【脚本家】市川十億衛門に15の質問【ピタ】
【プロフィール】
大阪府出身 1979年生まれ
これまで数々のテレビ番組構成、イベント構成、ライブ構成、ゲームシナリオを手掛ける。
近年では、主にアニメシナリオを執筆。子供向けぶっ飛びギャグから国民的アニメまで、多岐に渡り活躍するギガ・マルチ作家。
Q1. 名前(ペンネーム)を教えてください。
(ペンネームの方は由来を教えてください)
市川十億衛門(いちかわ・ギガえもん)です。
演劇をやっていた頃の先輩で、現在も脚本家のますもとたくやさんから、ある日突然「お前、歌舞伎役者みたいな顔やな。今日から市川十億衛門でどう?」と、たけし軍団さんのような流れで名付けて頂きました(^^;
Q2. 脚本家を目指したきっかけは何ですか?
役者を志して上京したのですが、あまりにも売れず、なんとかエンタメの世界でご飯を食べられる方法は無いかな……と思っていた時、すぐ近くにすでに脚本家だったますもとさんや、放送作家だった現ピタ社長の杉浦さんがいらっしゃったので、藁にも縋る思いで「なんか手伝えることはありませんか⁉」と、お声がけさせて頂きました。
Q3. 得意なジャンルは?(コメディ、ラブストーリー、S Fなど)
ギャグが得意というか、好きです。
Q4. 脚本を書く上で最も大切にしていることは?
やはり、まずは自分で「おもしろい」と思えるかどうか。あとは、読み易いかどうか。読んでいる人が、絵(映像)をイメージできるかどうか、を大切にしております。
Q5. 登場人物を作り上げる際のアプローチ方法は?
そのキャラクターがどんなことを考えていそうか。どんなことを言いそうか。言わなそうだけど、言ったらおもしろそうか。どんなことを巻き起こしてくれたら、物語が動きそう(おもしろくなりそう)か、を常に考えています。
Q6. 創作の際、どんな時にアイデアが降りてきますか?
潜在意識で、書いているお話のことを24時間考えていると思うので、ふとした時、ほんとふとした時に降りてきます。
Q7. 執筆時のこだわりや習慣はありますか?
締切りまでの限られた時間の中で、最大限のアプローチをすること。という反面、「締切りまで逃げられるだけ逃げてやる」と仕事と向き合わない弱さも併せ持つことです(^^;
Q8. Writer's blockを乗り越えるための自分なりの方法は?
有難いことに忙しくさせて頂いていると、Writer's blockが来なくなりました。締切りまでに何かしらアイデアは浮かびます。…が、少しでも煮詰まったらウロウロします。体を動かしたら、ポンとなにかしら浮かびます。
Q9. 執筆を仕事にして、最も幸せなことは?
子供向け作品をやらせて頂くことが多いのですが、子供たちの人生に何かしらの衝撃を与えられたら幸せですね。「大人ってふざけたことばっか考えてるな。じゃあ、ぼくも(わたしも)おもしろいことやろっと」と思ってもらえたら万々歳です。
Q10. これまでに携わった作品の中で、最も思い入れのある作品とその理由は?
『けだまのゴンじろー』は初めてシリーズ構成をやらせて頂いた作品なので、特別な想いは有ります。あの作品で、僕の働き方の指針が見えた気がしています。
Q11. 好きな作家や影響を受けた作品は?
『Back to the Future』。僕のエンタメの原点。「『おもしろい!』って、こういうことなんだ!」と教えてもらった作品です。
Q12. 印象に残っている言葉、セリフは?
「天才…って病気だから」
新井 英樹先生の漫画『RIN』に出てくるセリフです。
Q13. 趣味や仕事以外の関心事は?
美味しいお店、料理、お酒……くらいで無趣味です。
Q14. 今後挑戦してみたいジャンルや題材は?
アニメ映画作品の脚本です。
Q15. 将来の目標や夢は?
超爆裂ヒット作を出したいです。
脚本家、市川十億衛門に関するお問い合わせはこちらまで
E-mail:info-pita@pita-inc.com