ふくらJ(ジェイ)
はじめに
先日、新作スピラン「ふくらJ(ジェイ)」を公開いたしました。
今までで一番のご好評をいただいており、うれしい限りです。
今まででといっても大作3つしか出してないんですけどね。 なんか作り方がコンスタントに出すには向いてないっぽくて、マリメ2発売から5年もあったのに3つぽっちしか長編出せていないです。
徐々に影の濃くなってくる人権剝奪おばさんに怯え、キロリットルおしょんべ大吟醸の毎日でした。
今回は制作期間1か月 - 制作時間50時間前後と、割とサッと作れました。 ちょっと難航するとすぐ捨てる癖があるのでこれはよかった。
せっかく今回は制作が上手くいったので、備忘録も兼ね、制作におけるこだわりや工夫、制作中の出来事など、本記事に記していこうと思います。
基本的にすごく自分語りなので制作に役立つとかありません。時間があれば読んでください。
気合い入れていくぞ!!!!!!!!!!!!!
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制作におけるマイルール
本作の制作では今までと違い、自然と制作におけるマイルールが設定されていました。
大したルールではないんですが、これによって「練る」ということができたし、詰まった時にとりあえず置くものが定まったように感じたのでオススメです。
ルール1:開幕はちょっとキモく
逆張り少年ボウイたるもの、穏当にスタートしてよいものか。
横バネに跳ねられて3マス走って、はてなブロックをたたいて甲羅を発射させる。そんな開幕ではあきまへん。
せっかくの久しぶりの個人作ですし、なんか見たことある開幕だとそれに追随するギミックもすべてありきたりなものが思いついてしまう気がするというのもあり、開幕に変なギミックを入れるように尽力しました。
例えば
この辺。
意図してませんでしたが、ドア/土管移動でちょっと時間が空いた後なのでいい感じに映えたのではないかなと思います。
ルール2:速く 動き多く
とにかく密度を上げるために加速してアイテム投げろってこと❗
こんなのみんな意識してるだろ という感じはかなりありますが、以前は「暇」という感じのコースが多かったので、この方針が僕には必要でした。
参考までに以前のコースをご覧ください。
今見ると何にも起こっていない時間が多すぎてあくびが出ちまいます。
これは当時拗らせてた変な尖りのせいです。
密度を上げるとか演出とか、ギミックの質と関連しないものを入れるのがなんとなく許せず、良くも悪くもギミックだけのコースに留まってしまっている。
あとベルコンに関しては流行りすぎて使いたくないという尖りもありました。
でも3年も個人作出してなかったらなんかもうどうでもよくなってきたのでガンガンやったりましたわ。
見てっか3年前の自分!!!!!!!!!!!!
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ザマアミロ!!!!!!!!!!!!!!!!!
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お前よりいいコース作ったったわ!!!!!!!
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ベルコン使うと何もかもがいつもと違う挙動するので、出来るギミックも広がりました。使ってよかった。
(もちろん元々密度あるコース作れる人にはこのルールお勧めしません)
ルール3:短いスパンで減速を入れない
ヒップとかバネ三段とか完全に止まるギミックが連続すると、なんて表現すればいいか分からないんですが、なんとなくダルくなります。
3面の後半で一回 ↓ のようなボツが出ているんですが、これがいい例。
どうですかね。なんとなくダルくないですか?そんなことないですか?
