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チャンピオンズカップファイナルーCleared for Take offー

YPの方はこんにちは、MTGプレイヤーの方は初めまして。Pitaと申します。
今回はチャンピオンズカップファイナルシーズン3ラウンド1のレポートを書いていきたいと思います。

1.デッキ選択

2024年8月26日の禁止改定により、これまで使用していた【WBG Amalia】が使用出来なくなりました。これにより、デッキ変更を余儀なくされました。
まず使用したのは、【WBG Parhelion】です。LCI登場までこのデッキを回しており、立ち位置はともかく練度としては最も信頼出来るので選ぶことにしました。

2.調整期間

・5人チーム戦 9.16
WBG Amalia
1.BR Prowess ○○ t○
2.BRG Sacrifice ×○○ t○
3.WBG Parhelion ○○ t×
4.Atarka Red ○○ t×
5.5c Enigma ○○ t△
個人5-0 チーム2-2-1

快調な滑り出しとなりました。話題に上がっていた【BR Prowess】や【BRG Sacred】に勝利出来たことは非常に大きく、このデッキを調整していく事を決めました。

山分けパイオニア 9.29
WBG Parhelion
1.80WBR Donate ○○
2.UR Phoenix ××
3.5c Niv ×○○
4.BR Prowess ○○
5.Lotus Comb ×○×

アガサの大釜争奪パイオニア 10.5
WBG Parhelion
1.Quintorius ○×○
2.Lotus Comb ○○
3.BR Midrange ○○
4.BR Midrange ○○
5.ID
SE
1.UR Phoenix ××

ほぼそのままのリストで参加。負けは苦手な【UR Phoenix】と【Lotus Comb】の今引きが繋がっただけなので、非常にいい手応えを感じてきました。
ダスクモーンで得た新戦力もデッキと非常にマッチしており、デッキ自体もかなり仕上がってきました。

ブリch杯 10.6
WBG Parhelion
1.WBG Parhelion ×○○
2.UR Phoenix ○○
3.BR Prowess ×○○
4.WBG Parhelion ×○○
5.WU Lotus ○×○
6.ID
SE
1.BR Prowess ×○○
2.RG Delirium ○×○
3.Split

一応優勝。ツッパが通ったり、負け確を2回拾ったりと1日を通してめちゃくちゃ幸運でした。仮想敵にも勝てており、この時点でファイナルで使用するデッキは決まりました。あとは、細かい部分を詰めていくだけとなりました。

3.チャンピオンズカップファイナルS3R1

チャンピオンズカップファイナルS3R1 10.12
WBG Parhelion
1.BR Transmogrify ○××
2.Enigma ○××
3.Enigma ×○×
4.Lumra Lamp ○○

惨敗……。心中するつもりで持って行ったとはいえ、ここまでとは……。
【BR Prowess】を意識した軽量除去が多く採用されており、コンボの通りが悪かったです。そらそう……。
この後ドロップして、コンプリートセット争奪パイオニアに出場。

コンプリートセット争奪パイオニア 10.12
WBG Parhelion
1.WUB Parhelion ○×○
2.BR Cauldron ○○
3.UR Phoenix ×○○
4.WU Spirit ××
5.Enigma ○○

苦手なスピリットにだけ負けて4-1。リストはファイナルで使用したものを使いました。
こうなるから、このデッキ諦めきれないのよなぁ……。

4.構築について

チーム戦で使用したものをベースにしています。使い勝手が良かったため、ずっとこれで調整し、細かい部分だけいじってました。

採用カード

《平地》 1枚

マナベースの都合で採用したくなかったカード。リスト公開性なため、流石に2枚目の基本土地は入れた方がいいと教えを受けたので入れました。
2枚目の基本土地が《森》じゃないのは、サイドに白ダブルシンボルの《一時的封鎖》を取っていたこと、緑黒土地+《ウルヴェンワルド横断》で色を揃えられるためです。

《ウルヴェンワルド横断》 1枚

これも採用したくなかった寄りの1枚。ほぼサイドアウトされるため、抜いても問題無いはずでしたが、流石に基本土地2枚入れるなら採用するかとなりました。一応5枚目の《大牙勢団の団長、脂牙》になったり、4枚目の土地持ってきて《エシカの戦車》のキャストに貢献してくれるので悪くはないです。

《強迫》 2枚

追加のハンデスカード。相手の除去を落として《脂牙》を通し易くするために採用しました。1枚《集団的蛮行》にするか悩みましたが、テンポを重視するためにメインは《強迫》2枚となりました。

《忌まわしい回収》 2枚

切削カードその1。採れるなら4枚採りたいカードでしたが、優秀な切削カードが増えたこと、《平地》採用のためキープしづらくなることにより枚数が減りました。

《蓄え放題》 4枚

切削カードその2。切削枚数は《回収》に劣るものの、緑シングルシンボルであること、パーマネントを何でも拾えることが重要と判断し、こちらの枚数を増やしました。

《ウィザーブルームの命令》 2枚

切削カードその3。《エシカ》と並んで【WBG】にする最大の理由といってもいいカードです。切削は勿論、サイド後の墓地メタに対しても強く使えるため、無くてはならない1枚です。ただソーサリーでかつ切削枚数も少ないため、枚数は抑えめとなっております。

