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なぜ数学を学ぶのか(個人的見解)
数学、大好き。
専門に学んでいないし、理系でもないけど、教える仕事をしていたときは、よく数学担当になってた。
今も、時々、こうやって問題解く。
「数学なんて、なんの役にも立たない」とか、よく言われるけど、私は違う意見だ。
専門家でもない私が、思ってることを書いてみる。
(専門家じゃないから、わかることもあるはず!)
小学校の算数は、目に見える数を扱うので、この知識を何に使うのか、わかりやすい。
足し算とか、割り算とか、割合とか。
中学になると、はっきりと目に見えない数を扱うようになる。
マイナスとか、aとかbとか、2乗3乗とか。
高校になると、行列とか数列とか。
数学は、今いる世界の外側を見るための道具なのだ。
例えば、月までの距離とかね。
ミクロの世界、歴史を遡ってみたり、宇宙の大きさ、宇宙の始まり。
数学は、見えない世界を行くための道具なのだと思う。
数学は、自分の世界を広げてくれるのだ。
自分が見えない世界を扱う数字だから、
わからなくて当然だし、頭が混乱して当然だし、拒絶反応を起こして当然なのだ。
すっきりわかった気がしなくても、
進み続けることが大切なのだ。
問題を解いていると、ふっと数学と自分の世界がつながる瞬間がある。
とても幸せな気持ちになる。
数学、嫌いな子、多いけど、
少しでも数学の魅力が伝わったらいいな、と思っている。