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不妊治療日記①転院から採卵まで。子宮内膜ポリープがみつかってしまう

これまでの事はこちらに

筋腫をとったことによる期待

子宮筋腫の手術をして、3ヶ月〜半年は避妊・子宮の戻りを待ちます。私は2021年7月末に手術をしたので、2022年の年が明けてから、主治医の指示を待ち、不妊治療を再開しました。

それまで3-4回ほど人工授精をしていたので、あと2-3回トライしてだめだったらステップアップして体外受精も視野に入れようと思っていました。

子宮筋腫をとったから、もう大丈夫...!そんな期待も持ちつつ、不妊治療専門の個人院に通い始めました。

なかなかうまくいかない排卵

不妊治療をしてくれる病院は3院目だったのですが、いつもなかなか卵胞が育たず、今月も見送り、ということが数ヶ月続きます。

これがかなりもどかしい...生理の1週間後ぐらいに通院し、「育ってないですねーまた来月」となると、もう一生可能性はないのではないかと思って絶望に感じることもしばしば。

不妊治療専門の病院とは言え、先生の相性もあるのかなと思い、人気だった院長先生に変えてみることに。34歳になる手前だったので、少し焦りも伝えました。すると薬を処方してくれたりで、卵胞が育つようになってきて、5月人工授精をしました。

(ちょうどこの頃フリーランスから正社員になり、仕事のモチベーションも高くなってきたころだったので、焦りはありつつも、半年後とかにできれば育休の取得も可能なのであまり気にしないように心がけていました。旅行にもたくさんいけたのはよかったのかも。)

はじめての体外受精

人工授精後はいつも期待膨らむのですが、検査薬でフライングしてもかすりもせず。生理に絶望。9月に6回目の人工授精をして、これがだめなら次に進もうという話をしました。

というのも、検査の一環でAMH(アンチミューラリアンホルモン。卵巣の中に卵子がどれくらい残っているかを調べるための血液検査)の数値が1.7で39歳ごろの値ということがわかり。あぁ、これは次へ進めということかと「じゃあ、やります!」と迷いなく決心をしました。

幸いにも、2022年から保険適用となったので、経済的な不安も軽くなっていて期待もあり少しワクワクしたことを覚えています。

ちょうど卵胞も育ち始めているということで、翌月からスタート!始めての自己注射やエストラーナテープ、膣錠など「不妊治療やってるぜ!」という日々でした。

その時のVlogがこちら(限定公開)
これ、我ながらよくリアタイで記録していたと思うわ..

周囲からの妊娠報告がつらい

卵は7つ取れ、そのうち2つ受精。5日目胚盤胞と初期胚を凍結。翌月、翌々月と移植をしました。期待半端なかったのですが、いずれもだめ。

ちょうどその頃、同じ時期に不妊治療をしていた友達の妊娠報告を受けました。タイミングが悪く、ここでかなりの絶望感。喜びたいのに喜べない。これほんと辛いんですよね。

友人に自分の状況を話しつつ、すると転院を勧められました。原因がわからなかったので自分の子宮の問題かなと思っていたのですが、周りの不妊治療で成功した人の話を聞くと、皆新宿にある加藤レディスクリニック(KLC)の系列院に通っている人が多かったのです。

2023年年明け、思い立ち転院を決める

ちょうど年も明けていて心機一転という雰囲気にもなっていたので、「また最初の説明から受けるのか」とやや面倒ではありましたが、思い切り、KLCに転院しました。

(今となれば、この決断をした自分を褒めたいです。やはり人生は思い立った時が勝負どき...直感を侮るな..)

不妊の鍼治療にも通い始めました。1回1万円で決して安くはないけれど、10回チケットを購入。先生が業界に詳しく、不明点はやさしく応えてくれたのでこれが本当に心の支えで、並行してやってよかったことの一つです。

無麻酔の痛すぎる採卵、だがそこで子宮内膜ポリープを見つけてくれた

KLCは噂通りとても大きな病院なので、システマチックに物事が進みました。まず生理3日目にきてくださいと言われ。採血からはじまり、内診。あまり注射や薬を使わない方針なので、私の場合大丈夫かなとは思いましたが、ちょうどタイミングよく、卵胞が育っていたので、翌月すぐに採卵ができることになりました。

(これを書いていて感じたのですが「ちょうどタイミングよく」が結構多いですね。自分の解釈の問題かもしれませんが、その時々で必要なことなのかもなぁ)

前の病院は麻酔をして7つ針を刺して採卵でしたが、KLCでは無麻酔...!噂で痛い痛いと聞いていたのですごいビビっていました。

内診では卵胞らしきものが2つほどあると言われていたのですが、採卵当日の血液検査の数値では1つのみの数値。あれれと思いながら、採卵中、「ポリープがあるね」とお告げが。これだと移植しても着床しないかもしれないと言われ、「えええええ、この一年なんだったんだぁぁぁあよぉおおお」でした。

いつごろできたのかはわかりませんが、本当に転院してよかったなと感じた瞬間でした。(無麻酔の採卵は痛すぎたけど)

ということで、
採卵の翌月、筋腫の手術をした病院にて再び手術をすることに。幸いにも1つとれた卵はグレードAで胚盤胞まで育ち凍結。着実に一歩一歩、進んではいると信じて...!


次は子宮内膜ポリープ手術のレポをかきます!


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