そんなことないか。じゃあ無しで。嘘。このルール嘘です。
あまりにも軽率で意味のない、サルがチンパンジーの真似して作ったみたいなルールです。単細胞なタブロイド思考野郎だったと今は思います。身に染みて思います。ホントに。マジですこれ。
僕が悪かった。本当にすみません。マジで無しにさせてくださいほんとに
いや、もういいじゃないですか。あなたの中で忘れてくれば済む話ですよ。
確かにその考えでコースを作り切ったのは悪い結果かもしれないけどさ。
じゃあ、さ、じゃあお前はミスないのかっていう話になるわけで。人のミスをそんなに指摘できるほどのノーミスな人生を生きてきて、これからも生きてけるのかっていう。一度もミスなく生きていける人間しかこっからはダメだよ。マジで。こっから。ホントに。
言ったな。言ったな。俺はお前の言動全部見てるからな。身の回りの奴総出でお前のことを監視するからな。
お前がどこに行こうと隠れようと、住民表の写しを貰おうと、セブンで高すぎる冷凍フルーツを買おうと、クラスメイトに色ペンのセット全色筆箱に入れてる奴がいて「あ笑」と思おうと、全部見てるからな。
そんでさ、お前がミスった日にはさ、一緒に 海 行こな(笑)
ルール4:動きは小さく
ルール2と同じ理由(密度上昇)で、とにかく最大ジャンプは避けました。
方向転換もなるべく増やしましたね。以前のコースは進行方向が一定なせいで冗長な印象だったので。
ただ実際完成品見てみるとこの辺詰め切れなかった感じがあります。GUよりはマシになってるんですが。
今度また作るとしたら改善すべき点になりそう。
結構誰でも意識してるようなものばっかりになったんですが、僕の作風は見た目に反してかなり変で、何故かこんなにも基礎的なところが欠落してたようです。
ただ制作は変なら変なだけ得なところもあるので、過度な平均化には気をつけなければ。
制作過程
制作中の出来事とか気に入ってるところを書いていきます。
2面以前はなんもなくスラスラ作れたしあんまり好きじゃないので特に何もありません。
3面 - 構成
3面はこれの面です。
実は元々スクロールストップ破壊は予定していませんでした。
最初はこの面を左端に設置してたので
制作中袋小路みたいな状況になってしまい、落としどころがなくて困ってました。
そこで、あるDiscordサーバーで相談したところ、ちこたむから 左に進んでみては との提案があったのです。
サーバー管理者のけんさんに「荒らしの限度を知らないから」という理由で招待を渋られていたちこたむでしたが、居てよかった。たまにとんでもなく太ってる人が車に乗り込む写真とかキモい猫の画像送ってくるけど。
3面 - スクロールストップ突破後
ここら辺からものすごくネタ切れしました。そもそも全部即興で作るタイプなのでネタ切れとかないんですが、事切れたかのように何も思いつかなくなったんです。なのでスクロールトップ直後はあんまり面白みはなくなってます。
でもスクロールストップ直後に強いの入れられてもって感じはあるので結果オーライですね。
ちなみになんですが、
ここが予想を裏切ろうとしてるのって伝わってるんですかね。
甲羅を持ちそうな配置になってるので、しゃがんで潜り抜けるのは意外性あるかなと思って入れたんですが、いかがか。
4面 - ラスト
これです。
上にスペースがあって、終わり方が単調すぎる気がしたのでフェイクを入れたんですが、めっちゃ上手くいった。
パックンで横バネもいい感じに隠れて大満足です。
あとここで言うと、ドッスンが発動させたPOW実はなんも意味ないんですよね。
元々パックンを倒すために置いたんですが効果範囲の関係で倒せなかったので、POWの下にON/OFFスイッチを設置し、その切り替えで上にあるPOWを発動させ、パックンを倒しています。
5面
5面の制作中、コロナウイルス感染によりしんどすぎて制作が出来ず、とりあえずお気に入りのコースをいっぱい見ることでインプットをしていました。
その時です。
齢20歳にしてウンコを漏らしました。
本当に申し訳ないんですが、のいじーさんのせいにさせてもらいます。
6面(ラスト)
なんかコロナの症状で眠れず朦朧としてたらできました。なんも覚えてない。
