ホロライブ5th fes Day1現地感想記(会場編)
ホロライブ最高!(気さくな挨拶)
熱狂のホロライブ5th、タレント、スタッフ、ファンの皆様2日間大変にお疲れ様でした。
2日間で4公演約12時間、ライブだけではなくエキスポという巨大特設展示イベントもあり、全通している人がもしいるとすれば確実に月曜は動けないレベルのお祭りでした。
箱が大きくなったものの相変わらずチケット戦争は続いていますが、自分は幸いstage2(初日夜公演)の現地チケットが手に入ったので現地参加することができました。
頑張ればさらに他のチケットも手に入りそうな気もしましたが、ステージ毎のメンツや自分の体力、日程も考慮してライブ一つで済ませることにしました。ものを味わうには腹八分目がいいこともあるんだ。
記事構成について
①会場②ライブ③その他に分けて今回のフェスについて書いていきます。基本的には現地で自分が直接目にしたstage2(初日夜公演)を基準に書きます。本記事は①会場についてです。
①会場編
クソ会j昨年までの幕張メッセイベントホール(収容9000人)から隣接の国際展示場1〜3ホール(収容2〜3万人)とキャパシティ的には3倍と非常に大きくなりました。厳密な席数は不明ですが箱のサイズとしてはVtuber史上最大のキャパシティでのコンサートと言って良いでしょう。
キャパが大きいと参加できるファンが純粋に増えるため現地での交流が進んだり、ライブの盛り上がりが爆発的に増すため大きい会場になったことは非常に素晴らしいことです。偉い。
ホロライブ周年フェスの歴史
これまでの歴史としては
1st fes 豊洲pits 収容3000人
2nd fes 立川ステージガーデン 収容3000人(コロナのため無観客)
3rd fes 幕張メッセイベントホール 収容9000人(コロナのため席数半分)
4th fes 幕張メッセイベントホール 収容9000人
5th fes 幕張国際展示場1〜3ホール 収容2〜3万人
ときており、この2年で一気にランクアップしたことが分かります。コロナの影響が減じてきたことと会社の体力、ホロライブの人気が伸びてきたのを感じますね。
クソの理由
話を今回に戻すと、会場の大きさは十分なものでしたが国際展示場は通常のコンサートホールではなく展示場として作られているため、二階席のようなものは存在しません。完全に平坦な座席配置になるので後方席はステージが見えないことで有名です。
また複数のホールを仕切りを取り払って連結して使うため、ホールに立っている柱がステージを見る際に遮蔽物として機能してしまい、構造上これを避けられません。
音響的にも気を遣った会場ではないので色々と不評になりやすい理由がつくりに詰まっています。
解決策
このステージが見えない問題を解決するため(であろうと思われる)に今回は前左右の3方向にそれぞれメインモニターとサブモニター2枚が取り付けられステージ扱いになり、セットリストのブロック毎にメインで使われるステージが変わっていくという演出が取られました。(厳密には設営物としてのステージは中央前方で生バンドのメンバーもそこにいました)
3曲歌われた全体曲では3方向全てにタレントが出演し、それも曲毎にタレントが入れ替わるため必ず1曲は推しが自分に近いステージで見れるようになっており、ここはタレント企業としてファンに対する非常に行き届いた心遣いを感じました。偉い。
難しい部分も
ただ横長になるため端側の座席だった人は反対側のステージがどうしても遠くなり、近くのサブモニターで映像自体は見れるものの(メインモニターは全体曲とメインでそのステージが使われる時のみ映像が映りました、あくまでステージであるという事ですね)ライブ参加としてはやや「遠い」感じが否めない気はしました。なぜか遠いステージの曲は音も遠く感じたのは自分だけでしょうか?
音響は三方向からでていたと思われるのですが音の反射の関係で二重に声が聞こえた場所、タイミングなどもあり、やはり本来コンサート会場ではないところを使っているが故の難しさは工夫を凝らしたとしてもオールクリアにはならなかったようです。
ただ、それはそれとして三方向のステージを使ったことで前の人でステージが見えない問題の緩和やライブの単調さを打ち消したこと、実質的な前列席体験の増加などデメリットを打ち消す以外のメリットもあったので、会場の抱える問題はともかく会場設営としては面白いものだったと思います。
エキスポとの関係について
フェスと併催されている特設展示イベントであるホロライブEXPOは3rd fesから始まり今回で3回目になりますが、こちらは展示、物販を中心とした体験イベントなため、展示場本来の役割が活かされるイベントになっています。
こちらはこちらで特別コーナーの整理券が先着順のため徹夜組、早朝組の存在で不平等化していたり、物販関係で時間がかかりライブの時刻に重なりかけたりと問題を抱えています。
自分は以前参加した時に特別コーナーを長時間並んだもののほぼ回れなかった経験や、ライブ前に疲れてしまうのも困るなという判断もあり今は参加しないようにしています。場外でも知人と会ったり楽しく過ごせますしね。
物販はまぁどこのイベントでも不手際はあるものなのでよくある事くらいの感覚ですね、物販に並ぶ事自体がイベントみたいな。
エキスポ分離
ところでこのエキスポとライブを併催できる会場がほぼ幕張しかないので3rd以降ここに居座ってるのでは?という想像がされています。
そうであってもなくても既に2日4公演でほぼタイムスケジュールを埋めてしまっている中でエキスポをくっつけておくのは純粋に客の物理的限界を感じます。
なのでそろそろ規模感的にも分離してライブはライブとしてツアーなども含めて発展してほしいし、エキスポはエキスポとしてチケット単位で入場時間帯の区別を設けたり、細かな対応をしてよりスムーズに大人数が体験できるように改善していってほしいなというのが個人的な感想です。
併催でも改善は不可能ではないと思いますが、チケット管理、タイムスケジュール管理、客の整理誘導が複雑になり、かつこれ以上の規模拡大を諦めることになります。
ホロライブシティの一環でエキスポをやるとかいいと思うんですけどね。今後に期待です。
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