芋が燃えた
レンジのなかで芋が燃えました。
焼き芋を作るつもりが、芋が燃えました。
・ソファでスマホをいじっていると「煙の臭いがする?」と気づく
・視線をあげると、天井が白い煙に覆われていて、室内全体には薄い煙が広がっている
・天井から視線を下ろすと、電子レンジのなかにオレンジ色の何かが見える
・「いま、ほぼ、火事っ」と認識して、ぅおおおお!?っとテンションがあがる (慌てるとも言う)
・急いで電子レンジの電源を落とし、電子レンジの扉を開ける
・開けた瞬間煙がぶわっと溢れ出す、煙の厚みを知る、目が痛む
・換気扇を回す、が排気がとても間に合わない
・キッチンを挟んで対角にある、玄関のドアとリビングの窓をフルオープンして風の通り道をつくる
・台風 6 号の影響で強風注意報が発令されていた天候ということもあり、抜群に風が抜けていく
・玄関で煙の行く先を見届けながら「晴れてたら消防に通報されてたかも」と思うぐらいに煙が流れていく
・その間に真っ黒になった芋に水をかけて処分する
水をかけていたら完全にバラけてしまったようで、後で写真を撮ってもただの消し炭にしか見えない状態。
レンジを使っての焼き芋は何回か作ったことがあるので、何がどうなってこうなったのか。。調理方法はこちら↓。
・芋に濡らしたキッチンペーパーを巻く
・電子レンジに投入する
・200 W で 12 分間加熱する
レシピを振り返って「あ、 200 W に設定し直していない...」と気づく。うちのレンジは標準設定のままだと 600 W で、その出力のままスタートしてしまった模様。
正確にはわからないけど、10 分ぐらい加熱していた。レンジの周りには燃えそうなものはいくらでもあるし、後ろの壁紙は燻されて変色しているし、あのときに気づけなかったら、、と思うとゾッとする。
電子レンジをオモチャ感覚で扱っていた節があったな、と思う。ボタンでピピッと設定して、あとは放っておけば目的のモノになっている、ドラえもんの道具のような感覚で使っている。これがコンロで作るカレーだったらちょこちょこ鍋の状態を気にするんだけど、レンジの場合は出来上がりまで気にかけることはほぼ無い。あくまで利便性を提供されているだけなのに、リスクがゼロになると履き違えていたな、と反省した。
「人間なので操作ミスや設定ミスは起きてしまう。その後の状態のモニタリングが大事なのだ。」と、どこかで聞いたセリフが身にしみた某日だった。
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