。
これは、発信者としてやっていこうと思っていた私には、ショックでした。衝撃でした。
これを機に、少なかろうが、毎日投稿できなかろうが、本当に届けたいことだけを届ける形に変えていったのです。
▶いつの間にか目的になっていた
これを読んでくださっているあなたは、“何のために”ブログを書いておられるでしょう。
世の中には、ただ書きたくてブログを書いている人と、
お金が稼ぎたくてブログを書いている人、
両者がいると思います。
私の場合、副業を探していてブログを初めたのですが、
ブログを書くことも、そのためのSNS運営も、読書も、
その作業にハマってしまい、
気づくと、ブログを書くことがお金を得るための“手段”ではなく、
“目的”(それ自体が楽しいということ)に変わってきているのです。
過程を楽しもう
あなたはどんなふうに、この迷路を歩いているでしょうか?
せっかくならば、迷路自体もたのしみましょう。
行ってみて(やってみて)、行き止まりなのであれば、引き返せばいいのですから、
まずは行ってみよう(やってみよう)でいいではないか、そう思います。
ゴールへの道筋はひとつではないはずです。
あなたはあなたの歩き方で、この迷路を楽しんでいってくださいね。