正直イマイチな出来だと思ってます。ここまでの面に比べて力技すぎるというか、なんかスマートじゃなくて、締めくくりとしてなんだかなという感じ
今までのコース全部ラストがイマイチなので、これは何とかしなければ。
反省
色々細かいところを見てきましたが、やっぱり他の制作者と比べてもかなり出来不出来が不安定というところが一番のウィークポイントです。多分なんですけど、制作方法に問題があるんですよね。
制作の際、ある程度見どころとなるギミックを先に決め、編曲するようにして1コースを完成させる方が結構いますが、僕はそれが全くできません。
行き当たりばったりで制作しています。
多分ここに病巣があります。すべてがその場凌ぎなのでコースが完成するか否かが完全に運任せになってしまうんです。
例えば開幕で詰まった場合。
とりあえず開幕は諦めてその面の目玉ギミックを作る という風にできれば、もしかしたらとんでもないギミックが生まれるかもしれない。またそれに伴って開幕が思いつくかもしれない。
しかし僕はそれができません。開幕で詰まったら開幕で悩み続けることしかできません。いい開幕を作れるか否かの乱数に閉じこめられるんです。
しかしこの制作方法を脱することはできません。このやり方でどうすれば安定して制作ができるようになるんでしょうか。
できる人の一例としてはTakachanさんがいます。
あんなバケモンを引き合いに出してどうするという感じはありますが、あの人はあまり事前に考えず、莫大な経験値とそれに基づく手癖やギミックの引き出しで制作しているので、僕の最終到達点としてはうってつけなんです。
Takachanさんの後を追うのならばDaily speedrun challengeやるしかないですね。本人もあれで手数が増えたと言っていたので。
でもさ、
やってられるかって~~~~~~の
やっぱり信じられるのは自分だけです。上手くいってるときの自分を参考にしてみましょう。
実は今作の制作中、スラスラ作れているときの自分は難航しているときの自分とどのように違うのかを注視していました。
それで分かったのが、
「スラスラ作れるときは、その後にマリオがすべき動きが見える」
ということです。
なんとなくこの後にしたら気持ちいいであろう動きが見えて、それに合わせてなんとなくギミックを発動させてたら上手くいくのがスラスラ状態です。
逆にこれが見えなくなったところからドツボ。
沼にはまりすぎると僕はコースごと捨ててしまう。すぐにそこから離れなければならない。
でも離れられないんです、作り方的に。分からん、これだけはどうしても。
まあ不調に入ったか否かのリトマス紙が分かっただけでも収穫です。
一つの案としては、もう完全に別のゲーム、アニメとか映画とか、他の映像作品にハマることですかね?スピランも言ってしまえば映像作品なので、なんとなく既成の映像作品を見てるだけでも違うかも。
実際ドラクエ11やってから制作の調子が良くなった気がするので、もしかしたら相関があるかもしれないです。
おわりに
改めていいねやリツイート、コメント等ありがとうございます。
死んでしまう❣というときに見返そうと思います。
なかなか長編が作れなくてかなり焦ってましたが、心配いりませんでした。
サイコロ投げてればいつか6は出るので、投げるのだけやめなければ大丈夫だと信じましょう。でも楽しくなかったら全然サイコロ捨てましょう。窓から捨てましょう。それで6出たらどうしよう。
次の長編はまた何年後になるか分からないですが、そのときはまたよろしくお願いします!
それではまた!👋
おまけ① あれ俺ですシリーズ
分かりにくいんですが、実はこのコースにはパーツの再利用がされている部分がいくつかあります。
それらを「あれ俺ですシリーズ」と称し、紹介させていただきます。
おまけ② 没タイトル
歴史の藻屑となったタイトル案たちの紹介です。
ワンピース ナミ エロ 同人
ウンチの鳥居
ホバリングしっこ
HS(ホバリングしっこ)
シッコのファミ通
シッコのCHEMISTRY
Syonboree(ションベンのJamboree)
ゲリサンダー
ゲリ帆立
ゲリ帆立-1ぐらんぷり
2ClJ(ふくらJ(ジェイ))
F9Lj(ふくらJ(ジェイ))
CCC(チンコチンコチンコ)※Everさんの案
バイナラ👋