寒い日に、414 円でやさしさに包まれる方法
年末まっさかり、すっかり寒くなりました。寒いと心がささくれだってしまいがちですが、不意にやさしさに包まれて穏やかな気持ちになる経験をしましたので、ここにご報告いたします。
(強烈に感動したのでちょと聞いて〜という気持ちの勢いそのままに書き殴ります。)
やさしさに包まれる方法
最寄りのセブンイレブンで ホットカフェラテ (L) と 金のしっとりバウムクーヘンを買います
まずはホットカフェラテを一口飲みます
バウムクーヘンとホットカフェラテを交互にいただきます
これであなたもやさしさに包まれます。
やさしさに包まれる仕組み
ホットカフェラテ
カフェラテには 2 種類のやさしさが含まれています。「ミルク」と「温かさ」です。この季節のホットミルクは最強です。多くを語るまでもないでしょう。
バウムクーヘン
バウムクーヘンにも乳製品が含まれており「ミルク」のやさしさが宿っています。カフェラテと違って固体の性質を有しているため「お腹が満ちる」方面への働きかけも期待できます。
ホットカフェラテとバームクーヘンの組み合わせ
乳製品という共通項により、組み合わせが抜群に良いです。ハーモニーです。
初手のホットカフェラテの一口により、胃からじんわりと体全体にやさしさが浸透し、やさしさ包みの土台が形成されます。そこからバウムクーヘンのしっかりとしたやさしさと会遇します。少し強すぎるきらいもありますが、合間にホットカフェラテを挟むことで強弱絶妙なやさしさが錬成され、あぁわたし包まれているわと幸福感が訪れます。
よくある質問
Q. 通常のバウムクーヘンではいけませんか？
セブンプレミアムゴールド、いわゆる金のシリーズはワンランク上の品質であるがゆえ、少しお高い価格設定になっています。お財布へのやさしさ、これ即ち、持ち主へのやさしさです。
両方買って比べてみました。まずは外見からです。
金のしっとりバウムクーヘンには「フランス産発酵バターと卵にこだわりました。」と記載があります。
成分表を見ますと、金のしっとりバウムクーヘンには「メープルシュガー」が含まれていることがわかります。甘さはやさしさです。「優しい人こそ厳しいんだ」なんて正論、今は求めていません。
次に断面を比較してみます。
金のしっとりバウムクーヘン (左)の方が断面が滑らかそうな雰囲気があります。きめ細やかで、生地が崩れにくそうな印象です。
実際に食べてみると、圧倒的にしっとりしており舌触りが良いことがわかります。また口にいれた瞬間に広がる柔らかな甘い香りが原料の違いを感じさせます。卵、バターの乳製品特有の甘みが全面に表現され、カフェラテのミルクと強く融合します。
ふんわりバウムクーヘンとの組合わせでもやさしさの芽を感じるのですが、なんといいますか、そこから心の平穏に繋げるには自身の前向きな意思・エネルギーを必要とするように思います。やさしさに包まれる圧倒的受け身感を体験するためには、やさしさの総量がやや不足しているようです。
要件を満たすため、積極的に 40 円を上乗せして金のしっとりバウムクーヘンを選択すべきと考えます。
Q. カフェラテを Regular サイズにしてはいけませんか？
金のしっとりバウムクーヘン、なかなかボリューミーです。単体で食べると若干重たく感じるようになってきます。R サイズだとコンビネーションが最後まで維持できるか微妙なところですので、バランスをとるために L サイズを推奨します。
Q. 他の食べ物ではいけませんか？
調査不足につき、継続して試行錯誤していきます。どら焼きの線を攻めていきたいです。良いのがあったら教えてください。
現場からは以上です。
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