第12期関西帝王戦モダン-激動のモダン環境-
YPの方はこんにちは、MTGプレイヤーの方は初めまして。Pitaと申します。
今回は第12期関西帝王戦モダンのレポートを書いていきたいと思います。
1.デッキ選択
Cascade Crashに決めてました。理由としては、使い慣れているということ、手元のカードの都合上これが1番強いということで選びました。
一応4c Blinkも組めなくはないですが、今からでは流石に練度が足りないので諦めることにしました。
2.Cascade Crash
本来であれば、待機しないと唱えられない《衝撃の足音》を続唱という能力で踏み倒すコンボを軸に据えたミッドレンジ寄りのデッキです。
デッキの性質上マナ総量2以下の呪文は入れられませんが、そこは分割カードや出来事呪文で補っていきます。
名前の由来は、続唱（Cascade）とキーカードの《衝撃の足音》（Crashing Footfalls）の英語名から来ています。
同じ続唱デッキのLiving Endと違い爆発力はありませんが、あちらよりも柔軟に戦うことができます。
3.第12期関西帝王戦モダン
第12期関西帝王戦モダン 1.22
1.BUR Ragavan 〇××
2.UR Ragavan 〇〇
3.Ilharg Shoot 〇×〇
4.5c Yorion ×〇〇
5.Belcher ×〇〇
6.WUR Traft 〇〇
7.ID
SE
1.Hammer Time ××
R1 BUR Ragavan 〇××
G3は3枚目の土地が見つからずに負け。
R2 UR Ragavan 〇〇
2Gとも引き強くて勝ち。
R3 Ilharg Shoot 〇×〇
《ケトリアのトライオーム》置かれてミラーかと思ったが、《対抗呪文》打たれて別のデッキであることが確定。6t目に《猪の祟神、イルハグ》出されて戦慄。イルハグと《引き裂かれし永劫、エムラクール》のアタックに耐えて、残ったサイで殴りきって勝ち。
2G目は、《裂け目の突破》からエムラクール降ってきて負け。
3G目は、相手がコンボにたどり着けず勝ち。
R4 5c Yorion ×〇〇
《獣相のシャーマン》《悪魔の職工》を軸に据えたクリーチャーデッキ。
G1は盤面有利になるも、最後でミスって負け。
G2は普通に勝って、G3は相手の土地が2枚で止まって勝ち。
R5 Belcher ×〇〇
G3の初手が
《神聖の力線》
《否定の力》
《神秘の論争》
《神秘の論争》
《厚かましい借り手》
《霧深い雨林》
《島》
で秒速キープ。クロックが借り手しか無くライフ詰めるのに苦労したが、相手の動きほぼ捌いて勝ち。
R6 WUR Traft 〇〇
《稲妻のらせん》《瞬唱の魔道士》《差し戻し》等、最近あまり見ないカードを出されまくったけど、向こうのフィニッシャーが出てこなかったので、サイと《最後のトロール、スラーン》で殴って勝ち。
R7 ID
第12期関西帝王戦スタンダードに続いてTOP8進出。R7はID出来るか怪しかったのですが、計算したら上がれることが判明したのでID。サブマリン成功して一安心。心臓に悪すぎる……。
SE R1 Hammer Time ××
苦手なハンマー……。ダブマリと土地詰まりで負け。関帝戦で初の1没となりました。
4.構築について
今回は、普段使っている構築とは大きく変えて挑みました。そうなる理由も含めて書いていきます。
《血染めの月》3枚
モダン・レガシーで使われる代表的な土地対策カード。《ウルザの物語》を搭載したデッキや4c Blink等の多色デッキへのメタとして採用しました。アンチシナジーになる場合もあるのですが、《森》《島》が最低1枚ずつあればゲームになるので3色デッキながら意外と何とかなります。元々サイドに入れていましたが、月がキツいデッキが増えてきたのでメインボードへと移しました。
メイン月はかなり懐疑的ではありましたが、1月16日のLet's 5 モダンでメインに月を4枚積んだリストをちひろに貸したところ、4-1と好成績を収めてくれました。Tierの高いデッキに当たってはいませんでしたが、普段モダンをプレイしていないプレイヤーが4-1ということは、かなり期待が出来るのでは？ということで、メイン月で行くことを決めました。
本戦では、被るのを気にして1枚減らしてます。
《神聖の力線》4枚
プレイヤーに呪禁を与えるエンチャント。ハンデスがキツい上に、BUR Shadowが増えているので採用しました。
《粉砕の嵐》1枚
アーティファクト限定の全体除去。特にHammer Time用に採用しました。正直、4枚目の《活性の力》で良かったです。買うのが嫌で甘えました。
《最後のトロール、スラーン》1枚
打ち消されず、除去耐性も持ったクリーチャー。カウンターや除去を多く採用したデッキ用に採用しました。2度ほどこいつで殴り勝っているので、抜けなくなりました。
採用しなかったカード
今回は採用候補に上がりつつも、メインの《血染めの月》、サイドの《神聖の力線》のために採用されなかったカード達を書いていきます。
《精神を刻む者、ジェイス》
《濁浪の執政》
《砕骨の巨人》
《目覚めた猛火、チャンドラ》
《運命の神、クローティス》
この辺りは構築を大きく変更する時に採用するかもしれません。
5.最後に
第12期関西帝王戦スタンダードに続いて、モダンでもSEへと進出する事が出来ました。1度SEへ進むと、その後しばらく予選落ちすることが多かったのですが、ここ最近は勝ち続けられているのは大きい進歩だと思います。ただ、優勝まで届いていないので最後までしっかり勝ち切れるようにしていきたいです。
次の関帝戦はレガシーです。昨年11月末からレガシーをプレイ出来ていないので不安しかありませんが、頑張ります。
また次の記事でお会いしましょう。
6.Special Thanks
ちひろ（@chihiro_gita）