《ベイルマークの大主》 2枚

切削カードその4。ダスクモーンで手に入れた新戦力。ソーサリータイミングではあるものの、

・2マナで出せる
・既に落ちていたカードを拾える
・最終的に5/5のクリーチャーになるため、ミッドレンジプランにも噛み合う

と【WBG】だけでなく、あらゆる【Parhelion】にフィットする最高のカードとなりました。土地を拾えないため、2枚の採用となりました。3枚までならありだと思ってます

《一時的封鎖》 2枚

アグロ系と【Sacrifice】系のために採用。置物を処理出来るだけでなく、《蓄え放題》で拾えることも大きかったです。マナベースに負担がかかる事が懸念点。

《致命的な一押し》 3枚

アグロ系と戦うために必要な枠。最初4枚にしていましたが、1枚をハンデスも兼ねれる《蛮行》にしました。

《集団的蛮行》 1枚

3枚目の《強迫》、4枚目の《一押し》を兼ねる1枚。手札の消費は激しくなりますが、その都度モードを使い分けれて、採用して非常に良かった1枚です。

《無情な行動》 1枚

対《ドロスの魔神》用の1枚。このデッキ、黒系ミッドレンジが採用してくる《ドロスの魔神》が非常に厳しいため、一撃で勝てる可能性のあるこのカードを採用しました。

《ヴェールのリリアナ》 2枚

コントロールやミッドレンジ用カードその1。手札も捨てれて、ミッドレンジプランもいけるため非常に噛み合いのいいPWです。可能ならメインに入れたかった。

《羅利骨灰》 1枚

ディッチャ枠その1。対【Enigma】は勿論、ミッドレンジ系相手にも入れれる使い勝手のいい1枚でした。
《消失の詩句》とどちらにするか悩みましたが、《奇怪な具現》を処理出来るこちらにしました。

《夢を引き裂く者、アショク》 1枚

サーチと墓地メタを兼ねるPW。墓地メタ以上に【Enigma】や【Lotus Comb】相手をメインに見据えて採用しました。エンチャント系の置物より触りにくく、墓地メタを兼ねれると思ったのでこれにしました。

《秋の騎士》 1枚

ディッチャ枠その2。クリーチャーであるため《大主》等で拾える他、ライフゲインもしてくれるため1枚採用しました。

《未認可霊柩車》 2枚

墓地メタ枠。インスタントタイミングで追放出来るのは勿論、機体であるため《脂牙》で釣れるので相性が非常に良い1枚。ここは即採用の決まった枠です。

《勢団の銀行破り》 1枚

コントロールやミッドレンジ用カードその2。カードアドバンテージをもたらしてくれる他、クロックにもなってくれる使い勝手のいい1枚。機体である点も◎。

今回採用したカードはこんな感じの理由で選びました。続いて、採用候補にあったカードを紹介していきます。

採用候補カード

《沈黙》

【UR Phoenix】相手にゴリ押したかったため入れたかった1枚ですが、それ以上に【Demon】系を見る必要があると感じたので他の使い勝手のいいカードに変えました。

《黙示録、シェオルドレッド》

単体としては非常にカードパワーの高い1枚。チーム戦前は入れて調整していましたが、明確に入れたいと思える相手がいなかったため不採用にしました。

《三度呼ばれ、アルタナク》
《その名を言え》


海外で流行っていたパッケージ。2マッチしか回してなかったのですが、使い勝手が悪く、即解雇となりました。理由としては、

・ほぼ出ない
・サイド後墓地メタに弱すぎる
・《その名を言え》が切削カードとしては弱すぎる
・このパッケージを積むために《ウィザーブルームの命令》が採用されてないため、サイド後弱くなりすぎる

以上になります。サイド後、これらのパッケージを全て抜くプランであればギリギリありだとは思いますが、それらを踏まえても無しになりました。

《名もなき都市の歩哨》

3/3/4警戒と非常にスタッツが良く、ミッドレンジプラン用の1枚。地図トークンを生み出すため、ギリギリコンボプランにも噛み合うため使い勝手は良かったのですが、枠の都合とより相性のいい《大主》が出たため不採用となりました。

《消失の詩句》

単色パーマネントを除去出来る万能除去。【Demon】相手に非常にいい1枚でしたが、枠の都合で泣く泣く断念。今なら《リリアナ》1枚を変えてこれにしようかと思います。

《未練残り》

リアニメイト枠。複数回仕掛けたい相手がいるため入れたかったカードですが、サイド後抜けていく枠なのと無くても問題無かったため不採用となりました。

5.最後に

立ち位置が悪いと言われ続けましたが、最近の結果、練度的な問題から100%情で持ち込みました。正直、何を選んでも後悔すると思ったので自分が1番納得出来る選択をしたつもりです。
心残りがあるとすれば、調整期間中に1度でも【WBR】を試すべきでした。ずっと【Parhelion】を使うなら【WBG】以外有り得ないと思っていたので、使っていればもう少し知見が得られたのかもしれなかったです。
次はモダンシーズン。エリアの権利は獲得出来ているため、何とか抜けて千葉へ行きたいと思います。

また次の記事でお会いしましょう。

6.スペシャルサンクス

今回色んな方と意見を交換出来たので、相談に乗ってくれた方々を紹介します。皆さん、本当にありがとうございます。

住職
( @tera_mtg )

『地獄の中田軍団』
つよぽん
( @ma_ka_r_ )

Sen
( @sen_1995_Game )

プロレイジー
( @reiseru256 )

ドカワキ
( @veselly0828 )

サカノレイ
( @laynod3 )

(敬称略)

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