たくさんあって難しい工程は後ろから少しずつできるようにしてみよう
こんにちは、ぴすたちおんです。
自信のない職員に自信を持ってもらう方法として、バックワードチェイニングを紹介しました。
これは、職員だけでなく、子どもたちへの支援でも有効です。
例えば、1人でズボンを履くことが難しいお子さん。
ズボンを履く行動にはどんな流れがあるでしょうか。
・ズボンをもつ
・右足をズボンに通す
・足首まで出す
・左足をズボンに通す
・足首まで出す
・ズボンを両手で持つ
・腰まで上げる
流れの分け方はいろいろありますが、とりあえず今回はこんな感じで。
もし右足をズボンに通すが難しい場合、ズボンをほとんど履くことができないように見えるかもしれません。できないとズボンを履くことに自信を持つこともできません。
もし、腰まで上げることだけはできるなら、腰まで上げるところだけやってもらいましょう。
最後ができることで、ズボンが履くことができたという達成感や自信を持つことができ、ズボンを履くことへのモチベーションになります。
持ち上げることができたら、足首を出すところまでやってもらう。
というように、後ろからできるようになってきたら段々と前の段階を行って、できる工程を増やしていくとできることが増えていくかもしれませんね。