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#3 【手続きシリーズ】入院中の手続き

約2年前、夫が突然の体調悪化により、遷延性意識障害(いわゆる植物状態)になり、その約5か月後に亡くなりました。

手続き面のことが記されていたブログに助けられたという経験から、私の経験もどなたかの役に立てればと思っていました。
決してニーズは多くないと思いますが、いつかどなたかの役に立つといいなぁと思います。

まず必要な手続き

限度額適用認定証の交付

限度額適用認定証とは…
医療機関等の窓口でのお支払いが高額な負担となった場合は、あとから申請いただくことにより自己負担限度額を超えた額が払い戻される「高額療養費制度」があります。
しかし、あとから払い戻されるとはいえ、一時的な支払いは大きな負担になります。
「限度額適用認定証」を保険証と併せて医療機関等の窓口に提示すると、1ヵ月 (1日から月末まで)の窓口でのお支払いが自己負担限度額までとなります。

協会けんぽサイトhttps://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3020/r151/

私は、夫の入院当初、この限度額認定制度のことをよく知らず、病院のソーシャルワーカーさんに教えてもらって手続きしました。
そのため最初の月と次の月は普通の3割負担。

夫はICU(集中治療室)に3週間いたので、
最初の約1か月半(ICU3週間+一般病棟3週間)の請求額合計が3割負担でさえ、約100万円でした😲
あとから高額療養費制度によって払い戻しはありましたが、目が飛び出るような気持ちとはまさにこのこと❗という感じでした💦
貯金あって良かったと思った瞬間でした。
限度額認定証を出してからの請求額は、月20万円ほどです。

限度額認定証は、所属する健康保険組合に書類を出すことで交付されます。

私は夫と同じ会社だったので、記入書類を自分で用意できましたが、そうでない場合は会社の総務部などに連絡して記入書類をもらうことになると思います。
本人からの申請が本来の流れのようですが、本人が入院中など代理申請ができるような申請書フォーマットになっていました。

高額療養費
払い戻しは、医療機関等から提出される診療報酬明細書(レセプト)の審査を経て行いますので、診療月から3ヵ月以上かかります。

協会けんぽサイト

高額療養費は健康保険組合から、夫の給与振込口座に振り込まれました。
そのため、私のかすかな記憶にある暗証番号間違ってたら…とかが心配で、夫の存命中は引き出せず、わたしの貯金は減るばかりでした…😵

とりあえず、私に収入があって良かった…と実感しました。

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